まだいた! サンアーク!

8月15日の羽田空港、濃密な午前中、まだいました! サンアークの飛行機。

飛行機は昨日までのGulfstreamより少しだけ大きくなってERJ170です。

大きさですが、Gulfstreamと大して変わらないんですね。

Gulfstreamが全長29.4mで翼幅が28.5mなのに対し、今日のERJ170は全長29.9mで翼幅は26.0mです。長さは50cmほど長いですが、幅は2.5mも小さい?!

でも、席数はGulfstreamが最大19席で、ERJ170は78席とかなりの差があります。

ホント?!

どう見ても、Gulfstreamの方が小さく、きゃしゃに見えます。

そんなERJ170ですが、RWY16Rで離陸滑走を開始しました。

確かにGulfstreamと同じくらい小さい。。。nr-0548

この日のお決まりの場所、見知らぬBoeing737と。nr-0552

そしてタイのジャンボと。nr-0556

JALの鶴丸(見えませんが)のBoeing767がタキシングする手前でローテーション!nr-0561

ほぼ真横。

パイロットの姿もしっかりと見えます。

機体の大きさの割に、客席の窓がとっても小っちゃいですね。nr-0565

サンアークがテイクオフ!

垂直尾翼もウィングレットもサンアーク。

なんだか、とっても懐かしい気がします。nr-0568

ERJ170の上昇シーンの機首部分のどアップ。

こちらはトリミングしました。

エンジンの排気口、一番後ろの部分、シェブロンノズルになってます。nr-0570

サンアークの飛行機とオレンジ色の市松模様。

なんだかおめでたい?!組合せ。

電線の鉄塔も紅白だ。nr-0573

もう1枚、紅白だらけの写真。nr-0575

いつも、小さい飛行機って早く上がってしまうので工場を背景にした上昇シーンって撮ることができないのですが、この日はこのERJ170も昨日までの小っちゃい飛行機も工場群を背景に上昇していきました。気温が高く、風も弱かったからでしょうか。nr-0576

ギアを格納するところまでお見送り。。。nr-0579

さて、同じERJ170ですが、こちらは鶴丸。

ガルーダのAirbus A330と見比べてみるとその小ささが分かりますね。nr-1476

こちらも羽田空港の第1ターミナルでの撮影での定番、カンタスのジャンボを背景に入れた離陸滑走の絵。

ERJ170の場合、小さくて背が低いので飛行機が下の方になっちゃいます。。。nr-1480

離陸滑走中、アンコリが光った瞬間を捉えることができました。nr-1486

エアボーン直後。

これもまた長く走りましたね。

この大きさの飛行機なのに、すごく長い離陸滑走。

ANAのBoeing767よりもかなり長く走ってます。nr-1492

サンアークのERJ170が飛び越えたオレンジ色の市松模様のタンクが背景にありますが、根元しか見えません。nr-1497

まさか、ゴツゴツ・ごちゃごちゃした工場群とこんなにバッチリ絡んでくれるとは!nr-1499

煙突から立ち昇る煙を見てもわかる通り、ほとんど風がないように見えます。

この煙突群の上を上昇する飛行機もいいですね! 首都高がなければもっといいのに。。。nr-1501

ということで、本日は昨日までの「小っちゃい」飛行機に続き、ちょっと大きな飛行機にしたつもりでしたが、大きさ的にはほとんど変わらないですね。

でもGulfstreamより結構大きく見えるんだけどなぁ。。。

大きさがほぼ同じなのに、なんで席数があんなに違うんだ?!

ボディの太さですね。

Gulfstreamの場合は最大離陸重量が21tほどで、ERJ170は35tほど。この違いでしょうか。

確かにGulfstreamは細く、シャープに見えます。機体が細いんですね。そして翼や燃料タンクを大きくして長い航続距離を達成しているのでしょう。

 

さて、待ちに待った土曜日でしたが、羽田空港は北風・・・・・。

キャセイのジャンボを撮りに行きたかったのですが、北風。

タキシングしか見ることができません。

ということで、今日の羽田空港行きは取りやめです。

昨日までは南寄りの風だったのに、低気圧が北上して低気圧の西側を回る風が北風になって関東地方に降りてきちゃってる。。。

残念です。

来週に期待することにしましょう。

10月1日まで、17日・18日と22日・24日・25日のまだ5回、チャンスはあります。

南風~!!

