投稿者: airman

2014年3月31日にお客様を乗せての最後のフライトを終えた、ANAのジャンボ、JA8961。

先日、そのJA8961と最後の対面を果たしてきました。場所はANAの整備工場のDock3。

本日から数日間にわたって、ANA整備工場で撮影したJA8961の写真を掲載していきたいと思います。

尚、掲載にあたってはANA様の掲載事前確認を行い、許可を得ております。

第1回目の本日は、整備工場に入って、普通の建物なら3階に相当する部分にあるデッキから撮影した写真です。

青いヘルメットをかぶり、ANA整備工場に入場し、まず目に入ったのはJA704AのBoeing777でした。案内してくれているお姉さんも私たちの”狙い”（？！）が分かってくれていたのか、そのBoeing777は軽く済ませ、その奥にいるBoeing747-400D、JA8961のところへと足早に案内してくれました。

そしてその姿が目に入りました！！

まず、機体の背後まで進みます。

改めてその大きさに圧倒されました。。。垂直尾翼が大きすぎて先端まで入りきらない！

ほぼ真後ろから。

APUの排気口も近くで見ると結構大きい！

そして、ジャンボの特徴である2階席になっている機首部分ははるか向こう・・・・・。

もう、息をのむばかりです。

一階に降りる前に、もと来た道を少し戻り、斜めからジャンボをなめまわすようにじっくりと見ます。整備工場で売却前整備中ということで、周囲は雑然としています。

こうしてみると、主翼の前縁の後退角が2段階になっているのがよう分かります。

もっとアップで！

窓枠から伸びる水垢が、目につきました。何度も何度も清掃され、長い間飛んできたJA8961。ラストフライトまでチャーターフライトや里帰りフライト、そして定期便などで忙しく飛び回り、頑張ってきました。その汗のあとのように見えます。

胴体下のメインギア。

これまで何度の離着陸を繰り返してきたのだろうか。。。。

主翼上面に書かれた「JA8961」の文字。

Boeing747の主翼端。静電気を放電する髭のようなものがたくさんついてます。丸いチューブのようなものが翼端から飛び出していますが、これが非常時に燃料を放出するチューブなんでしょうね。

斜め後ろの位置に行って、機首部分を捉えます。

閉じられたハンガーのドアのこちら側でたたずむジャンボ。マシンだから感情は持っていないというのは分かっているのですが、つい「どんな気持ちなんだろう」と考えてしまいます。

こんなにピカピカで大切に整備され、まだまだ飛べるのに。。。

機首部分を斜め後ろからどアップで。

この後、１階に降りて、出発前のパイロットの機体外部点検と同じ時計回りでこのANAジャンボ、JA8961を十分に堪能しました。

この日のANA整備工場見学、ほとんどこのANAジャンボ、JA8961の見学に終始しました。

案内のお姉さんもいつも通りの見学は諦め、ANAジャンボとの最後の対面に付き合ってくれました。本当に感謝です。状況に応じて見学者の気持ちを汲んだ見学コースを組み立ててくれて嬉しかった！　さすが、 「あんしん、あったか、あかるく元気！」のANAさんですね。

このJA8961を整備工場で見ることができるのはこの日が最後だったそうです。

本当に幸運に恵まれました。

当初はこの日の午後一に整備工場から出ていくという情報もあったのですが、翌日に変更になったようです。

この日に整備工場で撮影した写真は800枚弱、その中から60枚あまりを選別し、掲載許可を頂き、そこからまた選別して数日にわたって掲載していきたいと思います。しばらくANA整備工場で撮影した写真におつきあいください。

 

昨夜は台風のような強風が吹き荒れていましたが、今朝はまたすっきりと腫れえちます。気温は昨日よりも低い予報です。朝はひんやりとしてます。

気温の変化が激しいですが、体調管理に気を付けて元気に週末を迎えましょう！！

今日の飛行機はエールフランスのAirbus A380です。

でも、飛んでいるシーンが1枚もないんです。すべてタキシングシーン。。。。(^^;)

そういうわけでテンションは低めですが、ご覧下さい。

まずはランディング後の様子。

スラストリバーサーは2番・3番エンジンのみ。A380の特徴ですね。

そして巨大なエンジンと巨体を支えるメインギア。

脚、短っ！

そして今度はRWY34Lに向かうエルフラのA380。管制塔との記念ショット。

ゆっくりとランウェイにラインナップ。

この時、なぜか頭の中ではエルガーの威風堂々が鳴り響いてました。そんな感じしません？！

（エルガーはイギリスの作曲家で、フランスとは関係ないんですけど。。。）

 

