R2-D2(JA873A)の兄弟、JA871AとJA872

昨日、ANAのR2-D2デザインのBoeing787-9(JA873A)が遊覧飛行でデビューしました。JA873AはANAが受領する8機目のBoeing787-9で、10月2日に羽田空港にやってきました。

昨日は天候も思わしくなく、また風向きも北風だったということもあり、撮影は断念。今日も初めての定期便への投入ということなんですが、夜9時50分発ということなので、撮影は無理・・・・。

まぁ、これからいくらでも撮影のチャンスはあるので、気長にチャンスを待ちます。

今日はそのR2-D2(JA873A)に”ちなんで”、ANAのBoeing787-9で、JA873Aの兄弟というか、兄貴分にあたるJA872AとJA871Aの写真を掲載します。

まずはJA872A。こちらはANAが受領した7機目のBoeing787-9です。R2-D2に先立つこと1か月ちょっと前の8月29日に羽田空港にやってきました。

この写真を撮影したのは9月13日で、日本にやってきてから2週間ほどたったところです。NR-8280

離陸滑走を開始、背景には同社のBoeing787とBoeing777が駐機しています。NR-8305

上の写真の直後ですが、モノレールがちょうど走ってきたのと、得体のしれないMD機とBoeing737も見えたのでこちらも載せちゃいます。。。NR-8306

そして「たくさんの飛行機」、そのうちBoeing787-8が2機、Boeing787-9が1機。キャセイのジャンボもいるところがいいですよね。NR-8310

「Tokyo International Airport」の文字とともに記念撮影。ようやく日向(ひなた)に出てきました。NR-8312

これまた丁度良いところでローテーション。Boeing787-8よりちょこっと(6mほど)長くなっただけなのですが、かなり長く・大きくなったような印象があるBoeing787-9。NR-8316

エアボーンしました。第1ターミナルの展望デッキから見下ろす形になっているのですが、それでも翼の下面が見えるなんて、かなりしなっているんですよね。NR-8319

おなじみのタンクの手前で、ギアの格納動作を開始。新品のBoeing787-9、機体がつやつやしてますね。NR-8324

きれいな飛行機とごつごつ・ごちゃごちゃした工場の対比が面白いです。NR-8329

ギアを上げて、とても美しい姿で飛んでいきました。NR-8340

続いてはJA871A。こちらはJA872Aのさらに1か月までに羽田空港にやってきた、ANAが受領した6機目のBoeing787-9。ボーイングが製造した300機目のBoeing787だそうです。そして、サウスカロライナ州のノースチャールストン工場で製造された機体としてはJA839AのBoeing787-9に続く2機目の飛行機になります。この後のJA872AもJA873AもJA840Aもノースチャールストン工場で製造されたBoeing787になってます。NR-8448

JA872Aとよりやや長く走ってローテーション。それでもBoeing777やタイのBoeing747を背景に入れることができました。

おsれにしても背景の高速道路の高架の向こう側にある工場は何の工場なのでしょうか。いつも気になってます。色といいたたずまいといい昭和な感じ満点で、手前の近代的な国際線ターミナルととても対照的で、強い印象です。   NR-8449

エアボーン食前のBoeing787-9。NR-8450

エアボーン直後のBoeing787-9。NR-8452

JA872Aの時はうっすらとした炎だったのですが、JA871Aのこの時には炎がはっきりと見えました。NR-8453

翼の下面には勢いよく噴き出すジェットが見え、上面にはか細いですが、水蒸気の筋が1本見えます。

そしてピカピカの垂直尾翼。NR-8456

まだ続きます。工場が背景にあるとついつい撮りすぎてしまいます。撮影後も選ぶのが大変です。飛行機に似合う背景というか、しっくりくる背景の選択に悩むんですよね。

下の写真、古びた煙突や錆色の工場プラントがとても良い感じなんです。飛行機の位置もちょうど空が背景になった直後でとても良い感じです。NR-8459

最後はやはりギアをしまって上昇する姿。どこまで飛んでいくんでしょうね・・・・。NR-8463

昨日はテレビのニュースでも取り上げられていたR2-D2デザインのBoeing787-9。

ANA STAR WARSプロジェクトの特別塗装機の第1弾ですね。

ANAがヒューストン便を就航させるときに「宇宙に一番近い場所かもしれない」というキーワードがあり、それに続いて今年の年末のSTAR WARS™の最新作の映画公開があり、企画されたプロジェクトというかキャンペーンなんでしょうね。

