爽やかな飛行機、ガルーダのA330

夏に見て、「爽やかさ」を感じる飛行機といえば、このガルーダの飛行機でしょう。

ロゴマークがかっこいいし、垂直尾翼のブルーがとにかく「爽やか」。

羽田空港では11時45分発のGA875便、ジャカルタ行きを見ることができます。

午前中、第1ターミナルに行くと、国際線ターミナルの向こう側に垂直尾翼だけが見えるのでその存在を確認することができます。

そしてお昼前、午前中の第1ターミナルの撮影の仕上げとして、ガルーダのA330がやってきます。

背景には錆が浮き出た緑色の屋根の格納庫が写っています。昔は「東亜国内航空」と描かれていた部分が青緑で塗りつぶされていますが、まだ取り壊されずに残っているんですね。中には何が入っているんでしょうか。。

カンタスのジャンボとRWY22に降りてきたJALのBoeing777とRWY16Rを点検中のJCABの車。

カンタスのジャンボは、その”降り”をいつか撮ってやろうと思っているのですが、なかなか実現しません。冬の時期はカンタスが降りてくる時間はまだ暗くて私には無理なのですが、夏の時期、日の出が早い時期には明るい環境で撮影できます。が、やはり早朝に出かけるのはなかなかおっくうで。。。

RWY22に降りてきたルフトハンザのBoeing747-8iとガルーダのA330。

ルフトハンザのBoeing747-8iは北からやってるので南風運用の場合はRWY23に降りるのが普通なんですが、この日はRWY22に降りてきました。先日の北風運用の日曜日もRWY34Lに降りてました。

RWY22やRWY34Lのほうが、降りてから国際線ターミナルまでの距離が短いですから、リクエストしているのでしょう。羽田空港も現在は”柔軟”運用しているようで、トラフィックが混雑していない場合はリクエストに応えているんですね。長い距離を飛んで来たパイロットは嬉しいでしょうね。

さて、爽やかなガルーダのA330がRWY16Rにラインナップします。

メラメラですが、いつも通りに正面顔を。

A330の正面顔、きれいです。

離陸滑走中、先ほどのルフトハンザのBoeing747-8iが国際線ターミナルのエプロンに入ったところ、その後ろ姿が背景に見えます。

先に到着していたルフトハンザのAirbus A340も見えます。

ルフトハンザはミュンヘンとフランクフルトと羽田空港をそれぞれA340、Boeing747という4発機で結んでます。うれしいですね。

エアボーンの直前、かかと立ちになったA330。

そしてエアボーン直後。

グレーの工場群を背景に爽やかで美しいA330。これもまた絵になりますね。

エンジンから熱いジェットを噴き出し、上昇していきます。

翼が美しい、機体のテール部分がきれい。

クレーンに吊り下げられているように見えます!

ちょっとバランスが悪いですが・・・ もう少し後のタイミングなら本当に吊り下げられているように見えたかも・・・。

ガルーダ・インドネシア航空についてはこれまで何度も取り上げてきたので今更ここに長々と解説することはしませんが、この「爽やかな」色合いの垂直尾翼、インドネシアの島々を取り囲む海をモチーフにしているであろうデザインにはいつも癒されます。

そして同じ色合いのロゴマーク、インドネシアの伝説の鳥「ガルーダ」もかっこいいです。名前の響きもかっこいいですよね。「ガルーダ」。

 

昨日の関西、西宮では朝のうちは雷雨で交通機関にも影響を与えるような天気でしたが、日中は夏空が広がっていて、久しぶりに「夏」を感じていましたが、関東地方は相変わらずすっきりしない天気ですね。今朝も曇ってます。

関東地方に夏空はいつ戻ってくるんでしょうか。

今日も午後には雷雨の予報です。

今日は多摩川・世田谷の花火大会の日なのに。。。

一応、現時点では「開催決定」とホームページに記載されてます。

が、急な雷雨が発生したりしたら・・・・。

出かけるかどうか悩み中です。

夏なら花火は1回くらいみたいですよね。

(私は今年は千歳の花火大会を見たので、もう良いのですが)

 

それでは皆様、今日も良い1日を! そして良い週末を!!

