飛行機の運航を支援する人々シリーズの最終回です。
飛行機が到着し、お客様が降機した後、機内清掃が始まります。
機内清掃を行う方たちがお客様が飛行機を降りるのをPBB脇の階段下に整列して待っていました。交換用のイアホンやヘッドレストカバー、機内誌や安全のしおりが入った大きな袋や、掃除機を持っています。
感動したのは、このシーン。
飛行機に乗り込む前、階段の手前で一礼していました!!
そして、PBBの脇の階段から飛行機に乗り込みます。
みなさん、体格が良いのは気のせい?!
飛行機の周りではこれまで掲載してきたように、一気にいろいろな作業が並行して進められていましたが、メカニックの方もこうして飛行機の周りをまわって外部点検をしていました。
Boeing787のエンジンを目視点検しているメカニックさんです。
出発準備が進められているスポットの脇にじっと佇んでいる方を発見。
スポットを見守っている警備員さんです。
飛行機の運航の安全の一旦を担っているんですね。
一昨日掲載したハイリフト・ローダーに積み込まれた機内装備品の交換前、Boeing787のドアを開く様子です。
結構な高さで、ドアを開ける前は安全のための柵も引き込まれているのでこうして命綱をつけての作業になります。
飛行機の整備が行われることもあります。
二人のメカニックの方が何かの交換作業?!を行っていました。
飛行機の周囲で次の出発の準備が着々と進められる中、パイロットの方の機外目視点検が行われます。
機長の出発前の確認事項の一つで法規で定められた作業。
この作業も航空法の改正で行わなくても良くなるとか。。。
そして、すべての準備が整い、プッシュバックされ、トーイング・トラクターが切り離され、エンジンをスタートした飛行機は離陸の為に滑走路に向かいます。
私が空港で好きなシーンの一つ、「お見送り」。
手を振って、出発する飛行機を見送ります。
飛行機に乗って、窓から外を見たときに手を振っているスタッフを目にした方も多いのではないでしょうか。
私は必ず機内から手を振りかえします。感謝の気持ちを込めて。
3日間にわたって掲載してきた、飛行機の運航を支える人々シリーズ、いかがでしたでしょうか。
本当に多くの人々の支えがあって飛行機のフライトが実現していることがお分かりになったかと思います。
3日間では掲載しきれなかったもっともっと多くの方が実際にはかかわっています。
運行管理の方やカウンター業務の方、出発ゲートでお客様を送り出す方もそうです。またハンガー(機体メンテナンスセンター、工場)で日々飛行機の整備を行っている方々もいらっしゃいます。
直接関わっている方、間接的にかかわっている方、とにかく多くの方に支えられています。
今度、飛行機の乗るときに、そんなことを頭に浮かべてみてください。
飛行機に乗る楽しさにちょっと違いが出てくるかもしれません。
昨日はゲリラ豪雨があったようですね。
私は16時ちょっと過ぎに名古屋に到着したのですが、空には大きな積乱雲が浮かんでいて、移動中には雨も。。。
でも仕事帰りの夜には空に三日月が浮かんでいましたね。
今日も不安定な天気のようです。
皆様、お気を付けください!
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