飛行機と宇宙・・・いいですねぇ。夢があります。

昨日の遊覧飛行ではSTAR WARS™のコスプレをした乗客91名が招待されました。そのコスプレは本当にすごい力の入れようでしたね。飛行機が好きでSTAR WARS™が好きという方にとっては夢のような飛行機そして夢のようなフライトだったことでしょう。

私も早くそのSTAR WARS™プロジェクトの飛行機、R2-D2デザインのJA873Aに会いたいものです。

ということで、今日はJA873A、R2-D2特別塗装機が初めてお客さんを乗せて飛んだことを記念して、JA873Aの兄貴分である2機のBoeing787-9の写真をご覧いただきました。

現在、ANAではBoeing787-8が34機、Boeing787-9が8機、計42機のBoeing787が飛んでいます。

すごいですね。。。

ちなみに、ANAの保有する機材、Boeing777は57機、Boeing767は貨物機込で52機、Boeing737は61機となっています。ダッシュ以降まで含めた単独の機材としてはBoeing787-8が34機で最多となっています。

Boeing787-8に次いで多いのはBoeing737-800の31機となっているようです。(2015年第1四半期決算発表資料より)

機材構成も一昔前と大きく変わってきましたね。

時代の流れをこうしたところからも感じます。

それでは皆様、今日も良い1日を!

TURKISH AIRLINESのAirbus A330-300

ルフトハンザのBoeing747-400とNCAのBoeing747-8iとトルコのAirbus A330。

素敵なスリーショット!

最初はNCAとトルコのツーショットだったんですが、NCAのBoeing747-8iの鼻先が飛び出す寸前にルフトハンザのBoeing747-400が入ってきてくれました。NR-0705

ということで、本日はTURKICH AIRLINESのAirbus A330-300です。

この飛行機の良いところというか、気に入っているところは機体の後部に描かれた銀色のチューリップです。

ほかの航空会社には見られない、とてもおしゃれなデザインです。

離陸滑走中のシーンから、ご覧くださいませ。NR-1831

ところでこの垂直尾翼やウィングレットのロゴマーク、ターキッシュエアラインズのキャラクターである「ハイイロガン」という鳥が飛んでいるところをデザインしてものらしいです。ちなみにトルコの国鳥は「ワキアカツグミ」という鳥だとのこと。ターキッシュエアラインズのキャラクターがなぜハイイロガンなのかは、わかりませんでした。NR-1833

でもって、エアボーン寸前のいつものかかと立ちの図。銀色のチューリップが見えましたね!

チューリップはトルコの国の花。チューリップの語源は「トルコ人の唇」(テュルク リップ)だそうです。「テュルク リップ」を繰り返し、早口で言うと・・・・「チューリップ」になりません?!

そしてチューリップがトルコの国花になっているのは、チューリップの原産がトルコだからだそうです。(オランダじゃないよ!)NR-1835

エアボーンの瞬間。今まであまり感じたことのなかったAirbus A330の翼のしなりが、この瞬間だけは感じられます。やはり車輪で支えていた機体の重さが翼に移る瞬間って、翼をしならせるんですね。NR-1836

エアボーンした後、しなっていた翼はもとに戻りました。そんなふうに見えます。NR-1838

美しいですね。おしりの曲線がとてもきれいです。Boeing777のようにカクカクしてません。NR-1842

おっ!ウィングレットの先端からか細いヴェイパーが発生。この一瞬だけでした。A330のウィングレットはヴェイパーが発生しやすいのか、ヴェイパー日和の日にはよく見かけますね。NR-1844

そしてAirbus A330が最も美しく見えるこの角度。おしりの曲線も良いのですが、なんといっても翼のラインがきれいなんです。”ねじり下げ”られた翼の柔らかそうなライン、1段フラップのライン、きれいですね。NR-1845