夏休みも終盤ですね。

 

サンリオキャラクター満載のAirbus A330

国際線ターミナルから機体に絵がたくさん書かれたエバー航空のAirbus A330が出てきました。

タキシング中も写真をたくさん撮ったのですが、どれもこれも”メラメラ”でNG。

でも1枚だけ。

背景にカンタスのジャンボが写っているから。。。

このような写真を”メラメラ”なしで、くっきりと撮りたいですよね。

RWY16Rにラインナップするところ。

本当は真正面を向いたところを撮りたかったのですが、後ろを通りかかるANAのBoeing787やこの後、RWY22に着陸してきたスターフライヤーのA320に気を取られて、撮り損ねちゃいました。。

羽田空港ならでは、この”ゴチャゴチャ”感。

ブリティッシュエアウェイズの長いBoeing777と、エバー航空のAirbus A330。

南風の羽田空港の午前中、第1ターミナルは楽しいです!!

ほぼ同じ時刻にカミさんが乗ったANAのBoeing777がタキシングしてRWY16Lに向かっているのは、FlightRadar24で確認してちゃんとフォローしてました。

そして写真は離陸滑走中のA330。

Boeing747とAirbus A320が背景を飾ってくれてます。

この移り変わる背景が楽しいのが南風運用時の第1ターミナルです。

背景にまたジャンボ! 今度はタイ。

このタイのジャンボがこの日のターゲットです。プッシュバック中ですね。

エバーのA330は加速中。

「Tokyo International Airport」背景の1枚はとりあえずいつも撮っておきます。

ローテーション!

これまでは「Hello Kitty」だったのですが、これは完全に”SANRIO CHARACTERS”とサンリオを掲げているんですね。子供たちはこのキャラクターが全部わかるのでしょうか。。。私は分かりません(^^;)

エアボーン直前、メインギアが浮きはじめました。

”サンリオ”はキティちゃんなどのキャラクターで有名な日本の企業です。

この”サンリオ”、語源はスペイン語の「聖なる河」を意味する”San Rio”に由来しているとか、サンリオの発祥である山梨シルクセンターがある山梨に王をくっつけて”山梨王”の読み方を変えて”サンリオ”としたとか、諸説あるようですね。今の本社は東京の大崎にあります。

台湾の会社ではありません。

エアボーン直後。この瞬間がいいですね。「飛んだ!」という感じがします。

キャラクターたちの笑顔も良いですね!

この角度がキャラクター達含め、特別塗装がちゃんと見える角度。

翼が美しく見える角度でもあります。

エンジンから噴き出す暑い空気の流れが見えます。背景の工場群もイイですね。

ゴチャゴチャしたグレーやこげ茶の背景に対して、スマートで美しく可愛いキャラクターが描かれた飛行機。面白いコントラスト。

ギアの格納を開始しましたが、遅すぎ。。。

Airbus A330のギアの格納はゆったりとしていて、第1ターミナルの北側で撮影している私から見える範囲では完了しそうもありません。

夏の雲とA330。ギアが格納中なのはちょっと残念。

最近、AppleとかStarとかを見ませんね。いつもこのサンリオキャラクターです。

メジャーチェンジでもしようとしているのでしょうか。

こちらとしてはいろいろなデザインの飛行機を見られるのは嬉しいので歓迎ですけどね。

そういえば、ノーマル塗装のエバー航空も羽田空港で先日見ました。

羽田のエバーはいつもキティちゃんばかりで、成田でノーマル塗装を見ると新鮮だったのに羽田にもノーマルが来るようになったんですね。

 

さて、今日は未明からYahooの防災警報がうるさかった。。

兵庫県・大阪府・京都で大雨が降っているようです。

窓の外を見てもそれほど強い雨が降っているようには見えないのですが、別の場所では振っているようですね。既に雨雲の本体は東に移動しているようなので、出勤時には雨は止んでるでしょうけど、今日1日は雨が降りやすいようです。

気温も高い。

関西は例年どおりの”夏”ですね。

 

今日は金曜日、今週は昨日と今日だけ仕事です。

明日と明後日はまた休みです。

今日1日、頑張ろう!!

