タイジャンボ@新千歳空港

千歳遠征2日目、7月22日(土曜日)は午後からブルーインパルスの予行が行われました。

でもって、午前中は特に予定は入れてなかったのですが、飛行機好きの4人が集まって、「どこ行こうか?」となると・・・・行き先は空港しかありません!(^^)!

ということで、新千歳空港の展望デッキに行きました。

特に事前に調べてあったわけではないのですが、デッキで撮影を始めて少ししたら、左手から大きな飛行機が姿を現しました。

羽田空港でもおなじみのタイ国際航空のBoeing747-400です!!

ここでも会えるなんて!!

この時の風は北からの風で北風運用中。RWY01Lに向かう姿をじっくりと見ることができました。

展望デッキの前を堂々とした様子でタキシングしていきます。

向こう側をANAのBoeing777-300がタキシングしてますが、やっぱりBoeing747-400、貫禄ありますねぇ!!

大好きな構図で1枚。

ウィングレットの紫色も素敵ですね!!

新千歳空港の弧を描いたターミナルビルに沿ってタキシング。この先で滑走路と平行に作られているタクシーウェイに入ります。

ターミナルビル周回タクシーウェイ(?!)から離脱します。

その向こう側のRWY01Lからは今まさにANAのBoeing777が離陸しようとしています。

このタイジャンボがやってくる少し前に一時雨が降ってきて、路面がぬれてます。

タイジャンボを真後ろから。これは羽田空港ではなかなか見られません。(国際線ターミナルに行けば、ランプエリアから出るときに見ることができますが、私はいつも1タミなので。。。)

そしてラインナップ。

約3km先の滑走路端は北の新千歳空港といえども、やはり夏、メラメラしてます。

そして路面にたまった雨水を吹き飛ばしながら加速開始!!

オレンジ色に見える部分は接地帯のマーキング。北海道の空港の滑走路のマーキングはオレンジ色で描かれています。雪に覆われても視認しやすいように。

ローテーション!!

ジャンボの離陸をこの角度で見ることができるなんて!! 感動!!

エアボーンの直前。

機首を持ち上げ、エンジンも上向きになり、エンジンから噴き出すジェットが路面にぶつかり、滑走路面の雨水を吹き飛ばします。

エアボーンしました!!

来たぁ~!!っていう感じ。

湿気の多い空気をつかみ、主翼の上面にもボワっと水蒸気が発生。

右翼の上面に水蒸気がはっきりと見えます。

そして右のエンジンから噴き出すジェットが滑走路にたたきつけられているのも見えます。

このジェット噴射の反動で飛行機が飛び上がっているように見えます。

上昇を開始。

キャプテンは早々にギアアップの指示、ギア格納室のドアが開き始めます。

森と空の間を上昇するジャンボ。

さっきまで雨が降っていたのですが、雲の流れが速く、雲の隙間からは時折太陽がのぞきます。

その太陽に森の北側が照らされています。飛行機も。

展望デッキの真横を通過。まだギアは格納し終えてません。ちょい残念。

でもジャンボの上昇を横から見ることができて幸せ!!

ギアの格納完了。

TG671便、新千歳空港発スワンナプーム空港行。7時間5分のフライトの始まりです。

スワンナプーム空港には現地時間の15時45分に到着しました。

雲がとても低く、この後すぐに雲に飲み込まれてしまいました。

月曜日にタイミングよく、ジャンボの姿をブログに掲載することができました。

今週はここ何か月かでもっともハードな1週間になります。

火曜日の夜から金曜日までずーっと出張です。

神戸に行ったり、大阪に行ったり。

とにかく、月曜日にこの美しい紫色の袈裟を纏ったBoeing747-400の力強い離陸シーンを見て、元気をもらおう!!

そして、水曜日から金曜日は出張ということで、ブログの更新は休ませていただきます。

昨日・一昨日の土日に写真を準備できなかったので・・・・(^-^;

それでは皆様、今日も良い1日を! そして良い1週間を!!