以前、「トルコ航空」と呼んでいたのですが、日本語での呼称も「ターキッシュエアラインズ」になったんですね。ちゃんとプレスリリースもされています。

「トルコ航空は2014年2月1日から、名称を「ターキッシュ・エアラインズ」へ変更すると発表しました。トルコ航空は2014年に日本就航25周年を迎え、本社で転回しているグローバルな事業の拡大にあわせ日本語での名称を変更、顧客満足の向上を目指して行くとしています。」

 

さて、今日は何の日かというと、ANAのR2-D2デザインのBoeing787-9が遊覧飛行を行う日です。

でも、天気は悪いし、北風だし、寒いし、、、

TAF RJTT 161706Z 1618/1724 36012KT 6000 -SHRA FEW008 BKN012  北風 視程6000m 弱いしゅう雨・もや
TEMPO 1618/1624 3000 SHRA BR FEW004 BKN007   視程3000m しゅう雨・もや
TEMPO 1700/1703 4000 -SHRA BR FEW005 BKN008   視程4000m 弱いしゅう雨・もや

何かの「ラストフライト」で、もう2度と見ることができない飛行機だったら、無理してでも見に行くのですが、これからしばらく、羽田や成田で見られる飛行機だからもっと条件の良い日に撮りに行こうかな・・・とちょっと消極的です。飛ぶ時間もわからないし、風と飛行ルートを考えるとRWY05からの離陸になりそうだし。。。

18日の国際線定期便への就航ですが、こちらも離陸は午後9時50分、つまり”夜”ということで撮影は困難です。

まぁいずれ、昼間の成田で撮ることができるでしょう。。。 撮ることが・・・トルコとが・・・トルコ・・・・今日の落ちでした。

 

それでは皆様、良い1日を!!よい週末を!!

BRITISH AIRWAYSのBoeing777-300/ER

昨日はフランスのフラッグキャリアであり、ヨーロッパ第1位の規模の航空会社AIRFRANCEのBoeing777-200/ERでしたが、本日はイギリスのフラッグキャリアであり、ヨーロッパ第3位の規模の航空会社BRITISH AIRWAYSのBoeing777-300/ERの写真をご覧いただきたいと思います。写真の構成は昨日とほぼ同じです。

離陸滑走、加速中の様子から。この航空会社のデザインも数年間、変わらずです。イギリスというか”英国”と表現したほうが似合う航空会社ですね。NR-2304

ローテーション。

Boeing777-300/ER、長いですね!

そしてAirbus A330やA340と違っておしりの部分がカーブというより、直線的です。角ばってますね。

それにしてもエンジンがでかいです。胴体と同じくらいの大きさなんじゃないかと思うくらいの大きさ。NR-2307

かかと立ちになったBoeing777-300/ER。

翼の下面が見事に見えます。

Speed Birdというコールサインが妙に似合った感じがする瞬間。NR-2309

でもっていつも通りにエアボーン直後の写真。

やっぱりこの瞬間がカッコいいですねぇ!!NR-2310

上の写真の直後です。翼のしなりが戻った?! 見る角度のせいなんでしょうか、それともそういうもの?NR-2312

緑の森を勢いよく噴き出すジェットでにじませながら上昇する飛行機。

熱いジェットが勢いよく噴き出す様子が見える、こちらも好きな写真です。NR-2316

最後は上昇が安定したであろうタイミングでの写真。まだギアは上げないのかな。。。と思いながら12時間のフライトに飛び立った飛行機を見送りました。NR-2318

かつてはこのBA6もジャンボでした。成田空港の欧州便出発ラッシュの華でもあり、”Speedbird6”のコールサインに耳をとがらせていたものですが、かなり早い段階でBoeing777に機種変更、今では成田・羽田ともにBoeing777で運行しています。

AF、BA、LHは羽田空港からの便も就航させていて、昼間出発なので写真もよく撮ります。

もう珍しいというかわくわくする感じではなくなってしまった感があります。

成田のLHのBoeing747-400だけはドキドキ・ワクワクしますけどね。

さて、本日金曜日は雨っぽいですが、明日の天気はどうでしょうか。

いよいよR2-D2のBoeing787が飛びますね!