皆さま、良い1日を!!

夏の羽田の午前のキャセイ

8月7日、月曜日ですが北海道の江差に帰省するカミさんを送りに羽田空港へ行ってきました。

あくまでも”送る”のが目的です。

ちゃんと出発1時間前に空港に到着し、でかいスーツケースは手荷物として預けました。

ANAの羽田空港、手荷物を預けるのも自動というか機械なんですね。

で、そのあとはカミさんをとっとと保安検査場に送り込んで、私は第1ターミナルに移動しました。

南風運用だったから。。。

そして、キャセイのBoeing777やタイのBoeing747やエバーのキティちゃんやANAのR2D2などがRWY16Rから離陸していく様子を撮影することができました。

今日はまず、キャセイのBoeing777の離陸シーンです。

国際線ターミナルからやってきてRWY16Rに向かう途中、大田区の街並みを背景に。

遠くに池上本門寺が見えます。

飛行機は・・・・メラメラです。やっぱり夏の昼間の飛行機撮影、距離が遠いとメラメラでNGですね。

滑走路にラインナップするとき、一瞬ですが第1ターミナルに向けて正面顔を見せてくれます。

離陸滑走中、背景にはカンタスのBoeing747-400が見えます。

背景にタイのBoeing747-400が見えます。ガルーダのA330の垂直尾翼の上半分も見えます!

ブリティッシュエアウェイズのBoeing777が国際線ターミナルから出てきましたが、これはRWY16Lに向かいますので、この日は離陸シーンはお預け。

キャセイのBoeing777は滑走路の半分を過ぎてもまだ走ってます。

ようやくローテーション。

ちょっとメラメラですが、第1ターミナルは第2ターミナルよりも滑走路が近いので、まぁ、何とかなるのが救いです!!

工場地帯を背景にエアボーン。

冬にこのシーンを撮りたいですね。

飛行機の胴体前部のおなかというかあごに滑走路の白く太い2本の接地帯のマーキングが写り込んでます。

やっぱり夏場の”上がり”はまったりとしてます。

気温が高く、空気密度が薄いからですね。この日は風も弱く暑かった。。。

もくもくと沸き立つ夏雲を背景に上昇していきました。

CX543便、香港行きです。香港までは4時間23分のフライトで、現地時間の14時少し過ぎに到着しました。

やっぱり羽田の午前のキャセイはジャンボが良かった。。。

Boeing747-400から機材変更になってしばらく経ちましたが、まだジャンボ・ロス状態です。

8月に入ってから16日間、毎日”雨”という状況ですが、この日の午前中は”晴れ”でした。

やっぱり私は「晴男」?!

午後には雨が降ったりしましたが、午前中はこのように良い天気でした。

それにしても例年と違う気候が続いてますね。

8月なのに雨ばっかり、梅雨の時期よりも日照時間が少ないなんて。

そして気温も20度台で、昨日は25度以下という冷房いらずの気温。

変な天気です。

 

さて、5日間の夏季休暇も終わり、今日から仕事です。

今日の夕方には神戸に移動し、明日は神戸からの更新になります。

ブログの引っ越しも無事に終わりました。

この記事が表示されている方は、新しいサーバーをご覧になっている方です。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!!

