月: 2008年7月
成田に到着
アメリカ大陸を中南部からアラスカまで縦断し、太平洋を超え、
「チーム・バチスタの栄光」を2回観て、日本時間の14時少し前、
日本の大地が見え始めた。
犬吠崎、銚子、利根川河口が良く見えた。
そのまま九十九里浜に沿ってやや北上し、左に旋回。
日本の大地に戻ってきた!
この日は、南風が吹いていた。
成田空港のR/W 16Rに向けて、茨城県上空で大きく左に旋回。
車輪を降ろし、フラップを降ろして、最終進入。
13時間のフライトの最後。
成田空港に無事に着陸。
たたみほどの大きさがあるスポイラーが一斉に立ち上がり、揚力を奪い、減速する。
「ただいま?」って感じで、何故かほっとした瞬間。
長いようで短かった7日間のアメリカ出張も無事に終わりました。
アメリカではダラスで開催されたU CONNECT 08という流通業のカンファレンスに参加してきました。アメリカではメーカー・小売業・ITベンダー含め、コラボレーションがかなり進んでいます。
全ては”消費者のため”に。
消費者の満足なくして、自社を含めたサプライ・チェーンの成長・成功はありえないという考え方がかなり根付いていることが実感できました。
また、サステイナビリティ(環境の保全と資源の維持)に対する取り組みも積極的に行われていて、それを「未来への投資」と考えている点、そして、それを業界のリーディング・カンパニーが強力に推進していることが分かりました。
日本ももっと元気になるためにがんばらなきゃならないなーと感じた1週間でした。
ヒューストンをTake Off
ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港のE7スポットで
東京/成田空港への出発準備を進めるBoeing777-200ER。
離陸のために滑走路15Lへ進入する。
この滑走路は3500mで、当空港で最も長い。
座席が窓側だったのは良いのですが、ちょうど主翼の上。
エンジン音が急速に高まり、離陸滑走開始!
いよいよ母国に向けての13時間のフライトが始まる。
離陸し、何度か旋回を繰り返し、航空路に乗る。
アメリカの広い大地ともお別れです。
この日、朝早くおきたこともあり、離陸?上昇の楽しい時間を過ごした後、
機内食を食べて、、、、爆睡しました。
各シートには、TV画面が設置されていて、映画やフライト情報が常に見ることができます。
目が覚めたときはちょうどアリューシャン列島の西端で、雪をかぶった山々が見えました。
そのあと、「チーム・バチスタの栄光」という映画がやっていたので、じっくりと鑑賞しました。
この映画、原作本を読んでいたのですが、結構楽しめました。
コンチネンタル航空Boeing737
ダラスからヒューストンに着いて、成田までの飛行機に乗るまでの3時間の待ち合わせ時間。
ヒマなので、空港出発ロビー内をあちらこちら歩き回った。
が、どこもかしこもコンチネンタル航空のBoeing737だらけ。
こちらは、ダラスから我々が乗ってきたBoeing737。
Boeing737って小さくて、ずんぐりしたイメージがありましたが、
こうしてみると、意外とスマート!?
これはBoeing737-900?!
確かに、機内は「あれ?」って思うほど、長かった。
-900はBoeing737のシリーズでも最も全長の長い機種。(42m)
時折、小さな飛行機が舞い降りてくる。
今朝、物凄い雷の音で目が覚めました。
何かが爆発したようなすごい音!
思わず窓を明けて、周囲を見渡してしまいました。
蒸し暑い1日になりそうです。
ヒューストン国際空港への着陸
正式名は「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港」という長い名前。
その滑走路26Rへアプローチを開始。
北側から空港へ接近し、左旋回。ダウンウィンド・レグへ入る。
空港の東側でベースレグへの旋回。
太陽を背に受け、深い緑の森の上空を空港へ向けてアプローチ。
フラップを降ろすと、水蒸気がフラップの端から後方へたなびく。
深い森から立ち上る水分だろうか。
空港の東側に伸びる高速道路を超え、いよいよ最終進入。
さすが、広大なアメリカ。高速道路もまっすぐ伸びている。
無事に着陸。
スポイラーを立ち上げ、減速。
ナイス・ランディングでした。
早朝の1時間のフライトでしたが、ずーっと窓に張り付きっぱなしで、
楽しいフライトでした。
アメリカってやっぱり広いなぁ?って感じました。
日本のように、次々と街が現れるのではなく、とにかく広い大地が広がっていて、
ダラスからヒューストンまでほとんど、森でした。
この後、3時間の待ち合わせの後、いよいよ日本への13時間のフライトです。