A380の横顔。

そしてもう一つ気になったのは後ろのNCAのBoeing747Fの胴体側面のドアがパカっと開いているところ。

いよいよ離陸滑走開始！

手前の重機達とのコラボレーション？！がなんとなく面白くて。。。

再び、管制塔との記念撮影。

加速も鈍く、翼もだらんと垂れたままで、全く飛び上がる気配なし。

この後、かなり長いこと走ってからフランスに向けて飛んでいきました。

 

地上の飛行機だけなのに、8枚も掲載しちゃいました(^^;)

まぁ、エールフランスのAirbus A380は成田でもそこそこ貴重な存在なので、ご容赦願います。

 

成田空港で撮影した写真に戻ります。（まだ、続くの。。。とか、言わないでください(^_^;)）

本日は初モノ！スターアライアンス塗装のEVA航空のAirbus A321です！

成田空港のRWY34Lをあっさりとテイクオフ！

スターアライアンス塗装、どんな飛行機にも似合いますね！

おっ！

このAirbus A321、シャークレット付きです。しかもそのシャークレットもスターアライアンスバージョンです！！

A320よりちょこっと長いA321。

バランス的にはA320のほうが、好きですね。

ストレッチした機体はBoeing777もDC-8もそうですが、垂直尾翼が小さく、後ろのほうにあるという印象です。

アンコリがピカっ！

ギアを格納中。

おっ！（2回目）

シャークレットの内側はEVA航空のデザインなんですね！！

 

スターアライアンス塗装のEVAのAirbus A321-200（シャークレット付き）、いかがでしたでしょうか。

垂直尾翼の”黒”が本当にきれいでした。

このAirbus A321、EVA航空が2013年10月23日に受領した機体なんですね。そしてシャークレット付きのA321はこのB-16206が最初だそうです！

貴重な機体を見ることができました。

やっぱり、成田はいいわぁ。

 

さて、週の中日。

今日は昨日以上に暖かくなるようですね！

春本番という感じです。

良い1日を！！

羽田空港で久しぶりにキャセイのジャンボの離陸を見ることができました！

今朝もとってもジャンボな気分なので、成田の写真を中断してキャセイのジャンボの離陸シーンをご覧いただきたいと思います。

まずはタキシングシーン。今月になってオープンした国際線ターミナルの拡張部分を背景に。

飛行機は建物の向こう側に駐機しているので、全く見えません。

離陸滑走開始。

ANAジャンボが退役した今、羽田で見られる数少ないジャンボの一つ。貴重な離陸シーンです！

JALのエンブラエルとツーショット。

「Tokyo International Airport」を背景にローテーション。

ロールスロイスのツルンとした細長いエンジンのジャンボ、本当に久しぶりに見た！！

ANAのBoeing787と。

後ろ向きですが、シンガポール航空のAirbus A330と。

こんな時間にシンガポール航空の飛行機がいる？

そういえば、国際線ターミナルがやけににぎやか！4月になって増便されたんですね！

ANAのBoeing777-300を背景にエアボーン。

月のマークの花王（KAO）を背景に上昇中。

主翼がきれいにしなってます！！

羽田名物、ゼネ石のタンクを背景に上昇を続けます。コックピットではPositive RateでのClimbが確認され、キャプテンのGear Up!の声がかかり、ギアレバーが押し上げられ、ギアの格納が始まりました。

そして火あぶり？！

もう少し豪快な炎を期待していましたが、ちょろちょろとした炎でした。。。

ギアを格納し終えたキャセイのジャンボンの上昇する姿を斜め後ろから。。。

時刻は5時少し前、第1ターミナル展望デッキからだと逆光になる時間ですが、太陽は薄い雲の向こう側にあり、弱々しい光を放つ状況でした。

写真はちょっと暗めですが、時間が時間なだけにご容赦願います<(_ _)>

昨日は本当にジャンボな1日でしたので、今日はどうしてもその余韻に浸りたく、撮れたてのジャンボの写真を羽田空港の風景とともにご覧いただきました。

メインのジャンボはまた後日、掲載させていただきます！！

今日はその余韻を引きづりながら名古屋出張です(^^;)

今日は長い1日になりそうです。。。。

 

皆様、良い1日を！！

ANAジャンボがラストフライトを終えてから1週間。

まだその余韻が残っています。ということで。。。

このAirmanの飛行機写真館というブログがスタートした2006年から撮影したANAジャンボの写真から選び抜いた写真を本日は掲載します。

2006年頃に使っていたのはNikonのD50でした。

まずはその2006年に撮影したRWY16LにアプローチするANAジャンボから。

まだ機体には「全日空」・「All Nippon Airways」の文字が書かれていました。

 