 

ということで、皆様、良い週末をお過ごしください!

羽田の小っちゃい飛行機、海保編

昨日の中国のプライベートジェット、Gulfstream G450に続き、今日も羽田空港で撮影した小っちゃい飛行機です。

今日は2機、海上保安庁のGulfstream VとDHC-8-300です。

まずやってきたのはGulfstream Vでした。後方にはタキシング中のDHC-8-300も見えます。nr-0784

昨日の中国のプライベートジェットがノースエリアで出発準備中なのが見えます。

同じGulfstreamなのですが、中国の個人所有機はG450という現行機種で、海上保安庁のGulfstream Vはちょっと古い、すでに生産が終了した機首です。

航続距離が非常に長く10,000km以上も飛べるんです。そのため、アメリカの政府機関でも使われています。海上保安庁が採用したのもきっとその航続性能からなんでしょうね。nr-0785

Boeing747とBoeing737とGulfstream V。

遠近法でみんな同じくらいの大きさ! に見える。

そしてみんなウィングレット付き!nr-0787

滑走路を半分走って、ローテーション。

昨日のG450もそうでしたが、Gulfstreamって結構長く走るんですね。

ところで、海上保安庁はいわゆる”公的”機関なのですが、政府専用機同様、銀色部分がピカピカです。

丁寧に丁寧に磨かれているんでしょうね。nr-0793

エアボーンしました。

このGulfstream Vは海上保安庁向けということで改造されているのでしょう。おなかに大きな”こぶ”が見えます。レーダーか何かが中にあるのでしょうか。。。nr-0795

Airbus A340とBoeing787がそれぞれ半分ずつ。

Gulfstream、小さいですが主翼がしっかりしなってます! カッコいい~!

飛行機⇒機械⇒硬いというイメージなので、こうしてしなっている主翼を見ると、嬉しくなります。

ギャップに萌えるんですね。nr-0798

国際線貨物ターミナルの倉庫と川崎の工場群を背景に上昇を続けます。まだギアは上げようとしてません。nr-0800

今日の写真での一番のお気に入り。

この背景の”超”ゴチャゴチャ感とスマートな飛行機、いいですねぇ。

更に背景には鶴見つばさ橋と横浜ベイブリッジの橋脚が写ってます。小さな飛行機をアップで撮っているので、遠くの橋脚もいつも以上に大きく見えます。nr-0801

そして月のマークのKaoの工場。

結局ギアを格納するところは撮ることができませんでした。

Gulfstream Vはここまで。nr-0802

続いてはDHC-8-300。

プロペラの回転を止めちゃいけない!ということで、シャッタースピードを1/100秒まで遅くし、f値はf20まで絞りました。

ということでピントが合っていない写真を量産・・・・何とか見られるものを掲載します。

まずはR2-D2を背景に離陸滑走を開始したところから。

プロペラ、ちゃんと回転してるでしょ! nr-0895

グングンと加速しています。

久しぶりに見るDHC-8-300。

ただ、ANAが使っていたDHC-8-300と違っておしりから棒が突き出しています。これもアンテナ?!nr-0900

前後の移動に上下運動が加わるローテーションやエアボーンの写真は遅いシャッタースピードのせいでピントを合わせることができず、ボツ。

目の前に来て直線運動になりようやくピントが合いました。いわゆる”流し撮り”ってやつ。

私が苦手な。nr-0909

Gulfstream Vと連続しての離陸、しかも両方ともかなり長い離陸滑走距離。

燃料を満載している?

どこかでの捜索・救難活動に向かったのでしょうか。nr-0911

DHC-8-300ですが、上昇もゆるゆると上がっていきます。Gulfstream Vよりもさらに浅い上昇角なので、国際線貨物ターミナルの倉庫と重なっての上昇です。

そしてこちらはギアを格納し始めました。

エンジンから伸びているメインギア、後ろに倒れて格納でしたっけ?!nr-0913

そしてこのDHC-8-300にもお腹に黒いこぶがついてます。nr-0918

ということで、本日は海上保安庁のGulfstream V、JA501A「うみわし」とDHC-8-300、JA725A「みずなぎ」でした。

この日、8月15日の午前中はこんな飛行機も立て続けに離陸していき、本当に”濃密”でした。

空が晴れた青空じゃなかったのが残念です。

 