政府専用機、Boeing747-400 最終回

長らく続けてきた政府専用機、Boeing747-400シリーズも今日で最終回。

そして千歳基地開庁60周年記念の航空祭の写真も今日が最後になります。

昨日の写真で、晴れた空のもと、政府専用機の周りをグルーっと1周しましたが、そのあと少し時間をおいて、「せっかくだからもう1周!」と、また政府専用機の周りを周ったんです。

その時の写真が今日の写真です。

まずは機首の下からコックピットを見上げます。

ちょっと引いて、レンズを標準レンズに交換して翼も全部収めてみました。

斜め前から。

何度見ても、カッコいい!!

何周でもしたいくらい。見るたびに違う部分を見て、新たな感動があります。

斜め前から垂直尾翼方向を見てみます。

見てください!翼の前縁の銀色部分のピカピカなこと!!鏡が貼ってあるみたいです。

それにしても、ロープの内側で政府専用機の下に潜り込んでメインギアを撮影している方たち・・・うらやましい。

タラップの前から。

総理大臣や天皇陛下が乗り込むとき、こんな風に見えるんですね。

このタラップを昇って行って、昇り切ったところで振り向いて、ちょうどいま私が撮影しているあたりに向かって手を振る。。。

エンジン。こいつもピカピカです。GEのマークなど”企業”を示すものは一切見えません。

もちろん”Boeing”という文字もこの機体のどこにも書かれてませんでした。

登録記号が書かれた垂直尾翼。

水平尾翼の前縁の銀色部分がやはり鏡のように磨かれていて日光を反射し、垂直尾翼を照らしています。

「航空自衛隊」の文字と最後部のドアをこんな角度から。

改めて”特別な”体験をしているんだと実感しました。

お尻の下にはAPUの排気口かな?こんな口が開いてました。左右2か所にあります。昨日の写真、機尾から機首を見た写真に写ってましたね。

斜め後ろ、2基のエンジンの間から機首部分を見てみたところ。

本日1番のお気に入りの写真です。

政府専用機の周りをまわっている最中にふと横を見てみるとブルーインパルスや米空軍のF-16の垂直尾翼がきれいに並んでいるのが見えたので、1枚。

小休止です。

はい!お待たせしました。

今日まで何度も機体前方の貨物室ドアと、そこから伸びている階段の写真をご覧いただきましたが、今日はその中の写真です。

このように貨物室の中は普通に貨物室になっていますが、客室への階段がちゃんと取り付けられていて客室に入ることができるようになってます。これもこの政府専用機、Boeing747-400の特別なところですね。

機首の下に戻ってきました。

今までとは違う距離感でコックピットを見上げてみます。

政府専用機、Boeing747-400の顔。

本当に凛々しいですね。

こちら側からも。

いよいよ最後の1枚です。

コックピットの上に掲げられた2本の旗、日の丸と千歳基地開庁60周年記念航空祭の旗。

そして搭乗口、「日本国」日の丸「JAPAN」と、ドアに掲げられた航空自衛隊のエンブレム。

そしてキャップされた2階席の窓。

どれも政府専用機、Boeing747-400の特徴です。

以上で、千歳基地開庁60周年記念航空祭の写真、そして政府専用機・Boeing747-400の写真はおしまいです。

今回は本当に特別な体験をさせてもらいました。

政府専用機とF-15、U-125の異機種編隊飛行は見ることができませんでしたが、政府専用機単独のローパスと離着陸は見ることができました。

そして目の前のスポットにやってくるシーンを見ることもできました。

そして政府専用機、Boeing747-400をじっくりと間近で見ることができ、その周りを2周も周って観察することができました。これはもう一生に一度の体験になるでしょう。

来年もまだこの政府専用機、Boeing747-400は存在していてくれるそうですが、千歳基地航空祭で展示される保証はありません。もしかしたら総理大臣や皇族が外遊される日程と重なって不在になってしまうかもしれません。

ということで、今年、晴れた空の下でこの政府専用機、Boeing747-400を見ることができて本当に良かった!!!

