千歳空港へのアプローチ

幼稚園(中央幼稚園)から、小学校(日新小学校)・中学校(明倫中学校)まで
すごした北海道苫小牧市の沖を通過。
この後、左に旋回し勇払上空を飛行してR/W19Lのレフト・ダウンウィンドへ。
苫小牧市
航空自衛隊との共用空港でもあり、空域が複雑なのか、
民間専用空港とはやや違った場周経路を飛ぶ。
一気に高度を落としながら、ベースターン。
急速に高度を落としながらベースターン
ファイナルターンも滑走路の延長ではなく、左45度位斜めの線に向けて旋回
フラップを降ろして、ファイナルターン
滑走路のすぐ手前で滑走路延長線に乗せる。
原生林の上をファイナルアプローチ
パッチワークのような大地や、深い緑の森の上空を飛ぶのって、気持ちがいい。
空気が濃く感じる。
冬の真っ白な大地とはまた違った味がある。

濃い青の空

昨日は札幌への日帰り出張でした。
ANA55便、Boeing747-481D(JA8099)で羽田空港から千歳空港へ。
濃い青の空
雲の層を抜けると、朝の青い空が広がっていました。
雲との境界線の水色から、高空の群青色まで、青のグラデーションが美しい。。。
今回は52Aの座席を予約し、翼をじっくりと観察。
下の写真は飛行機の傾きをコントロールするためのエルロン。
エルロンは主翼についていて、左右で上下逆の動きをすることにより、傾きをコントロールする。
エルロンが下がった方の翼は、揚力が増すことで上がり、エルロンが上がった方の翼は
揚力が減ずることで下がる。
左翼のエルロンがわずかに下がり、右に旋回開始。
エルロンUp
左翼のエルロンがわずかに上がり、水平に戻る。
エルロンDown
Boeing747には低速時用のエルロンと高速時用のエルロンがある。
翼の先端から中ほどにかけてあるのが低速時用のエルロンで離陸時と着陸時にしか
動くところは見る事ができない。
飛行中に動作するのはもっぱら上の写真にある高速時用のエルロン。
高速時は翼面を流れる空気の流れが速く、胴体に近い部分にある小さなエルロンで
十分に傾きをコントロールできる。
これを観ていると、どういう操縦がされているのかが想像でき、おもしろい。
下の写真はフライト・スポイラー。
高度を落とす際、使われる。
機首を下げ、高度を下げようとすると、速度も増す。
その速度をコントロールするのがこのフライト・スポイラー。
フライト・スポイラー
フライト・スポイラーを使っているときは、がたがたと飛行機が細かく震える。
空気って、目には見えないけど、あの大きな飛行機を震わせるのだから、
かなり大きな力をもっているんだなぁと実感する。

いってらっしゃーい!

トーイング・トラクターに押されてゲートを離れる。
プッシュバックしながら、エンジンを始動する。
プッシュバック&エンジンスタート
トラクターが切り離され、エンジンが回り、タキシングの準備が完了。
コックピットと地上を繋ぐインターフォンをディスコネクトし、いよいよ滑走路に向けて
タキシングを開始する。
地上では、最後まで機体に付き添っていた地上係員が手を振り、安全なフライトを
祈りながら見送る。
「いってらっしゃい! 気をつけて!」
「Have a nice flight!」
お見送り

岐阜県の豪雨をもたらした雲

一昨日掲載した雲を飛行機の翼付きで。
積乱雲
9月2日夕方から3日未明にかけて岐阜県南部・三重県北部を襲った豪雨をもたらした雲。
3日にその豪雨の被害をニュースで知って、「あの時の、あの雲か・・・・・」と再掲。
2万8千フィートを飛んでいたのですが、その高度よりも高くそびえていた積乱雲。
地上は真っ暗でしたが、高い雲はまだ夕陽を浴びて光っていた。
こんなに美しい雲なのに、その下と中は地獄のよう。。。
被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
ちなみに、下の写真はその予兆?!
朝、伊丹空港への飛行中、伊勢湾北側を通過し紀伊半島直前で、
眼下で育ちつつあった積乱雲の卵。
積乱雲の卵
この日の朝のフライトは、あちらこちらに立ち上がった積乱雲を避けるため、
しょっちゅう旋回して蛇行してました。
また、羽田空港離陸後、富士山の北側を通るルートを期待していたのですが、
ちょうど横浜上空から神奈川県西部にかけて大きな雲があったので、
三浦半島の南端から相模湾上空を通るルートで富士山を拝めませんでした。

Ready for Take Off

羽田空港のR/W34Rからの離陸を待つ飛行機の列
離陸を待つ飛行機の列
前の飛行機が離陸滑走を始めて直ぐに、
“Taxi into position and hold”
で滑走路に入る。
羽田空港 R/W34R
旅客機の離陸をこの位置から見るのは初めて!
Take Off R/W34R

金色の雲

今日は、空から見た雲です。
大阪/伊丹から東京/羽田までのANA36便。
18時にSpotアウトし、18時15分に離陸。
大阪を離陸してしばらく上昇を続け、紀伊半島上空を通過中、
名古屋の西に巨大な積乱雲が夕陽を受けて金色に輝いているのが見えた。
そして積乱雲の東側では時折稲妻が光っていた。
金色に輝く積乱雲
西側は金色に輝き、東側は不気味な黒味を帯びている。
末期の積乱雲
きれいでした。
心が洗われるような自然のパノラマ。

SNA Boeing737-43Q

SNAのBoeing737-43Q(JA737F)
SNA Boeing737-43Q
昨日、山崎豊子さんの「沈まぬ太陽 御巣鷹山編」を読み終わりました。
アフリカ編から読み始めたのですが、鳥肌が立つような思いで読み続けました。
次は会長室編です。

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