続いては城南島埠頭公園でRWY16Lに向けて旋回するANAジャンボ。通称「東京カーブ」、懐かしいですね。

こちらも城南島埠頭公園で撮影。

この頃は南風運用になると、城南島に出かけてました。

D滑走路ができる前で、南風の日は着陸はRWY16Lだけでこなしていました。次から次へとやってくる飛行機が頭上や、すぐ目の前を通過していく姿は大迫力で、本当に楽しかった！

城南島海浜公園から数分歩いたところでRWY16Lへのアプローチコースの真下！このポイントもお気に入りでした。

お腹や脚がバッチリ見えました。

この頃は「ジャンボの退役」なんて全く想像もせず、空港はまだジャンボだらけでした。

RWY22にアプローチするANAジャンボ。

RWY16Lが着陸に使われている時期、RWY22へのアプローチは非常に貴重でした。

”西風”が強くないと、RWY22は使われませんでしたからね。

この日も夕方までRWY22アプローチを堪能していて、このような素敵な光景に出会うことができました。

背景に東京ゲートブリッジが登場するようになりましたが、なかなかつながりませんでしたね。

ポケモンジェットというジャンボも活躍していました。

お花ジャンボの写真はありましたが、ピカチュウジャンボの写真は予選落ちで掲載できる写真は見当たらず。。。。ポケモンはコレ1枚です。

離陸するANAジャンボのどアップ！

お気に入りの構図です！

浮島町公園で撮影した2つの管制塔を背景にRWY34LにアプローチするANAジャンボ。

Airline Picturesというサイトにも投稿し、採用された1枚。これもお気に入りの1枚です。

川崎の工場を背景にRWY34LにアプローチするANAジャンボ。

もっと、このシーンを撮影しておけばよかった。。。

羽田空港らしいですよね。

ジャンボが上昇する姿、いつも元気をもらっていました。

早朝のジャンボ。

特に冬の早朝に見るANAジャンボは好きでした。

いつもと違う色、輝きを見せてくれたんです。

ようやくつながった東京ゲートブリッジを背景に上昇するシーン。

やはりこの絵が好きだなぁ。

 

 

2006年から2014年3月31日までの8年間に撮影したANAジャンボはそりゃあ、大量にありました。ANAジャンボ退役記念ということで、もう一度ブログに掲載する写真を選び出すのは大変でした。どれもこれも捨てがたく、選定に1週間も時間がかかってしまいました。

ANAジャンボ・・・本当に長い間、私たち航空ファンを楽しませてくれました。

「Thanks! ANA Jumbo!!」という想いです。

（「ありがとうジャンボ」はJALジャンボで封印。。。）

最後に、もう一目、会いたい。

と願ったところで、今日の記事はおしまい。

新しい1週間が始まりました、今日からはまた暖かな春の日が続きそうです。

皆様、良い1週間を！！

今日もANAの特別塗装機、羽田ではたまにしか見られない編。

ANAのSTAR ALLIANCE塗装は羽田ではJA711A・JA712AのBoeing777が有名でよく見られますが、Boeing767のSTAR ALLIANCE塗装はめったにお目にかかれません。

前回の成田で、しっかりと見ることができ、撮影できたので、今日はその写真をご覧いただきたいと思います。

まずはお見送り風景。

偶然、向こう側をアリタリア航空のBoeing777がタキシングしていて、ツーショットになりました。

このアリタリア航空がスカイチーム塗装だったら・・・・残念。

タキシング中の後ろすたがをどアップで。まず1枚。

もう1枚。

白と黒のシンプルなデザインなんですが、とっても味があるというかおしゃれなデザインで好きなんですよね。STAR ALLIANCE。

この角度でもうこの高さ！

斜め前から飛行機のエアボーンを見られるのはイイですね！

本日のベストショット、お気に入りの1枚。

顔つきがイイし、ジェット噴射が”見える”のがイイ。

真正面を通過。

ギアは格納中。

斜め後ろになりかけるところ、ギア格納完了の少し前。ここでギア格納が完了していてくれたら良かったのに！

ピンボケですが、ラスト。

やっぱりこの姿はイイですね。

飛行機が空を飛ぶ、本来の姿。（フラップが少し降りているのは目をつぶってください。。。）

Boeing767のSTAR ALLIANCE塗装機はこのJA614Aのみですよね。

Boeing737で1機、Boeing777で2機、計4機ですが、これでSTAR ALLIANCEの規定というか、お約束は果たしていることになるのでしょうか。保有機数の何パーセントかをSTAR ALLIANCE塗装にしなくちゃいけないとかいうお約束。