さて、最近というか、今週はずーっと5時半起きです。

次男が保育園の教育実習期間で6時半に家を出るので、5時半に起きだし、その物音で起きちゃうんです。

保育園とか幼稚園の先生って朝早いんですね。

先日も早く起きたから早く家を出たんですが、近所の保育園、6時半に出勤してました。

そうですよね、出勤前に子供を保育園に預けて会社に出かける方がいるんですから、預かる側はそれより前に保育園で準備をしなくちゃならないんですよね。

保育士さんって大変なんですね。

不足するのも分かります。

大変な割に、給料が少ないのでは、なかなか保育士になろうという人は増えないでしょうし、なっても続かないのでしょうね。

10年以内に待機児童をゼロにするとか言ってます。

保育士さんの待遇改善も進めないと、保育園を増やすだけでは実現できない目標でしょうね。

ハード・ソフト両面からのアプローチで待機児童ゼロを早期に実現していただきたいものです。

 

さて、昨日は台風から変わった温帯低気圧が日本の南沿岸を北上していきました。

ところどころで大雨となったようですが、私は傘も持たずに家を出て、雨にも降られることはありませんでした。

雨が降る前の横浜を出発し、雨が通り過ぎた後の大阪に向かい、そして夜は雨が通り過ぎた後の横浜に戻るというということで、荷物になる傘はおいていったんです。

正解でした。

さすが晴れ男ですね。

 

ということで、今日はすっきりと晴れた朝です。

そして金曜日。

今週は長かった! 昨日のイベント(とあるプロジェクトのキックオフ)を終えて、もう1週間が終わった気分でしたが、もう1日あったんです。

今日も頑張りましょう。

皆様、良い1日を!

中国のプライベートジェット

8月15日の濃厚な午前中、これまた変わった飛行機がRWY16Rにラインナップ。

一応、正面顔を撮ってみました。

T字尾翼、リアエンジン。

Gulfstream G450です。

滑走路がとっても太くというか、幅広に見えます。NR-1244

離陸滑走開始! 向こう側からもう1機、別のビジネスジェットがやってきました。

最近の羽田空港、ノースエリアにはビジネスジェットがいっぱいいますよね。NR-1251

JALのBoeing777と見比べてみると、ほんと、ちっちゃい飛行機です。

登録記号はB-8279。Bってことは中国籍です。

赤いからもしかしたらと思っていたら、やっぱり中国でした。NR-1254

ドアの脇に何やら漢字が書いてあります。「宏兆」?! 人の名前か?

このB-8279、中国の個人所有のビジネスジェットらしいです。

どっかの大きな企業の社長さんでしょうか。NR-1259

小さな飛行機のわりには、長いこと走って、第1ターミナルの前あたりでローテーション、そしてエアボーン。

翼もかる~くしなってます。NR-1262

窓は6個並んでいますが、8人乗りです。

内装などはGulfstream G450のメーカーのページで!

結構ゴージャスです!NR-1263

上昇シーンその1。NR-1267

上昇シーンその2。NR-1269

上昇シーンその3。

飛行機が小さいので飛行機を大きくとろうとすると、背景がとっても狭くなって、いつもの”工場群”じゃなくなっちゃいます。NR-1272

ギアの格納中。NR-1274

まだノーズギアの格納室のドアが閉まっていません。

小さなプライベートジェットだったんですが、エアボーンもその後の上昇も、ギアの格納も大型機並みでした。NR-1282

ということで、今日は旅客機ではなく、個人所有のビジネスジェットでした。

これから大阪に行ってきます。

台風は温帯低気圧に変わって、静岡県の南の方を北上中です。

新幹線も現時点では平常に運転しているようです。

ちゃんと着きますように。

それでは今日はこの辺で。

皆様、良い1日を!!