今でも思い出します。

 

この政府専用機、Boeing747-400は昭和62年に導入が決定され、平成3年9月に1号機を受領、同年11月に2号機を受領しました。そして平成4年4月に臨時特別航空輸送隊が編成され、平成5年2月に最初の任務飛行を行いました。そして平成5年6月に現在の「特別航空輸送隊」が編成され、現在まで91か国への任務飛行を行っています。(政府専用機のホームページより)

政府専用機の詳細は政府専用機のホームページをご覧ください。詳しくいろんなことが公開されています。

 

さて、昨日は当ブログの引っ越し作業を行いました。

これまでのサーバーではPHPのバージョンアップで行えなかったし、サーバーのレンタル料も割高だったので、引っ越すことにしたのです。

これまで通りhttp://airman.jp/でアクセスできます。が、airman.jpが示す新サーバーがどこになるかというのを管理している住所録(いわゆるDNS、Domain Name Server)が反映、浸透するまでは2~3日かかります。

変わった後は新住所、新しいサーバー上に構築したairman.jpが皆様から見えるようになるわけですが、まだ引っ越したばかりで片付いてません。

もしかしたらしばらくの間、ご不便というか「あれ?」と思うことがあるかもしれませんが、引っ越し作業が完了するまでしばらく時間をいただければと思います。

今後とも、Airmanの飛行機写真館をよろしくお願いします。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!!

政府専用機、Boeing747-400 その4

朝のうちは小雨が降ったり、雨がやんでも厚い雲が空を覆っていたのですが、お昼を過ぎてから急に天気が回復してきました。青空が広がってきたのです!

ということで、今日も政府専用機、Boeing747-400です。ちなみに明日もです。明日が政府専用機の最終回になります。というか、今回の千歳基地航空祭の最終回ですね。

では、早速、青空をバックに政府専用機、Boeing747-400の素敵な姿をご覧ください。

やっぱり青空が似合いますね! 

日の丸と今年の千歳基地航空祭のテーマが描かれた旗です。

航空自衛隊千歳基地は、1957年に開庁してから、今年の9月2日で60周年を迎えます。今年の千歳基地航空祭は千歳基地開庁60周年記念の航空祭で、テーマを「北の空、その先へ Go For Next」としていました。航空祭のパンフレットの左上にもこの旗と同じマークが描かれていました。

空の青に白字で「Go for Next 60th Chitose AB」、真ん中の緑は北海道です。

政府専用機を前から。全景。

最高ですね!!

縦幅一杯に近づいてみます。

コックピットの窓。

結構大きな突起物があるんですね。

政府専用機、Boeing747-400の周りをグルーっと周ってみます。

エンジンと機首部分。

エンジンの周りに群がっているヘルメットをかぶった人々は「見学ツアー先着300名様」に朝から並んでいた方々です。我々はその外側から望遠レンズでのぞき込むだけでした。

左翼の翼端の下までやってきました。大きなウィングレットがすぐそこに見えます!!

翼端から胴体方向を見てみました。長い!大きい!ジャンボです!!

主翼後方からエンジンと機首部分の「日本国 JAPAN」を入れて撮ってみました。

そして垂直尾翼・水平尾翼に近づきます。

本当に大きい! 垂直尾翼は天高くそびえるといった感じです!

青空に白い雲、そして日の丸。

美しいです。

今の日本も、こうありたい!

「航空自衛隊」の文字と登録番号「20-1101」、政府専用機の1号機です。

水平尾翼の下から機体前方を眺めてみました。コックピット、遠い!

70mありますからね!