明日は遊覧飛行で、路線投入は明後日。

明後日の9時50分発のバンクーバー行きはおそらくRWY34L/16Rからの離陸になるので第2ターミナルの展望デッキから離陸の様子をばっちりと見られるはず。これは押さえたいですね。

明日の遊覧飛行は何時発で何時着なんでしょうか、、、朝から張っているのはつらいですよね。。羽田空港から静岡、小牧、宮津、大津、浜松、大島を経て羽田空港へ戻るというルートらしいのでこちらはRWY05かRWY16Rでしょうか。こちらの離陸をとるのは運次第でしょうか。天気も心配ですね。

いずれにしても今週末はANAのR2-D2のBoeing787-9でにぎわいそうです。

それでは皆様、良い1日を!!

 

 

AIR FRANCEのBoeing777-200/ER

今日は再び、成田空港。

AIR FRANCEのBoeing777-200/ERです。おっと!旧塗装ですね。AIRとFRANCEの間に半角スペースがあります。垂直尾翼のトリコロールの線の数もちょっと多い。NR-2134

真正面でローテーション!

NR-2137

まさにエアボーンしようとするその瞬間。翼がしなっていて「上がるぞ!」という気合を感じます。NR-2140

エアボーン直後。

AIR FRANCEの飛行機は羽田空港でも見られますが、やっぱり成田空港のほうが似合う?!

成田空港は遠くて、不便なんですが、「海外に行く」という”気分”が成田空港に着くまでに高まり、空港では旅情を感じます。そして展望デッキで見ていてもカラフルな各国の飛行機が行きかっていて、国際空港らしさを感じます。国際線が増えたとはいえ、羽田空港の昼間はまだまだ国内線中心。”海外”・”国際線”を感じたかったら、やっぱり成田空港ですね。NR-2142

でっかいエンジンからまっすぐに噴き出すジェットが飛行機を押し出している感じがする写真。力強いですよね。NR-2143

緑の背景から空の背景になったところ。

南風運用の日のRWY16Rからの離陸ではこうは撮れません。北風運用のRWY34Lからの離陸なのでエアボーンから上昇まで、この高さに至るまでを展望デッキからでも撮ることができるんです。

最近、さくらの山に行ってませんねぇ。さくらの丘か展望デッキ派になってしまいました。NR-2145

上の写真でやめてもよかったのですが、もう1枚!

上昇する飛行機を斜め後ろから見たところがとても良い雰囲気だったので。NR-2147

AIR FRANCEはAIRFRANCEとCIを変えました。AIRFRANCEはその名の通り、フランスのナショナルフラッグキャリアで欧州で1位、全世界でも4位の規模を誇る航空会社です。日本には成田・羽田・関空の3つの空港へ1日1便飛ばしています。

フランスへはまだ行ったことがないですねぇ。

行ってみたいですねぇ。

ルーブル美術館やエッフェル塔、凱旋門・・・・って、超有名な観光スポットですが、行って、実物を見てみたいです。

 

さて、今朝も寒いですね!

この間まで”暑い”と感じていたのに、もう”寒い”と感じるようになりました。

”丁度良い”をすっ飛ばしてしまった感じですね。夏の名残を感じることなく深い秋になってしまった感じ。世の中の多くの会社や役所ではまだ”クールビズ”が続いているかと思いますが、もう”ウォームビズ”ですよね。

風邪ひかないように気を付けてくださいね。

それでは皆様、今日も良い1日を!

中くらいのスターアライアンス

大きいスターアライアンスは羽田空港ではしょっちゅう見られるし、小さなスターアライアンスもたまに見ることができます。

しかし、中くらいのスターアライアンスはめったに見ることができません。Boeing767-300/ER、JA614A。国際線で活躍する機材です。

今日はその中くらいのスターアライアンスの写真です。

久しぶりに会えてうれしかったので、ちょっと多めの枚数になってます(^-^;

最初はRWY16Rに向けてタキシングするシーンから。

気になるのは背景にいる飛行機。見たことがないデザインのBoeing737とMD?!NR-8789

離陸滑走開始! RWY04/22の向こうで横断待ちしているBoeing777がこれだけ大きく見えるんですね。Boeing767が中型機だというのがよくわかります。NR-8821

もう一度、正体不明のMDとBoeing737と。あのMDはMD-87?!短いですよね。。。NR-8825

Boeing787を背景に加速するBoeing767。

スターアライアンス塗装ですが、白い胴体がちょこっと汚れているのが目立ちますね。各窓の下に水垢でしょうか、黒い筋がうっすらと見えます。白い飛行機はきれいに保つのが大変なのでしょうね。NR-8826

ローテーション!