 

フォースが覚醒!・・・・しなかった、やっぱり。

羽田空港の午前中、南風運用だと居ても立ってもいられなくなり、ついつい出かけてしまいます。

そしてこの日も、タイのジャンボ、キャセイのジャンボ、R2-D2、ハローキティジェット、ガルーダと、今日のスターウォーズジェット、スタアラ、ワンワルを短時間の間に立て続けに見ることができました。

もしかしてフォースが覚醒して、引き寄せてる?!と思うくらい、見どころたくさんの午前中です。

これだけの飛行機を短時間で見ちゃうと、もうお腹いっぱいになって、午後2時のルフトハンザまで残る気力がなくなっちゃうんですよね。RWY16Lからのルフトのジャンボの離陸って、撮りにくいし。。。

なので、8月15日のこの日も午前中で撤収!短期集中型でした。

ということで、スターウォーズジェットの離陸シーンをご覧ください。

まずは離陸滑走開始直後の様子。翼端のフラッシュライトが光った瞬間!! これもフォースのお導き?!NR-0504

相変わらず”不明”のBoeing737が背景にいらっしゃいます。NR-0508

やっぱり早い!ローテーション。

ほぼ確実に滑走路の半分も走らずに、ローテーションそしてエアボーンまでいっちゃうんですよね、ANAのBoeing767。NR-0511

国際線ターミナルの展望デッキが見える前にエアボーンし、上昇を開始しました。

こういった角度で飛行機のテイクオフを見ることができるのは大歓迎です!NR-0515

国際線ターミナルでは2機のBoeing787が出発準備中。Boeing767も特別塗装で頑張ってます!NR-0518

ようやくR2-D2が全部見えました。目の前を通過する頃にはほぼ目線の高さ、ビルの5階相当です。

こちらも背景にいるのはANAのBoeing787そして、ルフトハンザのAirbus A340。NR-0523

エアボーンが早い割には、「ギア・アップ!」の声が遅い?!まだギア格納室のドアが開きません。 NR-0524

エアボーンが早いので、工場群を背景にした写真が撮りにくいのがANAのBoeing767。

ウォーターマークに重なって見えるのは鶴見のつばさ橋の橋脚です。NR-0525

やっとギアをしまい始めました。

早く!!NR-0535

ギアを格納して上昇するスターウォーズジェット。

機体の左側はR2-D2ですが、反対側はオレンジ色のBB-8です。

今度は第2ターミナルでRWY16Lを離陸するスターウォーズジェットを撮ってみたいですね。NR-0542

フォースが覚醒した!と思ったのはこの日の午前中まで。。。。

「おっ!」「おっ!!」と次から次へとやってくるジャンボや特別塗装機にワクワクしながら撮影した午前中でしたが、その後はいつも通りの生活。

先を見通す(予知する)こともないし、念ずるだけでモノを動かすこともなく。。。。

やっぱり普通の人間でした。

”フォース”って、科学的にあり得るのでしょうか。池の上にXウィングを浮かせるなんて・・・あり得ないですよね。

でも、フォースを身に付けたい!と思います。

 

さて、天気は一気に下り坂、またまた台風が接近してきてます。

今回の13号は例年通りのコース。

沖縄から北上し、九州地方を通過して、日本列島を縦断する感じで北上するパターンです。

台風は暖かい海を栄養源としているので、いったん上陸してしまうと、栄養補給がなくなり、急速に弱まっていきます。なので関東地方にやってくることには威力がなくなっているもんなんですが、今回は秋雨前線もあり、そいつとの相互作用が心配されてます。

明日の朝一で大阪に新幹線移動なんだよなぁ。。。。台風の進行に逆らっての大阪行き。

行けなかったらどうしよう。大阪のメンバーに任せればよいか!

 

ということで、皆様、台風に気を付けて!

良い1日をお過ごしください。

オーストリア航空ラストフライト-1

KLMのジャンボのラストフライトばかりに注意が行ってしまって、すっかり忘れていました。

オーストリア航空は9月4日の成田空港発ウィーン国際空港行のOS52便をもって日本から撤退だったんです。

オーストリアと日本を結ぶ唯一の路線が27年間の歴史に幕を下ろしました。

今後、ウィーンに行くとしたら、上海や香港を経由するか、ドイツを経由して、乗り継いで行くしか方法がありません。

中国路線を増強し、日本から撤退・・・・本当に残念です。

9月4日がラストフライトだったんですが、その前日の9月3日、それが私にとってのオーストリア航空のラストでした。まさか翌日が最後だとは知らずに、撮っていました。

午前中のKLMのBoeing747-400のラストテイクオフに酔いしれ、その後は午後のBAのBoeing787を撮るのみ!という感じでした。そのBAのBoeing787の出発時刻が1時間ディレイしたおかげで13時45分発のオーストリア航空のOS52便を撮影することができたんです。

もしBAのBoeing787が定刻(12時35分)に出発していたら。。。。きっとそこで撤収していたことでしょう。

BAさん、ありがとう!