PACAF F-16 Demo Teamのアクロバット

タイトルはPACAF F-16 Demo Teamとなってますが、まずは日本の航空自衛隊のMitsubishi F-2Aの着陸シーンから。F-16と大変良く似ていますが、F-2です。

F-16をベースに大型化しF-1の後継機として開発された支援戦闘機です。

このあとのF-16と見比べていただければと思いますが、F-2ではキャノピーが3分割になってます。

ランディングはRWY18Lでした。

そしていよいよ米軍のPACAFのF-16 Demo Teamによるアクロバット飛行です。

5月21日(金曜日)の午後1時40分、RWY18Rに向けてタキシングしてきました。23日の本番に向けての予行演習の始まりです。

背後の千歳基地の建物の屋上にも見物人の姿が見えます。日本の航空自衛隊の隊員もPACAF F-16 Demo Teamのアクロバットには興味があるんですね。

仲間が見守る中、離陸滑走開始。背後のハンガーにも見物の自衛隊員の姿が。

先に到着していたブルーインパルスを背景に加速。

そしてエアボーン。ここからがとにかくすごかった! おとなしく飛ぶことは一切なく、ひっきりなしにアクロバットを見せつけてくれました。

高Gの機動の連続で、翼からはヴェイパーが出まくり。

確かに湿気の多い、曇り空でしたが、ヴェイパーがすごかった!

アフターバーナーを炊きっぱなし?! ものすごい轟音で千歳基地上空を通過!

滑走路上を通過したと思ったら急上昇してそのままアフターバーナーを使ったままの高G旋回。

そして基地に引き返してきて再び上昇。ドカーンというものすごい音とともに主翼上のヴェイパーがぼわっと噴き出す感じ。

機体をロールさせながら基地上空を通過。

そして翼をほぼ垂直に傾けてのターン。

この時どのくらいのGがパイロットにかかっているんでしょうね。通常の速度で60度バンクの旋回だと2Gがかかりますが、このバンクこの速度だと。。。。血が足元に下がろうとするでしょうね。

ぐいぐい周ります。パイロット、辛いんだろうなぁ。

それにしても見せてくれるなぁ。

再びアフターバーナーを点火したままターン。

このヴェイパー、機内からはどんな風に見えるんでしょうね。

このPACAF F-16 Demo TeamのFaceBookに千歳基地でのアクロバット時の機内動画がありました。

見晴らしがとても良さそうなコックピット。

翼全体からヴェイパーが発生してます!

一瞬現れた雲の隙間の青空を背景に!!

ぐいぐい回ります。これでもかこれでもかというくらいに、上下左右に。

基地上空を通過してそのまま宙返りか。

上昇しながら右にターン。

15分ほどのフライトでしたが、あっという間に終わってしまった感じでした。

視界から外れることなく、次から次へと繰り出される機動に目を奪われっぱなしでした。

そしてものすごい音!

曇り空なのにこんな機動してくれるんだ!と感動!!

仲間のF-16を背景にRWY18Rにランディング。

ブルーインパルスとPACAF F-16 Demo TeamのF-16。

この日は南千歳駅近くの”土手”の上から撮影していたのですが、ものすごい迫力でした。

そして航空祭当日はエプロンで撮影したのですが、この予行の時よりもさらに距離が近くなり、そしてパイロットも当日唯一のアクロバット飛行(?)ということで張り切っていたのか、とにかく「速かった」。本番ではまともに撮影できませんでした。速すぎてレンズが追い付かなかったんです。ピントも合わせられなかった。。。

それに”音”もすごかった! 予行の時とは比べ物にならないくらいの”音”!!

近所の建物の窓が割れちゃうんじゃないか?と心配するくらいの爆発音?!

やっぱり本番は張り切っちゃいますよね。

本番の時は撮影は途中であきらめて、後半の演技はしっかりと肉眼で楽しませてもらいました。

予行の時に撮影しておいてよかった!!

 

ということで、まだ航空祭当日の写真どころか、2日前の金曜日の写真です。

なかなか写真の整理ができずにいて、ブログの更新も毎日できなくなってきてます。

ちょっとバタバタしていて。。。

 

台風が近づいてきていて、天気も悪い週末ですが、皆様良い1日を!!

Lockheed C-130H Herculesのテイクオフ

千歳基地の航空祭は5月23日でしたが、その予行は5月21日の金曜日から行われていました。

ブルーインパルスの予行は5月22日の土曜日でしたが、5月21日のお昼過ぎには千歳基地にやってきました。

政府専用機もちゃんとハンガーの前にいらっしゃいました!!

総理や皇族の皆さんがどこかに行くとか急に決めてこの飛行機を使うんじゃないかと心配してましたが、幸いなことにそんなことはありませんでした。一安心!

