号外:JALジャンボ羽田空港ラストランディング
2011年2月20日、JALのジャンボは羽田空港への最後の着陸を迎えました。
昨日の6時30分に羽田空港のRWY34Rを離陸したJALのBoeing747-400D(JA8084)は、
新千歳空港へ向かい、その後国内最長路線である札幌(新千歳)-沖縄(那覇)をフライト、一泊して本日の午後14時過ぎに羽田空港のRWY34Lに戻ってきました。
これがJALのジャンボの羽田空港への最後の着陸です。
接地寸前のJA8084。
なぜかドキドキしました。。。
そして接地。
機内では大きな拍手が沸き起こったのではないでしょうか。。。
写真を撮っている私の周囲ではシャッター音が響き渡っていました!
まるでJALジャンボの到着を祝っているかのように。
4本のメインギアが接地。
スラストリバーサを使って減速です。
今まで何年もの間、何度もお客様の乗り降りのために使ったであろう羽田空港の第1ターミナルの前を通過します。
「東京国際空港」とJALのBoeing747-400D(JA8084)の最後の記念撮影。
新管制塔が出来るまではこの旧管制塔の管制官が何度もこのジャンボと対話していたんですよね。
その旧管制塔との記念撮影。
38番スポットに入るために滑走路を離れ高速誘導路へと入っていきます。
水平尾翼の上辺りには38番スポットで横断幕をもって出迎えるJALの職員の皆様が見えます。
いよいよ到着です!
フラップをたたみ込み、スポイラーを閉じて、38番スポットへ入るJL4904便。
多くの出迎えの人々が38番スポットでこのラストフライトを出迎えていました。
このあたりでかなりジーンとしてきました。。。。
そして無事にスポットイン。
最後のジャンボの誘導を終えたマーシャラーの方も直立してジャンボに敬意を表しているように見えました。
その数時間後・・・・
JA8084はJALのハンガーに連れて行かれました。
ハンガーの前に雨ざらしではなく、ハンガーの中にテールから格納されるようです。
ゆっくり、ゆっくりと疲れた体をいたわるようにJALのBoeing747-400D(JA8084)はハンガーの中に格納されていきました。
本当に感動のラストランディングでした!
今まで数え切れないほどJALのジャンボのランディングは見てきましたが、本日のランディングほど感動したことはいまだかつてありません。
感無量です!!
ランディングしたあと、タクシーウェイに入る指示がタワーからありましたが、その指示のあと、日本語でとっても心温まるやり取りが管制官とパイロットの間で交わされました。
もう涙があふれ出る寸前でしたね!!
本当に今までありがとう!
お疲れ様でした!!
※お詫び
今まで2月28日に那覇行きのフライトが羽田からあるという記載をしていましたが、
2月28日の那覇行きのフライトは東京(成田)からの出発でした。
羽田空港からのJALのジャンボの離陸はまさに昨日が最後でした。
謹んでお詫び申し上げます。
JALのジャンボの羽田の離陸は昨日が最後、着陸は本日が最後となります。
(営業フライト)