 

まずはウィーンからのOS51便、11時半に成田空港に到着しました。

それほど注目していなかったので、ランディングシーンは撮れずに、誘導路に入ってきてからの撮影でした。NR-4179

スポットは第1ターミナルの南のほう。

第1ターミナルの展望デッキの前を通っていきました。

機首部分のアップ。

コックピットの下に小さな青い文字で「Dream of Freedom」って書いてあります。この機材、”OE-LPC”の愛称でしょうか。NR-4183

スポットに向けてタキシング中。

Boeing777-200/ER、エンジンがでかいです!NR-4185

そして約2時間15分後、今後はOS52便としてウィーンに向けて飛び立ちます。

滑走路を半分と少し走ったところでゆっくりとノーズギアを持ち上げ始めました。NR-4939

「NARITA」の植え込みに差し掛かったころに機首上げは最大に! このままエアボーンの時を待ちます。NR-4941

「NARITA」の「TA」の前でエアボーン。

ラスト-1のテイクオフです。

私にとってのラストテイクオフ。NR-4942

滑走路脇の草苅を行っている人たち、近くで飛行機を見られるなんて、しかも離陸する姿をすぐ横で眺められるなんて本当に羨ましい!! あの草苅トラクターの運転席で飛行機を見てみたい!!NR-4943

到着したエアカナダのBoeing787の向こう側を上昇していきます。

時刻は13時45分過ぎ。

もう太陽はてっぺんから西に傾き始めていて、逆光気味です。NR-4944

欧州便だというのに、こんなにがっつりとした機首上げ姿勢で上昇していきます。

大きなエンジンの巨大なパワーの成せる技でしょうか。

エンジンが水色に塗られていて目立つこともあり、大きく見えます。NR-4946

ギアをしまい始めます。

翼のしなりが美しい。。。。NR-4947

オーストリア航空もデザインを新しくしつつあったのですが、最後の撮影は見慣れたこの旧デザインでした。

ウィーンに向けて約11時間のフライトの始まりです。NR-4950

以前、「この飛行機に乗って音楽の都、ウィーンに行ってみたい」と書きましたが、結局、かなわずでした。

KLMのジャンボが去り、オーストリア航空が去り、10月1日には羽田空港からキャセイのジャンボが去り、、、、

なんだか、お別ればかりですね。

でも、9月3日の成田空港では、初めてお目にかかる航空会社も2社ほどありました!

お別れもありますが、新しい出会いもある。

時代の移り変わりを感じます。

新しい出会いが中国と韓国の航空会社だというのも、時代の流れですね。

このオーストリア航空も日本から中国へのシフトで、日本から撤退します。

時代は中国?!

「がんばれニッポン!!」と声を大にして言いたいです。

 

日本は島国で、海外からくるためには船か飛行機を利用するしかありません。

なのに、空港は狭く、規制が多い。

便数を増やしたくても増やせない。

アジアのハブ空港になり切れないんですよね。。。

 

世界に通用する空の玄関、欲しいですね。

 

昨日は会社のオフィスの窓からとってもきれいな雲、雄大な積乱雲が東京湾の向こう側にそそり立っているのが見えました。

大気の状態が不安定になるということでしたが、東京・横浜は雨が降ることもなく1日を終えることができました。

今日も同じような大気の状態だとか。

日の出時刻もだいぶ遅くなってきましたね。

この間まで、起きたとき(5時15分頃)にはすでに太陽は昇っていたのですが、今朝はまだ日の出前でした。今朝の日の出時刻は5時17分。先ほど、ようやく窓からオレンジ色の光が飛び込んできました。

季節は移っているんですね。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!