こちらも背景には2機のANAのBoeing787がいます。

ANAのBoeing767は短い離陸滑走でスコンと飛び上がるもんだと思っていましたが、やっぱり国際線はそうはいかないんですね。正面にきてようやく前輪を持ち上げました。NR-8832

その前輪を持ち上げてからもゆったりとした、優しい感じの動作です。

ANA CARGOのBoeing767F、Boeing777、タイのジャンボ、昭和な感じの工場という素敵なシチュエーションでエアボーンを待ちます。NR-8834

つま先立ちになっていよいよエアボーンという瞬間。この「つま先立ち」もBoeing767独特のスタイルですよね。NR-8835

ちょうどよい場所でエアボーンしてくれました。いつもの国内線のBoeing767ではあまり感じませんが、このBoeing767の主翼の”しなり”はカッコよいですよね!さすが国際線!?NR-8840

羽田名物の2つのタンクを背景に上昇する中くらいのスターアライアンス。NR-8845

しつこいですが、もう1枚。上の写真の直後なんですが、水平尾翼のちょっと上に炎が見えたので。。。NR-8846

昨日は3連休明けの火曜日で張り切って会社に行ったのですが、朝からテンションが最悪になる事態に。。。。

受注できると思っていた案件、楽しみにしていた案件が、「見送り」になるという連絡の電話が朝一であったんです。

数字もほしかったのですが、それ以上にやりがいがある面白い案件だっただけにショックは大きかったです。

昨日のKLMジャンボの離陸シーンで得た元気は朝の最初の電話で霧散してしまいました。

でも、まぁ、いつも提案すれば受注できるわけではないので、気を取り直してもっと面白い案件の受注に向けて前進するしかないですよね。

さ、今日からまた頑張ろう!!

ということで、皆様、今日も良い1日を!!

KLMのジャンボ、北風テイクオフ

皆様、3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。今回の3連休は横浜港とか横須賀港が大いににぎわっていたようですね。

さて、今日は火曜日ですがジャンボです!KLMの美しいブルーのジャンボを見て今週の4日間を乗り切る元気を!

写真は9月20日の成田空港、午前8時半頃、KLMのジャンボが降りてきました。遠くてメラメラでぼやけているけど、ジャンボの着陸シーンも珍しくなってきたので掲載しちゃいます。NR-0927

 

ノーズギアの接地の瞬間。NR-0933

減速して誘導路に入ったKLMのジャンボ。このジャンボの愛称は「Guayaquil」・・・グアヤキルです。

グアヤキルとはエクアドル共和国の最大の都市です。エクアドルがどこかって? 南アメリカ大陸の太平洋側、ペルーの北に位置しています。南アメリカ大陸の左肩みたいな場所です。

首都はキトという街でエクアドルの中心よりちょっと北側ある街なんですが、エクアドル最大の都市はグアヤキルなんですね。やっぱり海に面しているのと、沖合にガラパゴス諸島があるので観光の足掛かりにもなっているのかもしれませんね。

そんな都市の名前が付いたKLMのジャンボでした。NR-0949

さて、約2時間の日本滞在の後、日本からの乗客を乗せて出発です。KL862便、アムステルダム行きです。

タキシング中のこの角度から見るKLMのジャンボ、チョーかっこいい!!ウィングレット、2つのエンジン、降ろされたフラップ、がっしりとしたメインギア・・・・いいですねぇ~!!!NR-1909

ちょっと角度を変えてもう1枚。こちらも良い!上の写真ではノーズギアが見えませんでしたが、こちらではばっちりと見えます。こちら側は「Guayaquil」としか書かれていないんですね。反対側は「City of Guayaquil」だったのに。    NR-1918

