【号外】 心をひとつに、がんばろうニッポン
4月13日、震災から1ヶ月と2日後に、津波に飲み込まれて使用できなくなっていた仙台空港が復活しました。
それまでにも米軍の輸送機やヘリコプタは離着陸していましたが、民間航空機が営業フライトできるようになったのは4月13日でした。
震災からわずか1ヶ月と少しでオープンできたのは、米軍や自衛隊その他多くの皆様の多大なる支援のおかげです。
本当に人の力ってすごいですね。
そして、JALもANAも仙台空港の復活にあわせて、日本の、被災地の復興を願うメッセージを書いた飛行機の運行を開始しました。
「心をひとつに、がんばろうニッポン」
ANAのBoeing737-800(JA55AN)です。
出発準備中のB737-800。
隣にはBoeing767がとまっていました。
こうしてみるとBoeing737-800の小さなことが良く分かりますね。
小さくても、そのメッセージは力強いものを感じます。
いよいよ出発。
プッシュバックを行っています。
コックピットの窓の下にぶら下がっているのはコードレスインターフォンのモジュールですね。
タキシングを開始。
大きくUターンしてRWY16Lに向かいます。
右舷も左舷も同じラッピングです。
(どちらかが日本語で、どちらかが英語の表記になるかと思っていました。。。)
こちらは左舷側。
そしてテイクオフ。
「ローテーション!」でまず機首輪が地面を離れます。
エアボーン。
力強く、「心をひとつに、がんばろうニッポン」のメッセージを載せたBoeing737-800は離陸しました。
ギアを格納し、上昇を続けます。。。
雲間から時々顔をのぞかせていた太陽の光を受けて、キラリと機体が輝きます。
綺麗でした。。。
その少しあと、Airbus A320も離陸。
3時間ほどあと、JA55ANは羽田空港に戻ってきました。
そのJA55ANと、Airbus A320のツーショット。
当ブログの記事によくコメントしてくださる、仙台にお住まいのこんぶさんとの約束を果たしたくて、このJA55ANを撮影しに羽田空港へ行ってまいりました。
リクエストいただいていた全日空の被災地へのメッセージロゴ機体についてのANAのアナウンスページは以下のとおりです。
http://www.ana.co.jp/topics/notice_110408_jet/
空港へ着いて、第2ターミナルの展望デッキに出てみてびっくり!
その飛行機がいたんです!
1日がかりで待つことを覚悟して出かけたのですが、着いて直ぐに会えるなんて!
そして、待つこと数分。
既に出発準備を終えたJA55ANはプッシュバックを開始し、離陸のために滑走路へ。
今日は、200度~220度からの風がとても強く、離陸は16Lと16Rを使っていました。
北行きなら16L・・・・ビンゴでした!!
JA55ANの力強い離陸を見ることが出来ました。
良かった!!
ところで、驚くことはまだまだありました。
JALの新鶴丸の767と737にも会えたんです!!
737はこのANAのJA55ANと同じように、日本を応援するメッセージラッピング機です。
その新鶴丸の飛行機はまた明日。。。。