タイのジャンボのテイクオフ

今日の月曜ジャンボは8月15日のタイのジャンボ、TG683便、バンコク行きです。

タイのジャンボはいつも第1ターミナルからちょこっとだけ見える場所にいます。

最初は垂直尾翼しか見えませんが、プッシュバックを始めるとこんな感じでそのお姿を手前の飛行機越しに見ることができます。10時半前後になると垂直尾翼が動き始め、機首を東に向けてプッシュバックするんです。

もう、ここから完全にジャンボモードですね。NR-0499

タキシング中の楽しみは、ノースエリアに停まっているカンタスのジャンボとのツーショット。 NR-0595

いつも思うんですが、あの茶色のアパート?マンション?の上層階に住んでいる人、いいなぁ。。。

窓を開けたら飛行機を、空港を見ることができるんですよね。

Boeing737とBoeing747の大きさ比較。

ジャンボは大きい!というか、Boeing737はちっちゃい。。。NR-0606

タイのジャンボとANAのスタアラ。

ちなみに、タイもスターアライアンスです。このタイのジャンボにもスターアライアンス塗装があって、羽田空港にも飛来したことがあるらしいのですが、私はまだ1度も見たことがありません。NR-0614

正面は撮り損ねた!!

ということで正面をちょっと過ぎたところ。。。(^-^;NR-0635

大田区の街並みを背景に離陸滑走。 グレーの曲線が描かれたどこかのBoeing737も背景にいます。

どこの飛行機なんでしょうね。NR-0660

離陸滑走中、もう一度カンタスのジャンボと。

ANAのBoeing767がちょっと邪魔・・・・。すみません。NR-0661

いつもと同じような場所で安定のローテーション!

羽田空港からバンコクのスワンナプーム国際空港までは約6時間のフライトです。ジャンボからするとひとっ飛び。NR-0667

遠くにうっすらとみなとみらいのランドマークタワーが見えるんですが、空は白く霞んでます。

タイのジャンボは貨物ターミナルの手前でまさにエアボーンしようとしています。このがっつりとした機首上げ姿勢、いいですねぇ。主翼もしなってます。NR-0671

そしてどアップ!

最近のこのどアップ、うまく撮ることができるようになりました。

今年の最初の頃は、なかなか構図が決まらなかったり、フォーカスが合わせ切らなかったり、機首やギアがちょん切れてましたが、この頃はピタリと決まります。NR-0672

決まったのでもう1枚! オレンジ色の市松模様と林立するごつごつした煙突と美しいタイのジャンボ。

既にギアアップの声がかかり、ギア格納室のドアが開き始めました。早い!NR-0673

工場と空の間を上昇するタイのジャンボ。NR-0675

上の写真と下の写真、どっちを削るか最後の最後まで悩みました。

悩むくらいなら両方とも掲載してしまえ!ということで掲載しますが、コメントは上の写真と一緒。。なので割愛。NR-0676

そしてこれもとても良い背景での上昇シーン。”工場”⇒”煙突”という感じの背景です。

首都高(左右に走っている上下2段構造の高架道路)がなければなぁ。NR-0678

そしてギアの格納動作が早かったので、ギアを格納した上昇シーンも撮ることができました!NR-0691

一昨日のKLMのジャンボの余韻があるまま月曜日の朝ジャンボを迎えました。

ジャンボの離陸シーンを見ると、元気が出ます。

そういえば、先週は悲しいニュースもありましたね。

ジャンボの父、Boeing747を作った男と呼ばれたジョー・サッター氏が8月30日に95年の人生に幕を降ろしました。ジャンボ~Boeing747は、1960年代の半ばにジョー・サッター氏が率いるチームによって開発されました。そして1970年代から各航空会社で世界各国の空を飛び始めました。

Boeing747-100、SR、-200、-300、-400、-8などなど進化しながら世界中を飛んできたジャンボですが、-8の売れ行きも芳しくなく、Boeing747の生産終了が報じられた年に人生に幕を下ろしたサッター氏。

ジャンボの開発から50年、半世紀、その姿をずーっと見続けることができて良かったですね。

今月一杯、10月1日に羽田空港からまた1機、ジャンボがいなくなります。キャセイのジャンボです。

それまでにもう1度、南風の日に、今日のタイのジャンボと一緒にキャセイのジャンボも撮りに行くことができれば。。。。

 

今週は不安定な天気が続きそうですね。

皆様、良い1週間を!!

さようなら!KLMのBoeing747-400!

