キャセイ・キャセイ・キャセイ

「このタイトルは何だ?!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

勘の良い方は、「きっと、キャセイの飛行機が3機出てくるんだろう」と思われたかもしれません。

その通り!です。

ある日の成田空港で1日に見た3機、3機種のキャセイの飛行機を一気に掲載しちゃいます。

まずはBoeing747-400Fからです。Boeing747-8Fじゃなかったのがやや残念ですが、それでもジャンボはジャンボ!

真正面からみたジャンボはその卵形の顔がカッコいいです。

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-8Fはスマートというか、妙に”長い”感じでアンバランスさを感じさせますが、-400Fはジャンボ本来の形でカッコ良いです。

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滑走路16Rにラインナップし、離陸を待つキャセイのジャンボ。

ロールスロイスのエンジンをぶら下げた主翼。

イイですねぇ~!!

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離陸滑走開始!

周囲の空気を轟かせ、ジャンボが加速していきます。

この日の朝はもやっていたので、キャセイのジャンボの写真はここまで。

離陸は遠く、霞みの中でした(;_;)

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続いてのキャセイはAirbus A330。

美しい斜め後ろ姿から。

曲線が美しいです。

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そして離陸滑走。

やや明るくなった昼間の成田空港からのテイクオフです。

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かかとだけを滑走路につけて、まさにエアボーンしようとするA330。

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そして滑走路の中間点を前にエアボーンした直後。

この瞬間がとってもイイんです!!

主翼がグンとしなり、飛行機の重量を支え、持ち上げようとしている瞬間。

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そして上昇。

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最後はBoeing777。

A330と同じ双発ワイドボディ機なんですが、印象が違いますよね。

これまでも何度も書いてきましたが、A330が女性的なのに対してB777は男性的?!

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離陸する姿は美しいけど、力強さ・迫力を伴っています。

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あなたはA330派? B777派? 

なんて問いかけがありそうな写真展開ですね。

さて、どっち?

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12枚という大量な写真、長い記事でしたが、キャセイの3機種、お楽しみいただけましたでしょうか。

さて、今週の名古屋は昨日まで。。。の予定で、実際に昨夜は横浜の自宅に帰ってきたのですが、今日の夜にまた名古屋に戻ります。

ん?!戻る?! 

戻るじゃなくて、名古屋に行きます。ですね。

1泊2日で明日の夜には戻ってくるのですが、また日曜日の夜には名古屋に行かなくてはなりません。

今週末は台風が近づいてきて大荒れとなる予報もあり、天気は下り坂。

ちょっと憂鬱な週末になりそうです。

皆様も近づく台風とそれに伴う悪天候に気を付けてお過ごしください。

美しいチャイナ・エアラインのA330

この日は朝から曇り空で湿気も多く、ゲリラ豪雨もたびたび来襲するという天候でした。

が、この梅の花を掲げたチャイナ・エアラインのA330の離陸の時だけは空気が透明になったかのように離陸する飛行機がくっきりと見えました。

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ちょっと暗い写真ですが、飛行機が艶やかに見えますよね。

加えて、美しい飛行機のA330。

綺麗ですねぇ

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上昇しながら遠ざかっていく飛行機も綺麗に見えました。

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今後は豪快な離陸。

エンジンからのジェットが機体後方の滑走路上にある雨水を吹き飛ばします。

離陸の力強さを感じさせる一コマ。

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ぐんぐんと加速するA330。

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そして上昇するA330。

美しいですね。

主翼も綺麗、お尻の曲線も綺麗。

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シンプルだけど、マスクのような機首部分のデザインと垂直尾翼の梅の花が印象的なチャイナ・エアラインのA330。

一昔前のいかにも”中華”という感じのデザインからガラッと変身しましたよね。

ところで、昨日JALのBoeing787がスラットの不具合を示すメッセージが表示されたとして成田空港を離陸して1時間ほどで戻ってきましたね。

相変わらず、Boeing787の不具合は大きく報道されてしまいます。

また、昨日はもう1つ、残念なことがありました。

イプシロンロケットの発射中止。。。。

姿勢の異常を発射15秒前に検出したとか。

実際には機体や姿勢に異常はなく、センサーもしくはコンピュータの問題だとのことですが、低価格化されたとはいえやはり高価なロケットとその打ち上げ。

完全な状態で発射すべきとの判断だったのでしょう。

次の発射に期待しましょう! 

昨日の名古屋は本当に美しい夏空が広がっていました。空気もジメジメせず、すっきりとした心地よい夏でした。

夕暮れ時のTHAIのA380

16時10分、成田空港のRWY16RにTHAIのA380がランディングしてきました。

成田に就航するA380の5番目の航空会社。6番目はエミレーツでした。7番目はどこだろうか。。。

ジャンボが退役していく中、4発機のA380が増えていくのは嬉しいですね。

さて、そのA380のランディングシーン。スラストリバーサ―は内側の第2・第3エンジンのみです。

外側のエンジンは重心からの距離が遠すぎて、出力のアンバランスが発生した際に滑走路からの逸脱を引き起こすということで使われていません。

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この巨体が200km/h以上のスピードで着陸し、あっという間に減速する様は豪快です。

エンジンのパワーが違うんですね。

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そして18時30分、2時間強の滞在で再び空に戻っていきます。

この時期だから撮影できるんです。

冬なら真っ暗。。。

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ぐんぐんと加速するTHAIのA380。

この大きさの機体をあっという間に加速させるんですから、このエンジンのパワー、すごいんでしょうね!

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前輪を持ち上げました!