水平尾翼の付けて、テール部分の下までやってきました。仰ぎ見てみます。

機尾から機首方向を見てみます。

ちなみにこのように政府専用機の周りをまわることができるのは今回が初めてのようですね。

昨年、千歳基地航空祭に出かけた方に今回のこの話をしたら、「前回はなかった!」と驚かれていました。

政府専用機、Boeing747-400の最後部を真下から。こんな写真、もう2度と撮ることができませんよね。本当に天にも昇る心境でした。

反対側に出てきました。こちらにも「航空自衛隊」。

右翼のウィングレット。

地上には千歳基地開庁60周年記念塗装のF-15とその向こう側にはブルーインパルスのT-4も見えます。

今日のお気に入りの1枚。

ピカピカのエンジンと政府専用機の機首。やっぱりこの構図が好きなんですよね。

基地の北西側はまだ雲が多いです。

機体後部の貨物室のドアも開けられていました。こちらには階段はなく、普通の貨物室ドアでした。内部もいわゆる”貨物室”。昔見た「エアフォースワン」のこの部分って、倉庫みたいになっていて、さらには大統領専用の脱出ポッドなんかがあったりしましたよね。この政府専用機はがらんどうの貨物コンテナ収容のエリアに見えました。

機体前方の貨物室ドアが開けられていましたが、そこには内蔵の階段があって、機内に入れるようになっていました。

グルーっと政府専用機、Boeing747-400の周りを一周してきました。最後は斜め前から機首部分から垂直尾翼までを収めてみました。

ノーズギアの周りに群がっている人たち・・・うらやましい。

早朝から他の見学などをすべて犠牲にして「先着300名」を勝ち取っただけのことはありましたね。

実は、この後にもう1周したんです。

今日の写真を撮影してから自分がいた場所に戻ってこの政府専用機を眺めていたんですが、もう1回周ってみたくなって。

そのもう1周したときの写真を明日の最終回の記事に掲載したいと思います。

今日とは違ったアングル・視点でいろいろと撮ってみました。

 

やっぱり飛行機には青空が似合いますね!

政府専用機もそうでした。

朝からの曇り空が嘘のように晴れ、急に”暑い夏”になった千歳基地でした。

日焼け止めを塗っていなかったので、がっつりと日焼けしてしまいました(^-^;

会社に行って「日焼けしてますね、海でも行って来たんですか?」と言われて、「違う違う、千歳基地に。。。」といっても、みんなポカンとします。

飛行機見に行って日焼けするって、普通の人はしませんからね。

 

そういえば、、、

このブログはWADAXのレンタルサーバーを借りて、WordPressで構築しているんですが、最近になってダッシュボードに「You should update your PHP version to either 5.6 or to 7.0 or 7.1」ってエラー表示があるんです。でもって、WADAXに問い合わせてみると今のサーバーではPHPのバージョンを上げることはなく、いったん契約を解除してから新規に契約してくれだと。。。

要するに新しいサーバーにしないと新しいバージョンのPHPを使うことができないと。

だったら、もっと安くて高性能のサーバーのレンタルサーバーに引っ越そうかな・・・と。

今、引っ越し先を物色中です。

この夏休みの最後の仕事にしようかな。

 

関東地方は今日もどんよりとした天気のようです。

皆様、今日も良い1日を!!

政府専用機、Boeing747-400 その3

政府専用機の写真も残すところあと120枚弱になりました。

その中から今朝、さらに厳選して65枚まで減らしました。それ以上は減らないので、その65枚を一挙に掲載・・・と思ったのですが、さすがに1本の記事が長くなりすぎるので3分割して掲載していきます。

今日はその初日。

初日ですが、タイトルはこれまでから継続しているので「その3」です。

まずはスポットに入った政府専用機にタラップ車を横づけします。

地上では隊員がエビぞりになって誘導しています。

タラップ車が横付けされました。

政府専用機と同じカラーリングのタラップ車。

最上段には航空自衛隊のエンブレムが描かれています。

いよいよ政府専用機のドアが開けられます。

Boeing747-400のドア。

厚みがあります。ドアの内側の下のでっぱりには脱出用スライドが格納されています。

ドアの手前、胴体の白い部分に2本飛び出している黒い折れ曲がった棒のようなもの、これがピトー管です。機体表面を流れる気流の動圧を計測し、速度を表示します。これが詰まったり、折れたりすると飛行機の速度をコックピットで知ることができなくなります。それを描いたのが「ハッピーフライト」という映画でしたね。