KLMのBoeing747-400、PH-BFGの全体像です。いつみてもこのKLMのジャンボは素敵です。とにかくこのKLMブルーが良いです。NR-1920

離陸滑走中。かなり長く走ることを覚悟して、しっかりと狙います。NR-2009

正面を少し過ぎたあたりでローテーション! さすがジャンボ! 力強い!!NR-2011

主翼がグイっとしなって機体の重量を支え、そして宙に持ち上げます。

「飛べ!ジャンボ!」NR-2014

エアボーンしました。翼のしなりを見てください! つい数ミリ秒までまではメインギアにかかっていた機体の重量が今度はこの翼に支えられているんです。これが揚力です!NR-2015

エンジンから勢いよく噴き出すジェットが見えます。そのジェットに押し出され、加速しながら上昇していくジャンボ! この姿は何度見ても感動します。NR-2021

背景の森をにじませながら上昇を続けます。NR-2022

いやぁ~、KLMのジャンボ、いいですねぇ。

今日から4日間、頑張ろう!って気になりました。

 

さて、昨日は結局羽田空港へは行かずに午前中はPCの調整や写真の整理をしました。

そして午後になってからは天気も良いので、みなとみらいの日本丸の総帆展帆と満船飾を見てきました。昨日の午前10時に全部で29枚ある帆をすべて張った状態にして、かつ、体育の日ということで船首から船尾まで国際信号旗を形容する満船飾となっていた日本丸。15時にその帆をたたむ畳帆(じょうはん)を行うということで、見に行きました。

元日本丸の船長で、現在は引退してボランティアとして日本丸を支えている方の解説付きで、約1時間かけて飾ってあった国際信号旗を降ろし、29枚の帆をたたむ作業を見学しました。

絡まりそうでいて絡まらない非常に多くのロープを操作して帆や帆を張ってある桁を動かし、最後には人がマストに上って帆を畳んで桁にきれいに括り付ける作業は圧巻でした!

クルーの方が10名ほどいるそうなのですが、その他の大勢の作業員の方はボランティアだそうです。

素晴らしいチームワーク、統制で、すべての帆をきれいにたたんでいました。

1時間ほどの時間がかかりましたが、あっという間でした。時間が経つのを忘れるくらい素晴らしい作業風景でした。

帆を張るのは本当に大変なのだそうですが、それは緊急時に素早く帆を畳むことができるようにするためだそうです。帆を張るときは重力に逆らうようにして帆を張るのですが、帆を畳むときは重力を利用できるような仕組みになっているとのこと。いざというときに素早い対応ができるように、最初に苦労しておくということをおっしゃってました。

普段の仕事にも通じますね。いざというときに素早い対応ができるように、あらかじめ頭を使って、工夫して、手を打っておく。

飛行機のノーズギアが風に逆らって格納されるのも、いざというときに風力を利用して降ろせるようにするためです。

同じ理屈ですね。

いやぁ~、3連休の最後に良いものを見せていただきました。

それでは皆様、今日も良い1日を! そして良い1週間を!

成田で活躍するちびっこ達

昔は成田空港といえば、ジャンボ(Boeing747)とかDC-8とかDC-10といった3発機以上の大きな飛行機ばかりでした。

日本は島国でヨーロッパやアメリカ、東南アジアやオーストラリアなどの国々に行くためには太平洋や広大なロシアの大地を超えていかなくてはならず、飛行中に万が一にもエンジンが不調をきたしても残りのエンジンで最寄りの空港へ降りられる必要があったため、3発以上の飛行機が使われていました。

今ではどうでしょう。Boeing767とかBoeing777、Boeing787、Airbus A330といった双発機が大半を占めています。エンジンの性能・信頼性が格段に向上したおかげですよね。

