EuroflyのAirbus A330-200のテイクオフ!

8月27日の土曜日、Eurofly(Meridiana Fly)のAirbus A330-200(I-EEZM)を見ることができました。
もちろん、初モノで当ブログ初登場です。
Euroflyはイタリアのミラノにある航空会社でMeridiana Fly(メリディアーナ・フライ)の子会社です。
成田空港のHPの出発便情報ではメリディアーナとなっていたので、子会社の機材で運行していたということなのでしょうか。。。
機体に”Eurofly”と描かれているのでとりあえず、記事タイトルは”Euroflyの・・・”としました。
イタリアのミラノまでの長距離フライトだから離陸滑走を引っ張ってくれるだろう・・・
と期待していたら、あらま!
かなり早くエアボーンしてしまいました。
“そんなに早くエアボーンしたら、さくらの山の横に来るころには高いところまで上昇しちゃって、お腹しか見えない。。。。”
GZ A330 1
初めて見る航空会社・デザインの飛行機、ちゃんと横から見たい!と思いながら、
上昇を見守ります。
既に翼端からは薄い白い線をひいています。
GZ A330 2
上昇角はやや浅かったので完全なお腹にはなりませんでした。
かろうじて胴体の前部に描かれた「eurofly」の文字と尾翼の「e」のデザインが見えます。
GZ A330 3
でも、やっぱりエアボーンが早すぎた。。。
さくらの山の横ではお腹を仰ぎ見ることになってしまいました。
残念!!
GZ A330 4
胴体前部の「eurofly」の文字の下には、「Airbus A330-200」と機種名が描かれています。
胴体のラインは今、はやりの波線?!
濃淡を付けたグレーのラインが緩い曲線で波のように胴体を流れています。
GZ A330 5
曇天の日にはあまりぱっとしませんね^^;
尾翼の「e」のデザインだけが目立ちます。。。
GZ A330 6
Airbus A330は翼端からのヴェイパーが出やすいですね。
GZ A330 7
この後、何か起こるかな・・・と期待してレンズを向け続けましたがあっさりと上空の
雲の中に吸い込まれていってしまいました。
乗客や貨物が少なかったのかな。。。軽々と上がっていきましたね。
とりあえず、初物ゲットということで、メリディアーナのミラノ行でした!

トルコ航空のトリプルセブンと翼端渦!

トルコ航空のBoeing777-300ER(TC-JJK)、TK51便イスタンブール行の離陸です。
浅い機首上げ角度で上昇を開始しました。
500mmレンズのさくらの山デビューで嬉しかったのは、離陸直後に成田空港のハンガーなど地上の建物を背景に飛行機を大きなサイズで撮影できたことです。
さくらの山は空港に近いとは言っても外周の外、エアボーンする場所はかなり遠くに見えます。それがフレーム一杯になるまで近づけるというのは感動的でした。
TK B777 1
トリプルセブンのテイクオフ、力強いですね!
ジャンボやサンパチは別格ですが、双発機でこの迫力。
大きなエンジンです!
TK B777 2
機首部分には何か愛称が描かれています。
「AKDENIZ」(アクデニズ)?!
トルコのアンタルヤの近くの地名?!
Googleで検索するとAKDENIZ HOTELとかAKDENIZ UNIVERSITYなんかが表示されます。
TK B777 3
大きな翼を広げてトリプルセブンが上昇していきます。
主翼の上がこころなしか白く輝き始めました。
「これは来るぞ。。。」
上空には青空が見えるものの、上昇経路の先には低い雲が流れ込んできました。
期待十分です!!
TK B777 4
期待通り、主翼上面にヴェイパーが発生。
左右アンバランスでちょっと薄いですが。。。
TK B777 5
ヴェイパーが大きく膨れ上がるまえに、前方の雲に突入してしまうかも。。。
TK B777 6
さぁ! ここからが見せ場。
雲は低いですが、トリプルセブンはその雲の下ぎりぎりをかすめるようにというか、ひっかけながら上昇を続けます。
雲の底が主翼上面に引き寄せられるようにまとわりつきます。
TK B777 7
主翼全体が引き寄せた雲に覆われます。
このまま機体は雲の中に消えてしまうのか?!
TK B777 8
トリプルセブンの大きな翼は強かった!
まとわりついてきた雲をその大きな翼で切り裂き、大きな翼から発生する翼端渦でかき混ぜます。
TK B777 9
少々ピントが甘くなっていますが。。
渦がいよいよはっきりとしてきました!
切り裂いた雲から太陽の光も差し込み、機体を照らします。
不思議な光景。。。
TK B777 10
TK B777 11
この後は本当に雲の中に入ってしまいました。
こんなにはっきりとした翼端渦を目にしたのは初めてのこと。
ヴェイパーも感動しましたが、この翼端渦はもっと感動しました!!
また、見たい!
でも、見せてくれたのはこのトルコ航空のトリプルセブンだけでした。。。
カッコよかった!!
以前アメリカでC152(セスナ152)に乗っていた時に、リバーサイドやオンタリオなどで離着陸する際、「Caution Wake Turbulence」と、先に離着陸したジェット機の後流を注意喚起されたことがあるのですが、これだったんですよね!
普段は目に見えないので、「Caution」と言われても、先行機とパス角を変えるか、進路をずらすしかないのですが、後流に入った時には「ガタガタっ」とします。
トリプルセブンの後流ってすごいのでしょうね。
間もなく四国地方に台風12号が上陸するようです。
関東・横浜への影響は今のところやや強い風だけですが、これからも警戒は継続ですね。
四国・近畿地方・中国地方の皆様はこれからピークを迎えることと思います。
十分にお気を付けください。
雨による河川の増水、強い風による転倒や飛散物との衝突など、台風は危険です。

