今日は”F”。
FedExの飛行機を2機、掲載したいと思います。
FlightRadar24を見ていたら、FedExの飛行機がRWY34Lにアプローチしてきました。
MD-11Fか?!と思って詳しく見てみると、なんとAirbus A310。
以前、パキスタン航空のAirbus A310は見たことがありましたが、FedExでは初!
メラメラですが、アプローチする姿を1枚。![nr-3336](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3336.jpg)
ランディングしました。
このずんぐりむっくりとした姿!
Airbus A320の系統ではなく、Airbus A300の系統。
Airbus A300の胴体を短くしたものです。![nr-3348](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3348.jpg)
このAirbus A310は写真をよーく見てみるとわかりますが、もと旅客型でした。
翼が生えている場所や顔はAirbus A300と同じですよね。
アメリカのBoeingに対抗してヨーロッパでAirbusが設立され、最初に開発された飛行機がAirbus A300でした。
Airbus A300が登場したのが1974年。
その頃退役し始めていたBoeing707やDC-8の後継機かつ、200席前後の旅客機需要を見込んでA300の胴体を短くしたバージョンとして開発されたのがこのAirbus A310だったとのこと。
もともとA300シリーズとして考えられていたようで、A300の胴体を10フレーム短くするということでA300-10と呼ばれ、その後A310が正式な名前になったそうです。![nr-3356](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3356.jpg)
Boeing757とAirbus A310。Boeing757はナローボディ、A310はワイドボディです。
わたしはそろそろワイドボディ・・・・。![nr-3359](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3359.jpg)
主翼の後ろにあるフラップガイドもAirbus A300を連想させますね。
FedExにA310がいたなんて。![nr-3364](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3364.jpg)
「NARITA」と記念撮影。こうしてみると、ボディは太いですが、長さは短いです。
Boeing777-300よりも25mほど短いです。![nr-3365](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3365.jpg)
もう一度、しょい斜め後ろから。
翼端にはA320と同じようなウィングチップが付けられていますね。![nr-3370](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-3370.jpg)
続いてはFedExの主力機の座を射止めたBoeing777F。
A310の胴体径は6.2m、Boeing777Fの胴体径は5.6m。その差たったの60cm!長さは18mほど違うのに。。。![nr-4377](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-4377.jpg)
エアボーンしました!
離陸滑走距離が短く、やや遠目だったのでちょっとメラメラ。![nr-4379](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-4379.jpg)
成田でBoeing777の離陸をこの角度で見られるのはFexExの貨物機ならでは?!
嬉しいですね。![nr-4381](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-4381.jpg.pagespeed.ce.33y160mCUt.jpg)
MD-11Fほどではありませんが、短距離離陸で鋭い上昇。![nr-4385](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-4385.jpg)
ギアを格納して上昇する姿も撮ることができました。![nr-4393](http://airman.jp/wp-content/uploads/2016/10/NR-4393.jpg)
”F”で始まる航空会社のトップバッターはFedExでした。
Airbus A310を見ることができたのは収穫でした!!
さて、昨日はブログの更新を休みましたが、一昨日の月曜日に悲しい事故があったためです。
既にニュースでも報じられていましたが、埼玉県の妻沼滑空場で開催されていたグライダーの関東学生選手権に出場していた1機が墜落し、パイロットが亡くなるという事故があったのです。
グライダーの競技は一定の距離をいかに短時間で飛ぶかというものです。
エンジンがついていないグライダーは上昇気流を捉えて高度を稼ぎ、その高度を活かして距離を飛びます。
ポイントは上昇気流をいかに上手に捉え、短時間で高度を稼ぐかです。
上昇気流のコアを捉えるために、旋回半径を小さくする必要があり、速度は落とします。滑らせないように旋回には細心の注意を払います。
ギリギリの操縦技術が求められるのがグライダー競技です。
実際に何が起こったのか、事故の原因は事故調査委員会の調査待ちですが、本当に残念な事故でした。
謹んで哀悼の意を表します。
それでは今日はこのへんで。
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