この日の予行の目玉はこの米軍のF-16の機動飛行。

それを目当てに南千歳駅近くの土手や広場には多くの航空ファンが集まってきました。

そして、この後、ものすごいアクロバットを見せてくれました。それはまた後日。。。

航空自衛隊のF-15もたくさんいらっしゃいました!

そして今日の主役、Lockheed C-130H Hercules(ロッキード C-130H ハーキュリーズ)がタキシングしてきました。シャッタースピードは1/800秒、プロペラがかろうじて止まって見えない?!

1/200秒くらいにすればプロペラが回転して見えるとは思うのですが、貴重なこの機会にブレブレの写真になるリスクを冒すことはできませんでした(^-^;

RWY18Rに向かいます。

18Rは2,700mの滑走路で、基地側にあります。千歳基地の2本の滑走路、18R/36Lと18L/36Rは南北にずれて設置されています。このC-130が向かっている18R/36Lは北側に寄っている滑走路で、千歳基地のランプエリアから出てすぐのところから滑走路が始まっています。

離陸滑走開始し、加速すると、プロペラの先端からヴェイパーが発生!!

回転するプロペラから発生するヴェイパーはこんな感じに渦状というか、らせん状になります!!

感動!!

ローテーション!

エアボーン直後。

メインギアやノーズギアが短いというか、胴体に近いので、機種をそれほど持ち上げずに離陸。

北海道の濃い緑の森を背景に緑主体の迷彩塗装の飛行機が上昇していきます。

確かに背景に溶け込んでいて、見難いわ。。

いやぁ、このプロペラからのヴェイパー、本当に珍しいものを見ることができました。

雨が降り出しそうな湿気の高い空気のおかげです。

ちなみに、このC-130の離陸は予行でもなんでもなく、通常任務?!

曇った空を背景に上昇していきますが、ちょっと霞んでますよね。

空気中に湿気が多かったんです。

最後にもう1度、政府専用機の日の丸の垂直尾翼を。

高所作業車のかごが垂直尾翼前方のレジ番号が記載された当たりまで伸ばされて、何か作業をしてました。政府専用機は常にピカピカの状態にされています。この日もそんな作業を行っていたのでしょうか。

今週は木曜日の夜に神戸から戻ってきて、金曜日は大崎の自社のオフィスで仕事です。

実際、昨夜が金曜日の夜のように感じられて、今日は土曜日の朝のようですが、金曜日なんですよね。。。。

もうクタクタです。

先週の金曜日から日曜日までの千歳基地三昧の余韻を引きずっているからなのか、きつい仕事のせいなのか。

体は正直というかなんというか、以前は夜中に何度も目が覚めて、朝も5時前には目が覚めていたのですが、今週は夜中に起きることもなく、朝も6時過ぎまで目が覚めなくなりました。

体が休みたがっている?!

 

それでは皆様、今日も良い1日を!!

ピンクのFDA

ANA51便で新千歳空港に到着後、荷物を一旦千歳市内のホテルに預け、その後、血沸き肉躍るイベントに参加し、再び新千歳空港に戻って北海道らしい昼食をとりました。

そして午後2時頃からは米軍のF-16が予行を行うという事で、南千歳駅近くの”土手”に行きました。

F-16を待つ間、飛行機のエンジン音がしたので後ろを振り返るとピンクの飛行機が!

FDAのJA03、エンブラエルのERJ-175です。

FDAの飛行機を撮影したのは初めてです! 羽田空港や成田空港には就航していないですからね。

いやぁ、思わぬ”初モノ”にプチ感動です。

天気はすぐれず、湿気が多く、白く霞んでいるのがちょっと残念でしたが、それでも嬉しかった!

レジ番の下に描かれているのは”ちびまる子ちゃん”?

JH211便、松本空港からやってきたピンクのFDA。新千歳空港のRWY01Lにアプローチ。

FDAの飛行機ってみんな色が違うんですよね。

まずはピンクをゲットです。他の色の飛行機を撮る時が来るのかどうか分かりませんが、とにかくうれしい出会いでした。

 

さて、新千歳空港ですが、私が子供の頃、苫小牧市に住んでいたころはまだ”千歳空港”でした。

昔は現在の千歳基地が自衛隊と民間の共用の空港だったんですよね。

南千歳駅に行ったとき、国道36号線を跨ぐ陸橋を渡って今日の写真を撮影した場所まで歩いて移動したのですが、その土手の前に広がる広場は昔の千歳空港のターミナルビルがあった場所で、今は広い空き地になっていました。