そのピトー管の上の部分、金色の部分にあるのがAOAセンサー。AOAはAngle of Atack、つまり迎え角です。空気の流れに対して飛行機のピッチ角を検出するセンサーです。上昇角ではなく、あくまでも気流に対する飛行機の上向きもしくは下向きの角度です。その角度が大きくなると翼の上面を流れる気流が剥離して失速することになります。

開けられたドアから隊員たちが出てきて、タラップ車に整列!

この直前に全員で敬礼していたのですが、撮り逃してしまいました!! その残像というか余韻を1番下の隊員が残してくれました。(動作がちょっと遅れてくれてありがとう!!)

改めてタラップ車が横付けされた政府専用機、Boeing747-400の全体像を正面から撮ってみました。

でかい。。。

そして、せっかくなのでジャンボの正面顔を縦にして撮ってみました。ノーズギアからコックピットの窓の上のフラッグまで。

斜め前から、機首から垂直尾翼まで。

コックピットの窓と、コックピットの非常用出口から掲げられた国旗。

L2ドア。

ドアの下に赤線が描かれていて「WARNING STRAKE BELOW」「WARNING STRAKE ABOVE」という警告文が描かれてます。「注意! この下、整流板」「注意! この上、整流板」という意味?

機体前半を横から。

そして機体後半。

開けられたL1ドア。

航空自衛隊のエンブレムが取り付けられています!!

「日本国」と”航空自衛隊”エンブレム。そしてジャンボのドア。

ドアの真ん中、大きな銀色のハンドルがドアを開け閉めするハンドル。その横の箱の中に黄色い取っ手が付いたレバーがあるんですが、これが「セレクターレバー」。飛行機に乗ってドアが閉まった後に、「客室乗務員はセレクターレバーをオートマティックの位置に」というアナウンスを聞いたことがあると思いますが、それがこのレバーです。このセレクターレバーをオートマティックの位置にすると、ドアを開けたときに自動的にドアの下の部分に収納されているスライドラフトが展張します。

2階席部分の真ん中にある非常用脱出口。

結構高いところにあります。緊急時には2階席の乗客はここからスライドで脱出するのですが、怖いでしょうね。地上4階の高さから不安定な滑り台で滑り降りるんですよ。。。。しかも非常時に。

ちょっと離れた場所から正面顔。

斜め前から。

タラップ車やボーディングブリッジが無い空港で乗り降りするための内蔵階段。

JAPAN、日本国、国旗、赤と金色のライン。

日本を代表する飛行機、Boeing747-400です!!

右前から機体全体を撮影してみました。

20枚の政府専用機の写真、多くてすみません。。なかなか選び切れなくて。

今日までは曇り空の写真でしたが、この後奇跡的に天気が回復し、青空になったんです。

明日と明後日はその青空の元での政府専用機、Boeing747-400の写真をご覧いただきたいと思います。

 

それにしても、Boeing747-400がいなくなりつつある今、Boeing747-400の中でも特別な飛行機、政府専用機をこんなに近くで、じっくりと見ることができるなんて、本当に幸せでした。

どんな細かなところも見逃さないように、どんな角度・大きさでも撮り逃さないように・・・と憑りつかれたように撮影していましたね。

ちょっと角度が違う写真が大量に・・・・。

だからブログ掲載用の写真を選ぶのに、迷うんです。

高速のスライドショーにすると動画のようです。

 

今日はこの辺で。

今日は月曜日ですが、お休みの方も多いでしょう。

私も休みですが、自宅でまったりと過ごしたいと思います。穏やかに。

それでは良い1日を!! そして良い1週間になりますように。

政府専用機、Boeing747-400のエンジン

今日は政府専用機のエンジンです。

Boeing747-400ではエンジンはP&W(プラットアンドホイットニー)のPW4000、RR(ロールスロイス)のRB211、GE(ジェネラルエレクトリック)のCF6の3種類から選択して装備することができます。

日本の政府専用機が選択したのはGE CF6エンジンでした。

これです!