アエロフロートのA330も見せてくれました!

昨日のAF(エールフランス)のBoeing777に続いて、SU(アエロフロート)のAirbus A330の離陸シーンです。
こちらも見せてくれました!
比較的長い滑走距離を走ってエアボーン。
右のエンジンがうすーく白く濁っています。
この時点で、期待十分!!
SU A330 1
でもって、近づいてみると。。。
「やったー!」
エンジンのファンの前が白く染まります。
離陸出力で回転するエンジンのファンに大量の空気が吸い込まれ、圧縮され、空気中の水分が水蒸気になって見せてくれる現象。
SU A330 2
でも、一瞬で消えてしまいました。。。。
というわけで、A330の美しい胴体のラインを堪能することにします。
ロールスロイスのすっきりとした形のエンジンもA330にはピッタリです。
SU A330 3
もっと近づいてみます。
機首部分に何やら書かれていますが、きっとこの飛行機の愛称なんでしょうね。
たぶん、ロシア語なのでなんて書かれているのかは分かりませんが^^;
SU A330 4
そして斜め後ろ下方からの定番のショット。
「おっ!」
翼の上が白くなり始めた。
「こりゃ、来るな・・・」
再び期待に胸を膨らませます。
SU A330 5
背景が曇り空なので、あまり目立ちませんが、主翼の上に昨日のエルフラのトリプルと
同じように、白く圧縮された空気から発生した水蒸気が盛り上がり始めました。
そして翼端のウィングレットの端からも切り裂かれた空気から発生する白い線が。。。
SU A330 6
徐々に翼端からの白い線がくっきりしてきます。
SU A330 7
そして。。。。
「キターっ!」
背景の雲も明るい雲に変わり、その手前を上昇するAirbus A330。
その瞬間です。
白い線が黒線に変わり、白い水蒸気も灰色の水蒸気に変わりました。
光りの加減なのでしょう。素晴らしい演出です。
なんてこった。。。 しばしボーゼンとしました。
これで背景が青かったり、夕焼けに赤く染まる雲だったらAirliner’s Netで良く見かける写真になるんですが。。。。
SU A330 8
いやー、いよいよヴェイパー祭りらしくなってきました。
さくらの山の最も滑走路延長線に近い場所に陣取り、離陸上昇する飛行機を遠くまで見送っては、次の離陸機を振り返るという忙しい時間帯に突入です。
次から次へと飛行機が飛び立っていく12時前後の離陸ラッシュの時間帯。
RWY34Lの手前にはまだまだ飛行機が並んでいます。
飛行機はそれぞれ機種も違うし、離陸滑走距離も違えば、離陸後の上昇経路も違います。
また、滑走路の延長線上にある雲もどんどん流れていきます。
JALやANAのBoeing737やBoeing767、A320なんかはあっという間に上昇し、さっさと雲の中に消えて行ってしまい、ヴェイパーをたなびかせる暇さえありません。
離陸機は多いものの、なかなか「キターっ!」となる写真は撮らせてくれないものなんですね。
そんな中、美しい、エキサイティングなシーンを見せてくれた数機の飛行機を明日からも掲載してまいります。
いよいよ台風が今日・明日にも上陸か!
横浜は雨が降ったりやんだりという状況で、風もそれほど吹いていません。
が、群馬県では大量の雨で駐車場の車が水浸しになるという映像が昨日ニュースでやっていました。
台風から離れていても大きな被害が発生している今回の台風。
週末、気を付けてお過ごしください!!

