飛行機を誘導し、出迎える

羽田空港の第2ターミナル、PBBではなくタラップにバスが横付けされ飛行機に乗り降りするスポットがあります。展望デッキの前に広がるエリアと、展望デッキからは見えないですが、第2ターミナルの北側、VIPスポットの並びのエリアです。そんなエリアのスポットに入る飛行機はマーシャラーさんに誘導されます。

今日はその様子をご覧いただきたいと思います。

スポットに入ってきた飛行機はANAのBoeing737です。(Boeing737やA320、時々Boeing767。小さな飛行機が多いです)

片手を垂直に上げ、片手を水平にする合図で飛行機が左折し、スポットに入ってきました。-1-0989

オレンジ色のパドルを持っているのがマーシャラーさん。その手前で水平に手を広げているのは車輪止めを設置したりする地上スタッフさん。

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Boeing737はいわゆる”小型旅客機”の部類かと思いますが、それでもこうして人間と比べると大きいですよね。約160人の乗客と4・5人のクルーが乗っているのですからそれなりの大きさです。そんな飛行機を両腕の合図で誘導するんです。いつみても、「いいなぁ」と思ってしまうシーンです。パイロットとマーシャラーさんは言葉は交わせませんが、正しい位置に飛行機を止めるという一つのゴールに向けてつながっています。

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飛行機はもう目の前です。飛行機はゆっくりゆっくりとマーシャラーさんの目の前を進みます。マーシャラーさんの視点で飛行機を見てみたいですねぇ。

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大きく腕を上げて、パドルをクロスさせて飛行機が停止。ノーズギアはピタリと地面に描かれた線の上。所定の位置に到着です。

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飛行機の離着陸を撮影していると”飛行機が”飛んでいるように見えますが、こうしてスポットに到着したり、プッシュバックされてタキシングを開始する飛行機を見ていると飛行機を”人が”動かしている様子が見え、そんな飛行機を動かす人たちのすごさを感じます。

どんなに大きな飛行機もそれを動かすのは人。多くの人の働きがあって、飛行機は出発し、目的地に飛ぶ。そんなことを感じられるのが今日のようなシーンです。

展望デッキにいると、今日の写真のようなスポットへの誘導シーンも見られるし、スポットで多くの支援車両に囲まれ、多くのスタッフに取り付かれて出発準備をするシーンも見ることができます。

空港での飛行機の楽しみ方の一つですね。

空港に行ったら、離着陸だけではなく地上での出発準備シーンや羽田空港にやってきた飛行機がスポットに入る様子をじっくりと見てみてください。いろんな発見があるかもしれません。

 

それでは皆様、良い1日を!

RWY34L Landing @Haneda by JAL

羽田空港の北風運用時、RWY34Lへのランディングシーンの写真が続いておりますが、本日はその最終回、JALの登場です。

写真はちょっと古く、9月中旬の撮影ですので、遠い写真はメラメラにやられちゃってますが、ご覧下さい。

まずは鶴丸のBoeing767。

昨日のAirbus機に比べると、上向き姿勢というよりもほぼ水平に降りてきてますよね。

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接地の瞬間。前輪ももうすぐ接地しそうな高さです。

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まだいました、サンアークのBoeing767。アプローチライトと一緒に撮ってみました。

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滑走路横断待ちのJALのBoeing787の前でランディング。機体はJA8299、1989年にデビューした古い機体です。後方のBoeing787はJA832Jで2013年7月のデビュー。その差25年!

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「白と黒」

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JALのBoeing777ってとっても太って見えます。顔もむくれてる?!

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同じBoeing777でもJALとANAでは全く印象が違います。色というかデザインの影響って大きいですね。

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そしてウィングレット付きのBoeing767が降りてきました。

カッコいいですね!!

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機体はJA606J、Boeing767-300/ERです。

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「エコジェット」

このエコジェット、単に余白にラッピングしたわけじゃなかったんですね。胴体の「JAPAN AIRLINES」の文字も小さいです。

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「JAL SKYNEXT」のBoeing777、JA007D。このJA007Dは元JASの機体。ノーズギアの格納ドアには”007”と書かれていて、記憶に残る機体なんですよね。

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JALもBoeing737を大量に使っているのですが、なぜか今回は撮影していませんでした。多すぎて撮らずにいたら、1機も撮っていなかったというオチ?!

