Airbus A300就航当時のパンフレット

本日はちょっと変わった趣向です。
1981年3月に当時のTDA(東亜国内航空)で就航したAirbus A300。
そのデビューフライトを見に羽田空港へ行った際に、TDAの事務所を訪問し、そこでいただいたパンフレットが残っていました。
“「空の女王」ヨーロピアン・エアバス”というキャッチフレーズでデビューしたんですね。
A300 パンフレット1
中身はこんなです。
4つ折りのパンフレットです。
A300 パンフレット3
A300 パンフレット4
裏表紙はA300と3名のスチュワーデスさんの写真でした。
懐かしいですね~。
A300 パンフレット2
再掲になりますが、デビューフライトの出発前の様子です。
古くなった写真のスキャンで画像は汚いですが。。。。
A300デビューフライト前
昨日もA300の退役を惜しむコメントをたくさんいただきました。
JALのジャンボの退役のような華々しいものではなく、ひっそりとした退役。
それでも、たくさんの人がこのA300の退役を残念に思い、「ありがとう」「お疲れ様」という気持ちで送り出していることがわかりました。

私にとっての最後のA300-600R

昨日、2011年5月31日をもってJALのAirbus A300-600Rは路線フライトから退役しました。
旧TDA時代のA300-B2から20年、本当にお疲れ様でした。
私にとってのA300-600Rの最後の撮影は5月29日でした。
その写真を掲載します。
似たようなシーンが多いですが、その瞬間瞬間がどれも良くて外せませんでした。。。
雨の中羽田空港のRWY34Rからの離陸滑走を開始。
水しぶきが後方に吹き飛ばされます。
A300-600R 1
間もなくローテーション。
A300-600R 2
「ローテーション」
前輪が地面を離れます。
A300-600R 3
メインギアが地面を離れ、エアボーン。
A300-600R 4
アンチ・コリジョンライトがピカっ!
胴体下部のアンチ・コリジョンライトは尾部のほうについているんだ!!
A300-600R 5
綺麗な上昇角で上昇を開始。
A300-600R 6
海と空の境目を超え、雲の広がる空へ。
A300-600R 7
「ギア・アップ」
車輪の格納ドアが開き、車輪の格納が始まりました。
メインギアのドアは楕円形?!なんですよね。
A300-600R 8
ヴェイパーを期待していたのですが。。。
A300-600R 9
低い雨雲に向けて上昇、上昇。
A300-600R 10
そして、最後のA300-600Rは雲の中へと消えていきました。
A300-600R 11
以上、JALのAirbus A300-600R(JA016D)の離陸から上昇までをご覧いただきました。
もう、この姿を見ることが無いんだなと思うと、とってもさびしくなります。
日本の航空会社初のAirbusの飛行機として、TDAでデビューしたA300。
途中でシリーズが-600Rになりましたが、A300は20年間多くの人々を乗せ、日本の空で大活躍でした。
A300よ、お疲れ様でした!そして、ありがとう!

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