エアフラのトリプルが離陸、おーっ!すごい!!

8月27日の土曜日、この日は天気も悪く、航空博物館のBoeing747 Section41がメインのターゲットでした。
その航空博物館でジャンボとYS-11を堪能し、結構満足した後、「さて、どこに行くか・・・」と考えましたが、風は北風ですでにお昼近い時間。。。
ということで、さくらの山に行って参りました。
雨は降ってはいないものの、空には雲がびっしり。
そんな時にエールフランスのBoeing777-200ER(F-GSPA)が離陸してきました。
エールフランスのAF275便、パリのシャルル・ド・ゴール空港行きです。
成田空港のRWY34Lを離陸、欧州便のBoeing777にしては、エアボーンのタイミングは早く、”いつもの離陸シーンか。。。”という感じでした。
AF B777 1
そして、浅い角度で上昇を開始。
空を覆う白い雲が背景で、「白い機体は溶け込んじゃうな・・・・」と、
テンションはあまり上がらずに、”とりあえず”撮影。
来るものは拒まずということで。
AF B777 2
よーく見ると左右のエンジンポッドにちょっと違いが見られます。
また、以前見たGE90エンジンにはエールフランスのロゴマークはなかったのですが、
このエンジンにはGE90のロゴと一緒にエールフランスのロゴが描かれていました。
AF B777 3
曇り空の成田でしたが、空の一部にはぽっかりと穴が開いたように青空が見える場所もありました。
その青空の小窓を背景に飛行機が通ってくれれば。。。
一応、エールフランスの飛行機らしい、エレガントなお顔をきれいに撮ることができました。
AF B777 4
斜め後ろ下方から離陸上昇する飛行機を追います。
さくらの山からの撮影で気に入っている構図の一つ。
AF B777 5
青空の小窓は小さく、あっという間に雲の下に。
しかもこの日のシーリング(雲底の高さ)は低く、すぐに雲の中へ。。。と思いながらも
レンズを向け続けました。
AF B777 6
「はい、いってらっしゃい」と思い、構えたレンズを次の離陸機に向けようかと思ったその瞬間、
エールフランスのトリプルの主翼の上面にボワっと雲が沸き立ちました!
「おーっ! キターっ!」。
内心、期待していなかったわけではありませんが、それでもついに現れたその光景にテンションは急上昇↑↑↑
AF B777 7
その光景も一瞬のことで、飛行機は雲の中へ・・・・。
「なんだ、もう終わりか・・・・」と思いながらも次の驚くべきシーンを期待しながら、
撮影を続けます。
AF B777 8
そして、あらためて「キターっ!!」です。
直ぐ上にある雲が主翼の上に落ちてきて、纏うような光景が!
両翼端からは渦を巻いたヴェイパーも発生!!
AF B777 9
もっとも多くのヴェイパーが発生した瞬間。
息をのみながら、シャッターを押し続けます。
「もっと、もっと!」
「いいよーっ!」
「きれいだねぇ!!」
AF B777 10
でも、その光景は長くは続きませんでした。
主翼を覆っていた衣はすぐに薄くなり、はがれるようになくなり、
そして飛行機は今度こそ本当に雲の中に消えていきました。
AF B777 11
さくらの山にやってきて良かったぁ!と思った瞬間です。
そういえば、TAMRONの500mmのさくらの山デビューでもあったんですね。
それまでの300mmの世界とはまた違った光景がファインダーの中に広がりました。
そいうことで、今週・来週はしばらくさくらの山で撮影した写真を掲載してまいります。
今までとはちょっと違ったシーンをお楽しみください!!
台風12号がいよいよ日本に接近中。
関東・横浜では曇ってはいるものの、風も雨もなく、蒸し暑い朝となっています。
台風の影響はこれから徐々に出始めるのでしょうね。
皆様、お気を付けてお過ごしください!!

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