昨日、また日本の空からジャンボ(Boeing747-400)が1機、姿を消しました。

オランダのアムステルダム・スキポール空港と成田空港を結んでいたKLM861便/KLM862便で使用されていたBoeing747-400が昨日のフライトを最後に、Boeing777に変更されます。

昨日のKLMのBoeing747-400のラストフライトを見ようと、成田空港には大勢の航空ファンがいました。

私も午前8時前に成田空港の第1ターミナルの展望デッキに出かけたのですが、フェンスの撮影用の”穴”を確保するのが精いっぱいでした。

撮影した写真は全部で284枚(KLMのBoeing747-400だけで)。今日はその中から選びに選んで36枚の写真を掲載します。

当ブログ開設以来、一回の投稿で36枚の写真はおそらく新記録?!

ということで、コメントは少な目にします。

そして最後の数枚は是非、連続で見ていただきたいため、途中にコメントを挟みません。

それでは、ご覧ください。

まずはKLM861がオランダのスキポール空港から到着したところから。定刻は8時20分ですが、昨日は8時23分の到着でした。スキポール空港からの出発が定刻の14時40分を13分遅れて14時53分でしたが、10分、取り返しての到着でした。10時間29分のフライトでした。

展望デッキから、タッチダウンの瞬間は、かなり遠くて、メラメラでしたが、最後だからOK?!NR-2604

ノーズギアが設置した瞬間!NR-2614

スラストリバーサーのゴォ~という音とともに減速。NR-2625

目の前にやってきました。

もう、このKLMブルーのBoeing747-400を成田空港で出迎えることはないんですね・・・・。NR-2630

この日のBoeing747-400はPH-BFEで「City of Melbourne」(メルボルン市)号でした。NR-2642

滑走路から離れ誘導路に入ります。

昨日は雲が多く、しかも雲の流れが速く、晴れたり曇ったり。しかも一つ一つの雲の大きさが小さいので、着陸地点は日向で、その後日陰に入り、また日向・・・・という状況。撮影が非常に難しい状況でした。

こちらは日陰。。。NR-2649

写真の奥の方、日向になってますよね。そして今ジャンボがいるところは日陰。こんな感じでした。

ジャンボは誘導路をUターンするように曲がり、第1ターミナルの方へやってきました。 NR-2658

ここで左に曲がり、第1ターミナルの14番ゲートに向かいます。

この時、管制官から「KLMのBoeing747-400のラストフライトですよね?」と確認が。

パイロット側からは「その通り!」との答えがありました。

でもって・・・

何か管制官側からの会話が続くかと思いきや、確認しただけでした。えっ?!NR-2677

誘導路からランプエリアに入ってきたとき、日向になりました。KLMのBoeing747-400の機首部分が明るい太陽に照らされて、KLMブルーが鮮やかに!!NR-2690

そして約2時間の日本滞在後、10時39分(定刻は10時30分)に14番ゲートを離れ、滑走路(RWY34L)へと向かうためにランプエリアを進んできました。

移動中のNCAのBoeing747-400とツーショット!NR-3661

ランプエリアとタクシーウェイの境目、”ゲートウェイ”を通過するKLMのBoeing747-400。

大好きな角度です。NR-3665

昨日は満席だったそうです。このBoeing747-400は1階後方部が貨物室になっている”Boeing747-400コンビ”ですので、満席なら約280名の乗客が乗っていたことになります。NR-3676

RWY34Lと平行にはしるタクシーウェイを進んでいきます。NR-3683

機首の右側には「City of Melbourne」と書いてありましたが、こちら側は「Melbourne」だけなんですね。

小さいですが、キャプテンの姿も見えます。

この日のキャプテンはオットー・ファン ブルッヘン氏で、アムステルダム-成田の直行便初フライトで航空機関士(FE:Flight Engineer)を務めた方らしいです。1987年から29年。今度はキャプテンとして最後のフライトの操縦桿を握ることになるなんて、KLMも粋な計らいをしますね!NR-3688

大きなKLMのロゴが描かれた機首部分と2つのKLMのロゴ入りエンジン、そしてロゴ入りのウィングレット。全部で4つのKLMのロゴ。NR-3704

ゆっくりと、堂々とした様子で私たちの目の前を通過していきました。

昨日は撮影場所に非常に悩みました。着陸は「ひこうきの丘」で撮影し、それから展望デッキに移動だと、すでにフェンスの撮影用の穴は無くなっているだろうから離陸は「さくらの山」にしようか? それともアプローチやランディングの瞬間の撮影はあきらめて最初から第1ターミナルの展望デッキにするか。。。。