現在の新千歳空港ができたのは1988年(昭和63年)の事。千歳空港の滑走路は18/36のR・Lの2本でしたが、新千歳空港は3000mの19/01のR・Lの2本の滑走路で運用しています。実際に10度の角度の違いがあるのか、それとも18/36ではR・Lに加えての呼び名が無いから19/01にしたのかは分かりません。

ターミナルビルから遠いほうにある01R/19Lが着陸用、ターミナルビルに近い01L/19Rが離陸用という運用が行われています。

新千歳空港に行ったのは、何年ぶりでしょうか。本当に久しぶりでした。展望デッキにワイヤーのフェンスが設置されていましたね。以前私が行った時には無かったものです。フードコートもできてたりしました。

千歳基地に行ったのはそれこそ40年ぶり以上です。子供の頃、父に連れて行ってもらった千歳基地航空祭ではF-86のブルーインパルスが飛んでいましたから!(写真が残っていました)

当時はJALのBoeing747SRなんかも展示されていましたね。(官民共用だったから?!)

ん~、懐かしかった!!

 

という事で、今朝は神戸元町のホテルから更新しています。

それでは皆様、今日も良い1日を!!

ANA51便で新千歳へ

7月21日から23日までの3日間、北海道の千歳市に行ってきました。

目的は7月23日の千歳基地航空祭。

数年ぶりの旅客機への搭乗でした。

離着陸時に電波を発しない電子機器の利用が可能になって初めての旅客機搭乗です。

前日は興奮してなかなか寝付けず、睡眠不足での搭乗でした。

ご覧の通り、朝7時発のNH51便。

家を出発したのは5時半前です。

この写真も飛行機に乗る人じゃないと撮れない写真。

PBBから撮影した1枚。この日の搭乗機はJA756A、Boeing777-300でした。

こちらも搭乗直前にPBBの窓から。

この日の座席は45A。機体後方左の窓側です。

座席についてからも窓にかぶりついて、スポットからじゃないとみることができない景色や飛行機を楽しんでました。ちょうど、スターウォーズのC3POがトーイングされてやってきましたので1枚。

定刻よりも20分以上も遅れてプッシュバック開始。ドアクローズしたのは7時5分ほどで定刻の5分遅れだったのですが、アナウンスによると貨物の搭載に時間がかかっていたとか。

これも撮りたかった1枚。スポットに並ぶANA機の垂直尾翼の列。プッシュバック中にタイミングを見計らって撮影。

プッシュバック中にトーイングされてきたANAのBoeing787を撮影。

Airbus A321の横顔。向こう側にいるのもAirbus A321。

タキシング中もスポットに駐機しているBoeing777の後ろ姿を撮影。

いつもは写真上のほうに見えるフェンスの向こう側にいるのに、今日はこちら側!!うれしいです!!

こちらはBoeing787

この日は南風運用でしたので、離陸滑走路はRWY16L。滑走路のすぐ横に平行に走っているタクシーウェイへ向かいます。

先に行って待ってるよ!!

このベアドゥ、この後新千歳空港の展望デッキで着陸するところを見ました!

タクシーウェイから見る羽田空港第2ターミナルと管制塔と第2ターミナルに隣接するホテルとC3PO。

トーイングされるJALのエコジェットとすれ違いました。

エアドゥ、ソラシド、ANAの飛行機の列。もう、なんでも珍しくて、写真を撮りまくり!

久しぶりですから!

エンジンが取り外されたANAのBoeing787。

Boeing787のエンジンってこうやって取り外すの?!

そしてここからは空撮。

離陸の途中はずーっと動画を撮影していたので。。。

RWY16Rを離陸後、しばらくしてから北に向けて左旋回。

羽田空港その1

羽田空港その2

羽田空港その3

東京ゲートブリッジ。こうしてみると、本当に東京のゲートのようです。

羽田空港と川崎・横浜

東京ディズニーリゾート。

東京スカイツリーを空から。

そしていよいよ北海道に接近。

函館です。

函館空港を空から。

滑走路のマーキングは黄色です。冬の真っ白な雪景色でも視認しやすいように。

五稜郭

函館市を一望

いよいよフライトスポイラーを立ち上げて一気に降下。

着陸シーンも動画を撮影していたので、写真は無し。

スポットに向けてタキシング中に新千歳空港の管制塔とJALのBoeing777を撮影。

こちらは今回、一緒に行った仲間3人が乗ったJL503便です。

私は7時発のANA51便、仲間3人は7時30分発のJL503便で30分の時間差があったはずで、3人を到着口で出迎える予定だったのですが、ANA51便の出発が30分ほど遅延したため、ほぼ同時刻に新千歳空港到着となりました。

Boeing777の正面顔

一緒にスポットへ

降機してからもPBBから1枚

これに乗ってやってきました。

背景には北の大地の緑が!