何が言いたいかというと、Boeing787のSTAR ALLIANCE塗装機は登場しないのかなってこと。

ジャンボの退役や他の古い機材の退役はあるものの、Boeing787やBoeing737の導入も進められていて、ダウンサイジングもしているので機体数は増えているのでは？と思ってしまいます。

楽しみに待つことにしましょう！

 

昨日は大学時代の仲間と久しぶりに会うことになり、大学近くの居酒屋で楽しい時間を過ごしてきました。集合時間が17時という早い時間でもあったので、飲みに行く前にみんなで大学のなかを見て回ってきました。

25年前と全く変わっていない剣道場や体育館、部室棟やその他古い校舎もあれば、すでに無くなっている校舎や、新築された校舎もあり、懐かしさ半分、時代の流れを感じさせられること半分といった感じでした。

部室棟は全く変わってなく、部室の場所も当時のままで、本当に懐かしかった！！

大学は丁度、新入生の部活動・サークルへの勧誘活動の真っただ中で、大きな看板が掲げられ、呼び込みを行う風景もあちらこちらで見られ、新入生たちが誘われていました。

これもまた懐かしい風景。

私は勧誘されたというより、航空部があったからこの大学に行ったのですが、やはり新入生の勧誘シーンは懐かしいものです。（2年目以降は一生懸命、新入生獲得の勧誘活動をしたし！）

あれから25年以上が経ち、今の大学の新入生は自分の息子よりも年下。もう子供たちの世代なんですよねぇ。

でも、気持ちは同世代？！

大学をプラプラと歩き回って、学生さんたちの中を歩いているときにはそう錯覚してしまいました。

その後の飲み会も当時の話などで大いに盛り上がり、昨日だけは25年前にタイムスリップしました。

たまにはいいですね！

 

本日は成田空港で撮影したANAのBoeing787の写真をご覧いただきますが、ただBoeing787の写真を掲載しても面白くないので、”3種類”のデザインを並べてみました。

現在、ANAには3種類のデザインのBoeing787が存在しています。

現時点で一番ポピュラーなのが、今までのトリトンブルーのデザインに大きく「787」と書かれたパターンですね。

成田空港でもこのデザインを多く目にします。

JA804A。

反り返った主翼の下面にメインギアのタイヤが映りこんでいます。それだけですが。。。

今までの飛行機とはちょっと違う、この斜め後姿。

この翼のしなやかさは操縦桿を握っていて感じるのだろうか。。。

ギアのドアが閉まるのを待ちきれませんでした。

ドアが閉まり、翼の上から「787」の文字が見える・・・という構図が良かったのですが。

続いてはJA802A。

1号機・2号機限定の特別塗装バージョンですね。仲間内では「サバ」と呼ばれています。

最近、羽田空港でみかけないなぁと思ったら、もともとが国際線仕様の機体、本来ある場所、成田空港で活躍していたんですね。

私は「サバ」というより、サッカーの日本代表のユニフォームを連想してしまいます。

こちらも「787」の文字はかろうじて主翼の上から見えたのですが、ギアのドアが。。。。残念！

最後は、これから増えていくであろう、普通のBoeing787のデザイン。

大きな「787」の文字が機首から消えています。

これが普通になるのでしょうけれども、大きな「787」を見慣れていたせいか、なんとなく違和感を感じます。

この角度、このポジションでBoeing787を見られるというのも成田の嬉しさ。

距離はそこそこありますが、撮影ポイントの選択肢が多いのが成田空港の良いところです。羽田空港も空港周辺の飛行機を見るスポットを用意してくれれば良いのに。。。

RWY34Lから離陸滑走を開始したANAのBoeing787。JA827A。今年デリバリーされたばかりの新しい機材です。

成田の2つの管制塔と新しいANAのBoeing787。

 

ANAの3種類のBoeing787、いかがでしたでしょうか。

もう、珍しい、貴重な被写体ではありませんが、こうして並べてみると面白いかなと思って枚数は多くなってしまいましたが、記事にしてみました。

 

さて、桜が満開となり、すでにピークが過ぎてしまった土曜日。皆様、お花見はお済みでしょうか。

「桜と飛行機」を撮りに、成田空港へ！！と思っていたのですが、今週末は天気が不安定だし、いろいろと用事もあり、今年は無理そうです。

 

それでは、皆様、良い週末を！！