いってらっしゃーい!

トーイング・トラクターに押されてゲートを離れる。
プッシュバックしながら、エンジンを始動する。
プッシュバック&エンジンスタート
トラクターが切り離され、エンジンが回り、タキシングの準備が完了。
コックピットと地上を繋ぐインターフォンをディスコネクトし、いよいよ滑走路に向けて
タキシングを開始する。
地上では、最後まで機体に付き添っていた地上係員が手を振り、安全なフライトを
祈りながら見送る。
「いってらっしゃい! 気をつけて!」
「Have a nice flight!」
お見送り

岐阜県の豪雨をもたらした雲

一昨日掲載した雲を飛行機の翼付きで。
積乱雲
9月2日夕方から3日未明にかけて岐阜県南部・三重県北部を襲った豪雨をもたらした雲。
3日にその豪雨の被害をニュースで知って、「あの時の、あの雲か・・・・・」と再掲。
2万8千フィートを飛んでいたのですが、その高度よりも高くそびえていた積乱雲。
地上は真っ暗でしたが、高い雲はまだ夕陽を浴びて光っていた。
こんなに美しい雲なのに、その下と中は地獄のよう。。。
被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
ちなみに、下の写真はその予兆?!
朝、伊丹空港への飛行中、伊勢湾北側を通過し紀伊半島直前で、
眼下で育ちつつあった積乱雲の卵。
積乱雲の卵
この日の朝のフライトは、あちらこちらに立ち上がった積乱雲を避けるため、
しょっちゅう旋回して蛇行してました。
また、羽田空港離陸後、富士山の北側を通るルートを期待していたのですが、
ちょうど横浜上空から神奈川県西部にかけて大きな雲があったので、
三浦半島の南端から相模湾上空を通るルートで富士山を拝めませんでした。

Ready for Take Off

羽田空港のR/W34Rからの離陸を待つ飛行機の列
離陸を待つ飛行機の列
前の飛行機が離陸滑走を始めて直ぐに、
“Taxi into position and hold”
で滑走路に入る。
羽田空港 R/W34R
旅客機の離陸をこの位置から見るのは初めて!
Take Off R/W34R

金色の雲

今日は、空から見た雲です。
大阪/伊丹から東京/羽田までのANA36便。
18時にSpotアウトし、18時15分に離陸。
大阪を離陸してしばらく上昇を続け、紀伊半島上空を通過中、
名古屋の西に巨大な積乱雲が夕陽を受けて金色に輝いているのが見えた。
そして積乱雲の東側では時折稲妻が光っていた。
金色に輝く積乱雲
西側は金色に輝き、東側は不気味な黒味を帯びている。
末期の積乱雲
きれいでした。
心が洗われるような自然のパノラマ。

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