ということで、大量の写真でしたが、7月21日の羽田空港から新千歳空港までの空の旅で撮影した写真を一気にご覧いただきました。

本当に久しぶりの飛行機、何年ぶり?! 遅延しましたが、それだけ多くの時間、飛行機のシートに座っていることができたので私は大満足でした。

昔と違って、電波を発しない電子機器はずーっと使うことができるし、機内で有料ではありますが、Wifiを使うことができるようになったんですね。

早速使って、飛行中に家族にLineしたりしてみました。

時代は変わったんですねぇ。

 

この後、この日は本当に充実した1日を千歳で過ごすことができました。

今日以降、その写真を掲載していきたいと思います。

それでは皆様、良い1日を!!

ASK21の飛行機曳航テイクオフ

昨日は妻沼滑空場で行われた日本学生航空連盟のOB・OG搭乗会に出かけてきました。

妻沼は関東で最も暑い熊谷の近く、住所は熊谷市葛和田1975ともろ”熊谷”です。

そして昨日は太陽が薄雲の向こう側にあり、直射日光こそ弱かったものの、現地は33度ほどの気温でした。風も弱く、とにかく”暑かった”。。。

でも、どんなに暑くてもやっぱり飛行機や滑空機を間近で見ているとその暑さも忘れてしまいます。

自分の搭乗順が回ってくるまでは、撮影したりして楽しんでました。

自分の搭乗時は操縦に専念していて撮影どころじゃなかったので、ほかの方が乗って離陸するシーンなどを撮影したので、その写真をご覧ください。

最初は昨日の曳航機、JA4083のChristen A-1 Husky(ハスキー)です。

1989年12月に登録されたとっても古い飛行機です。

グライダーの出発準備が整うと、曳航索がピンと張るまで曳航機がエンジンのパワーを上げてゆっくりと前進します。垂直尾翼の下、尾輪の付け根付近から伸びている白い線が曳航索。ナイロンロープです。

曳航索がピンと張るといよいよ離陸滑走開始。

飛行機がパワーを上げ、グライダーを引っ張って加速します。

写真のグライターはASK21。昨日私が乗ったJA2379、通称”えんむ”です。

重量が軽く、翼の長いグライダーが最初にエアボーンします。

グライダーがエアボーンしてもそのままグライダー側が上昇しちゃうと曳航機のお尻を持ち上げちゃうので、グライダーは地上1mくらいで水平飛行しながら曳航機のエアボーンを待ちます。

この曳航機の離陸を待つ間の低空での水平飛行が好きなんですよね!

とにかく水平に、高度を維持しながら曳航機に引っ張られて行きます。

昨日は90/62の申請も済んでいて、身体検査証明もあったので教官同乗で最初から「You have control」ということで操作をさせていただきましたが、このグライダーのエアボーンから曳航機のエアボーンまでの間が本当に楽しかった!!

曳航機が離陸すると、その曳航機の上昇に合わせてグライダーも上昇していきます。曳航機の翼が地平線に重なるくらいの位置でついていきます。

事前にCONDORで散々練習していったので、イメージ通りについていくことができました。

引っ張られる位置が低いと曳航機のプロペラ交流に巻き込まれてぐらついたりするんです。あと、上空の気流の状態なんかもあって、なかなかピタリと曳航機の後ろにつけるのは難しいんです。旋回時も曳航機の旋回の内側に入ってしまわないように、同じ経路をたどるように注意が必要です。

曳航されて上昇中の”えんむ”。

上の写真は後ろから望遠で撮っていたので曳航機とグライダーが近く見えましたが、実際はこのくらい離れてます。

昨日の離脱高度は600m。

離脱高度になったら、グライダーをいったん軽く上昇させ、その後曳航機に向けて下降して曳航索をやや緩め、その後離脱します。曳航索がピンと張ったまま離脱しないように。

曳航索を離脱すると、曳航機はパワーカット、降下旋回して滑空場に戻ります。

ということで、今日はASK21が飛行機曳航で離陸するところから離脱までの様子をご覧いただきました。

昨日の私の飛行時間は15分、そのうちこの離陸滑走を開始してから離脱するまでの時間は6分でした。

6分で600m、1分間に100m上昇したことになります。

 