昨日は入社時の研修ということで、いくつかの講義を受けたのですが、その中の一つでとても印象的なものがありました。社内の人間関係についての講義です。

人間関係を円滑に保ち、過ごしやすい環境を整えるために3つのポイントがあるという話でした。

1つは「コンプリメント」、2つ目は「I メッセージ You クエスチョン」、3つ目は「未来・解決思考の問いかけ」です。

「コンプメント」とはいわゆる「褒めること」なんですが、ただ褒めるだけではなく、相手の能力・努力・気持ち・考え・できたことを褒めるということで「コンプリメント」という言葉を使ってます。

ただ「いいねぇ」・「すごいねぇ」じゃなくて、上記の相手の”資源”を具体的に褒めることが相手を認める・承認するということになり、相手のやる気を引き出すというのです。

2つ目の「I メッセージ You クエスチョン」は「私はこう思う、あなたはどう考える?」という意味です。相手を非難するだけの言葉や単なる命令では人は動きません。かえって反抗を招きます。まずは自分を主語にして、相手に共感してもらうことから始めるというのがポイントですね。

そして「未来・解決思考」。よく「なんで〇〇しなかったの?」とか「〇〇って言ったじゃないか」という怒り方を耳にしますが、すべて過去の行動を非難しているだけで、今さら言ってもしょうがないこと。物事を解決するためには未来に焦点を当てて、相手の力を引き出す問いかけや誘いにする必要があります。「〇〇しようよ」・「〇〇を解決するためにはどうしていけばよいか一緒に考えるか」。

叱責(叱る)と怒るは違います。怒るには感情が入っていて感情の対立を生み出します。

自分自身の家族との対話、仕事の仲間との対話を見直す、良いきっかけになる講義でした。

 

さて、昨日はコートのいらない暖かな1日でしたが、本日は一転してとても寒い一日になります。寒暖の差が大きいと体調を崩しやすくなります。

RWY34L Landing @Haneda by Airbus

昨日がANA機のRWY34L Landingだったので、きっと今日はJAL機だろう。。。と予想した方も多かったのではないでしょうか。

きっとそう思われるだろうなと思って、今日はANA・JAL以外のエアラインを集めました。そして偶然にも全部Airbus機になりました。

まずはスターフライヤーのAirbus A320。-1-5359

あれ?なんか変。。。

左翼のシャークレットも白いですね。確か、左翼のシャークレットは内側も黒かったような。。。

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可愛いスラストリバーサーとスポイラーで減速。

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続いてはガルーダインドネシアのAirbus A330です。羽田空港でガルーダインドネシア航空の飛行機の飛んでいるところを撮影したのは初めて?! ちょっと違和感を感じます。

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Airbusらしい上向き姿勢でアプローチしてきました。いつもながら「前見えるのかな」と思ってしまうピッチ角です。

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メインギアが接地。ちょっと傾いていたのか、左足から先に白煙が上がりました。-1-5467

そしてアシアナ航空のAirbus A330。

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一旦接地した後、また浮かんで、再度接地、しかも傾いていた。ANAのサバの前を通り過ぎ、ツーショットを頂きました。

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このAirbus A330、着陸が難しそうですね。成田で見ているときにはあまり感じないのですが、羽田空港でその着陸を見ていると、なんだか危なっかしいというか、Boeing777やBoeing747のような安定感を感じません。しかも降りた後はかなり長いこと滑走路内にとどまっていて、なかなかタクシーウェイに入ろうとしません。

Airbus A330の着陸、今度羽田空港に行ったら、皆さんも観察してみてください。

 

さて、本日から12月。あと31日で2014年が終わっちゃうんですね。

この間まで夏だった気がしますが、もう12月か・・・。夏から今までがとても早かったような気がします。

それでは皆様、良い1週間をお過ごしください!

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