でも、この目の前を通る大きなKLMのBoeing747-400を見たくて、最初から第1ターミナルの展望デッキにきました。

正解!!NR-3707

Boeing社の最新鋭のBoeing787と生産が終了し、今後退役が進むBoeing747。NR-3746

さぁ、ここからが離陸シーンです。

離陸滑走を開始する前、KLMのパイロットから素敵なリクエストが管制官に投げかけられました。

離陸後、500ft(約150m)上昇後に翼をロール(左右に振る)する機動(マニューバ)を行っても良いか?と。

でも昨日の管制官、最初のそのリクエストを理解できなかったのか、しばらく沈黙が続き、その後、リクエストの内容を聞き返していました。

パイロット側はもう1回、リクエストを送信してきましたが、それもしばらくだんまり・・・・でもって「ラジャー」の一言。

えっ?!それだけ?!

ちょっと昨日の管制官の対応にはがっかりでした。

そんなやり取りの後、10時47分、KLMのBoeing747-400は成田空港での最後の離陸滑走を開始しました。

太陽も高くなり気温も上昇、メラメラの向こう側ですが、これもまた最後!NR-3786

グングンと加速します。満席と聞いていたので重たいだろう、離陸滑走は長いだろうと思いながらシャッターを押し続けました。NR-3801

パトカーが滑走路の脇からこのKLMのBoeing747-400の離陸を見ていました。

いいなぁ、あんな近くから見ることができて!!NR-3806

「NARITA」の前でローテーション!!

狙っていたのですが、見事にはまりました!! この時点で感動!!NR-3808

エアボーンの瞬間です!!NR-3811

翼を大きくしならせてKLMのBoeing747-400は日本の大地を離れました。

その姿勢はやっぱりジャンボらしい!!NR-3813

自分を翼の延長線上に置く、この角度。

KLMのジャンボではこれが最後なんですねぇ。NR-3816

グングンと上昇していきます。

成田空港を取り囲む森と空の境目を通り過ぎます。NR-3818

そして空へ!

この写真を撮影後、急いでフェンスの撮影穴から離れ、上昇するジャンボが見えるデッキ後方へ移動!!

ATC(飛行機と管制官の通信)を聴いていた人はこの後何が行われるのか知っているので、みんな同じ行動を!NR-3819

高度500ft通過後、ゆっくりと翼を振り始めました。

最初は右に。

その後、4回、翼を左右に振ってKLMのBoeing747-400からの日本へのお別れの挨拶が続きました。

感動です!!

ココからはその4回のウィング・ロールを連続でご覧ください。

スクロールホイール付きのマウスをお持ちの方、スクロールしてみていただくと動画に見える?!NR-3829 NR-3835 NR-3841 NR-3850 NR-3854 NR-3863 NR-3869 NR-3878 NR-3884 NR-3888

翼を振りながらも高度を上げ、成田空港から300km/h以上の速さで遠ざかっているのでウィング・ロールの途中からはかなりトリミングし、画質も悪いですが、KLMジャンボのこんな素敵な上昇、2度とお目にかかれません!

本当に感動しました。

この後、10時間37分のフライトを経て、現地時間の14時36分にスキポール空港に到着したようです。

今日からはKLM861/KLM862の機材がBoeing777に変更されています。

飛行時間も若干伸びているんですね。

KLM861(スキポール⇒成田)が10時間29分が10時間35分に、KLM862(成田⇒スキポール)が10時間37分が11時間20分に。

まぁ、上空の気流・偏西風の速さにもよるのでしょうけれども。

ちなみに、今朝のKLM861便、7時50分現在、日本海を横断中です。機材はPH-BVNのBoeing777-300/ERです。。。

 

 

KLMのBoeing747-400、さようなら! 今まで楽しませてくれてありがとうございました!

 

ということで、本当は昨日中に号外を出したかったのですが、撮影枚数があまりにも多く、選別と現像に時間がかかり、今朝の通常の投稿になってしまいました。

次は10月1日の羽田空港からのキャセイのBoeing747-400のラストフライトか。。。

 

それでは皆様、長くなりましたが、今日はこの辺で。

良い1日を!

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