その1番エンジンのカウルが開けられて中身がちょこっと見えてました!!

カウルの内側は緑色です。これは腐食防止剤の色そのものなんでしょうね。

そしてこれがCF6エンジンのカウルの内側!

いろんなパイプや配線がありますね。後部の高圧コンプレッサー・燃焼室部分の周りの空洞を前部の大きなファンから取り込まれた空気が通っていきます。いわゆる”バイパス”です。

前方の大きなファンから取り込まれた空気が後部の高圧コンプレッサーに送り込まれ燃焼室に入って点火される空気とこの空洞部分から後方に抜ける空気に分かれますが、その比率を”バイパス比”と言います。このCF6-80Cエンジンだとバイパス比は5を超えます。

これは第2エンジン。メカニックの方がなにやらメンテナンスしているようです。

それにしても後部の銀色の部分、ピカピカですね。全然焼けていません。新品のようです。

第1エンジンと梅干。

エンジンの周りをグルっと周ってみます。

まずは斜め前から。

真横から。

2つの部分に分かれていますね。

後半部分はスラストリバーサーの仕組みもあり、スラストリバーサー動作中は後方にずれる部分ですね。

そして斜め後ろから機首部分と。

後半部分には赤文字で注意書きがされています。

「CAUTION-CLOSE CORE CAWL BEFORE CLOSING THRUST REVERSER」ですって。

そしてその文字の斜め上、カウルの演習にそって楕円形のアクセスパネルの開口部のようなものがありますが、ここが「THRUST REVERSER ACTUATOR ACCESS」です。スラストリバーサーの作動機構をメンテナンスするときにここを開けるんですね。

後ろから。

見てください。ジェット噴出孔の周り、鏡のようにピカピカですよ!!周囲の景色が映ってます。

今日は枚数が少ないですが、政府専用機、Boeing747-400のエンジンをじっくりとご覧いただきました。

このCF6-80C型エンジンももう目にすることがなくなっちゃうんですね。。。

本当に寂しいです。

ジャンボの初期のころのJT9Dエンジンから進化し、バイパス比も大きくなって燃費や騒音も改善されたのですが、それでもやっぱり古い。。。

そして大量輸送時代から少量多頻度輸送の時代へと変わり、ジャンボの需要が激減してしまった今の時代。

ジャンボの活躍の場が無くなっちゃったんですね。

Boeing747-8というBoeing747-400の後継機が開発され、一部の航空会社では使われていますが、その数は増える気配が少なく、Boeing747シリーズの生産終了の可能性も示唆されています。

【Boeing Considers Ending Production of 747】
Plane maker plans to make just six of the aircraft a year starting in September

Updated July 27, 2016 3:27 p.m. ET

”The world’s most recognizable airplane is coming in for a landing.
Boeing Co. said in a regulatory filing Wednesday that it might stop production of the 747,
ending nearly a half-century of building the plane that became the aircraft of choice
for the U.S. president and other heads of state.”

どうなるんでしょうね。

 

さて、今日は北海道に帰省していたカミさんが帰ってきます。

しょうがないから羽田空港に迎えに行ってあげようかな。

朝7時時点でP1からP4の駐車場はすでに満車です。

が、そうなることを見越して、昨日のうちに予約しておきました!

10時くらいからのんびりと飛行機を見ながら、カミさんの帰りを待とうかな。

 

それでは皆様、今日も暑い1日になりますが、良い1日を!!

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