ETOPSという言葉を聞いたことがあるかと思います。ETOPSとはExtended-range Twin-engine Operational Performance Standardsの略です。双発機では、1発のエンジンが飛行中に停止した場合でも一定時間以内に代替の空港へ緊急着陸することが可能な航空路でのみ飛行が許されるとして、国際民間航空機関 (ICAO) が取り決めたものです。簡単に言えば、”緊急時にエンジン1発のみで飛行する場合の飛行可能な時間を定めたもの”ということですね。昔は双発機は空港から60分以上離れたところを飛ぶことはできなかったんですが、Boeing767が初めて120分離れたところまで飛ぶことを許され、その後はBoeing777が180分離れたところまで許されました。(ETOPS-180)

Airbus A330が240分の認定を受け、Boeing777-300ER、Boeing777-200LR、Boeing777貨物機、GE社のエンジンを搭載したBoeing777-200ERには330分の認定が与えられています。Boeing787も330分の認定をもちろん受けています。さらにこの間成田にも来たAirbus A350は370分までの認定を受けています。エンジンが1つ故障して止めても6時間10分の間、飛び続けることができるということですね。エンジンと空力性能がそれだけ向上したということでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は成田空港で活躍する小さな双発機ばかりを集めてみました。

まずはANAのBoeing737-700。中型機以上がみんな長い離陸滑走距離で左手のメラメラの向こう側でエアボーンする中、小さな飛行機は正面より右手でエアボーンしてくれるので、飛行機のかっこよい離陸シーンを撮らせてくれました。NR-6520

こちらはイルカマークの付いたエンジンを持つANA WINGSのBoeing737-500。アンチコリジョンライトがピカっと光った瞬間をとることができたので、まずそれを1枚。NR-6529

もちろん、かなり短い離陸滑走でエアボーン。

とても素敵な上昇する姿を見せてくれました。NR-6586

こちらは着陸機、見た目が”三日月形”に見える「スプリット・シミタール・ウイングレット」というウィングレットを装着したBoeing737-800です。機体後部の背中にも大きなこぶがくっついてますね。Boeing737はどこまで進化するのでしょうか。このBoeing737-800もETOPSの認定を受けていて、ノーズギアのドアにわざわざ「ETOPS」と明記しています。NR-7395

こちらはピーチのAirbus A320。NR-7588

そして同じA320-200で、エアプサン。英語表記では「BUSAN」でローマ字読みだと”ブサン”なのに、エアプサン。なんでPUSANじゃないんでしょうね。。。

アシアナと同じグループ会社のLCCです。NR-7694

こちらはモンゴル航空のBoeing737-800。機首部分をアップにしたのはそこに名前が書いてあったから。「Guyug Khaan」、グユク・カーンでモンゴルの第3代皇帝の名前ですね。グユクは初代のモンゴル皇帝のチンギス・ハーンの3男の長男、要は孫です。NR-7760

さすがにモンゴルはちょっと遠い?! 離陸滑走距離はちょっと長く、エアボーンは斜め後ろからの撮影になりました。NR-7775

そしてイースター航空のBoeing737-800です。こちらも韓国のLCCです。レジ番と機体後部のハングル語の文字を見るまで、韓国の飛行機だとは思いませんでした。アメリカっぽい名前、デザインですよね。。。NR-7794

そのイースター航空のBoeing737-800は滑走路の半分ちょい手前でエアボーン。NR-7811

マレーシア航空のBoeing737-800。

ちょっと汚れてますね。白い機体が結構黒ずんで見えます。NR-7950

マカオ航空のAirbus A320-200。

こちらもかなり汚れてます。中国のマカオ(特別行政区、香港と同じようなもの)の航空会社です。

この垂直尾翼のデザインを見ると、いつも不動産屋さんを思い出します。全国賃貸不動産管理業協会のロゴマークに似ているような気がして・・・。 NR-8263

今日は8月22日の南風運用の日に成田空港の展望デッキで撮影した写真から小型機をピックアップしてご覧いただきました。

Boeing737やAirbus A320も国際線で活躍する時代なんですね。

さて、今日は体育の日。

天気も良さそうです。

羽田空港に行くか、赤レンガのオクトーバフェストに行くか、それともどこにも出かけずに休養するか、悩んでます。

10時頃には羽田空港は南風になりそうなんですよね。。。(by http://weather-gpv.info/)

となると、タイやキャセイのジャンボの離陸が目の前で見られる・・・。

皆様もよい1日を!!

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