それにしても暑い1日でした。

クーラーボックスに保冷剤を突っ込み、冷たい栄養ドリンクを持って行ったのですが、その冷たい栄養ドリンクがなければあっという間に熱中症になっていたでしょう。

ちょうどお昼ごろにはYahooの防災情報で注意報が流れてきて、屋外での活動注意とありました。

もろ屋外で活動していましたが、とにかく水分と塩分の補給や体の冷却に注意してグライダーを飛ばしていました。

暑いけど楽しいんですよね。

日本学生航空連盟の方や、お手伝いいただいていた現役学生の皆さん、若いOB・OGの皆さんに感謝です。

本当にありがとうございました。

 

今日は明日からの3日間に備えて、休養と準備です。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!

そういえば、梅雨明け宣言ってまだ?!

ANAの長いスターアライアンス

今日からは日本の航空会社です。

今日はANAの長いスターアライアンス、JA731AのBoeing777-300/ERです。

木立の間、管制塔が見える隙間から上がってきました。

NH12便、シカゴ・オヘア空港行きです。

オヘア空港といえば、ターミナルが5つ、滑走路が8本もある巨大空港です。Google MAPで見るとその大きさがわかりますよね。

その広さは3,087ヘクタールで、1,145ヘクタールの成田空港の2.7倍です。

ちなみに世界最大と言われているのはデンバー空港で、オヘア空港のさらに4倍の広さだそうです。

日本の空港とは桁が違いますよね。。。

ギアを格納して11時間45分のフライトの始まりです。

お気に入りの斜め後ろ姿ですが、スターアライアンス塗装、かっこいいですね。

最後は「STAR ALLIANCE」が翼の上に見えたところ。

オヘア空港やデンバー空港、フォートワース空港などアメリカにはでかい空港がたくさんあります。

空港がでかくて、滑走路が多いと、撮影する場所の選択に困りますよね。

撮りたい飛行機を確実に仕留めるには皆さん、どうしているんでしょうね。

 

さて、空港の大きさ比較ですが、旅客数で比較してみると、シカゴ・オヘア空港は4番目だったんですね。

1位: アトランタ ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港  101,491,106人

2位: 北京首都国際空港  86,938,628人

3位: ドバイ国際空港  78,010,265人

4位: シカゴ・オヘア国際空港  76,949,504人

5位: 東京国際空港  75,316,718人

6位: ロンドン・ヒースロー空港  74,989,795人

7位: ロサンゼルス国際空港  74,937,004人

8位: 香港国際空港  68,203,407人

9位: シャルル・ド・ゴール空港  65,766,986人

10位: ダラス・フォートワース国際空港  64,072,468人

なんと、羽田空港が5位にランクインしてます!!

発着回数だと、シカゴ・オヘア空港は世界第2位に浮上です。

1位:アトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港  882,497回

2位:シカゴ・オヘア国際空港  875,136回

3位:ダラス・フォートワース国際空港  681,244回

4位:ロサンゼルス国際空港  655,564回

5位:北京首都国際空港  590,169回

6位:シャーロット・ダグラス国際空港  543,944回

7位:デンバー国際空港  541,213回

8位:ラスベガス・マッカラン国際空港  530,330回

9位:ヒューストン・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港  502,844回

10位:シャルル・ド・ゴール国際空港  475,810回

19位:東京国際空港  438,542回

やっぱり広くて滑走路が多い空港の発着回数が多いですね。発着回数になると羽田空港は19位に落ちてしまいます。

 

ということで、雑学でした。

 

さて、今週はこの夏で一番忙しい1週間になりそうです。

明日は関東地方で一番暑い熊谷の近郊、利根川沿いの妻沼滑空場でグライダーに乗ってきます。

そして水曜日・木曜日は神戸出張。

金曜日からは2泊3日で千歳基地遠征です。

空・仕事・空という熱い夏になります。

 

それでは皆様、良い週末を! 良い1日を!

この3連休、関東地方は連日猛暑日になりそうです。熱中症に気を付けて!!

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