ルフトハンザやエールフランスのA380よりも短距離でのローテーションです。

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大地を蹴って、滑走路上にわずかに残っていた雨水を吹き飛ばしながら上昇を開始。

いやぁ~、豪快ですねぇ。

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Airbus A380の離陸は何度見ても、空を飛ぶ不思議を感じさせます。

Boeing737やAirbus A320とは全く違う主翼と胴体の大きさのバランス、怪鳥の離陸。

この大きな飛行機をたった2人で操縦しているなんて、頭で、理屈でわかっていても不思議という感じはぬぐいきれません。

どんな人が操縦しているんだろう。。。

昨日の名古屋は午前中は曇りでしたが、午後からは雨。そして秋の空気。夜はノージャケットだと涼しいくらいでした。

やっと涼しくなってきた!

と思ったら、今日はまた真夏日に逆戻りみたいです。。。。

今日も1日がんばりましょう!

曇天の日のKLMブルー

曇天の日のKLMの飛行機、その青もやや霞んで見えました。

さらにこの日のKLMはちょっと汚れていて、ブルーも色あせていました。

このKLMジャンボ、機首部分に注目すると「City of Tokyo」と描かれていました。

最近、KLM Aisaを見ることが多かったのですが、この日は本家のしかも”東京”と名付けられたKLMジャンボを見ることができ、テンションアップ!

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KLMのジャンボ、やっぱりカッコいいなぁ。

胴体の上半分が鮮やかなKLMブルーに塗られた飛行機。ちょっと白くかすんでいますが、そのKLMブルーはやはり目立ちます。

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離陸滑走中、一瞬だけ太陽の光を浴びたKLMブルーを見ることができました。

やっぱり、いつものブルーよりもちょっと色があせた感じですね。

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上の写真の機首部分を引き延ばしてみました。

胴体右側には「City of Tokyo」と描かれていたのですが、胴体左側は「Tokyo」のみ。

“City of”が消えてしまったのか、元からこうなのかは分かりませんが、左右で違うのも面白いですね。

KLMオランダ航空は第1次世界大戦のころに創設された世界でも最も古い航空会社の一つなんですが、2004年にエールフランスと経営統合して経営基盤の強化を図っています。

そのため、「Tokyo」の文字の下の方には「AIR FRANCE KLM」と描かれています。王冠を戴いた「KLM」の大きな文字の下には「Royal Dutch Airlines」の文字が。

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オランダのアムステルダムに向かうジャンボ、なかなかエアボーンしません。

それにしても「KLM」の文字がいっぱい!

機首部分には中くらいの「KLM」、エンジンには小さな「KLM」が2つ、ウィングレットにも小さな「KLM」、そして垂直尾翼に大きな「KLM」。

5つの「KLM」がありました。(実際は機首部分にもう1つ、AIR FRANCE KLMの”KLM”もあるんですが、認識できないですよね。。。)

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最後はゆらゆら、ぼけぼけですがせっかく離陸シーンを見ることができたのでちゃんと上昇シーンも掲載させていただきます。

RWY34Lの接地点付近になってようやくエアボーン、上昇を開始したKLMジャンボです。

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先週の金曜日から曇天・雨天だったのですが、今日はすっきりと晴れましたね!

このKLMブルーのような青空が広がっています。

今週も今日から水曜日まで名古屋です。

マカオ航空のA320、洗ってあげようよ。。。

不動産屋さんの店先に貼ってあるようなマークの航空会社の飛行機がやってきました。

AIR MACAU(マカオ航空)のAirbus A320です。

本当は真っ白な胴体なんでしょうけれども、この日に見たB-MAHは”汚れて”いました。

まずはRWY16Rに向ってタキシングしているところ。

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いよいよ離陸滑走開始。

こちら側(胴体左側)の方が汚れがひどい?!

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気を取り直して、ローテーションのシーン。

機体後部、主翼のちょっと後ろに5輪の色使いの円形のマークが書いてあります。

タキシング中の時にも「何か描いてあるな」とは思ったのですが、撮影していた時にはそれが何のマークなのかは分かりませんでした。

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帰宅後に現像しながら、機体後部のマークの部分を確認してみました。

「macau 2005」「East Asian Games」と描かれています。

2005年にマカオで開催された第4回東アジア競技会の記念ペイントのようですね。

8年も前に開催されたイベントの記念ペイントをまだ消さずに飛ばしていることに驚きます。

まさか、8年間もの間、機体洗浄もしていないとか。。。。

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汚くても、8年前のイベントの記念マークが描かれていても、マカウ航空のA320は飛び立ちました。

「がんばってね。。。」と声をかけてあげたくなります。

なんとなく、けなげですね。

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マカオ国際航空まで向かうのでしょうか。。

雲に覆われた日本の空を上昇していきます。

早く綺麗にしてもらえるといいね。。。

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ところで、マカオってどこ?

名前だけ聞くと、南米大陸のブラジルの仲間?とか、アフリカ大陸の北の方の国?とか想像してしまいますが、実は中国の特別行政区の1つです。

場所は香港の南西70km、広東省の珠江の河口に当たる地域です。

マカオ国際空港はマカオ特別行政区のコロアネ島にあり、マカオ航空はそこを拠点としています。

マカオは1999年までポルトガルの植民地だったんですね。イギリスの植民地で中国に返還された香港と似ています。

確か、マカオはカジノでも有名だったような。。。

モンゴルの青い馬

MIATモンゴル航空のBoeing737-800。

14時に成田空港について、15時半には出発してしまう飛行機で、今まで離陸シーンを見ることはほとんどありませんでした。

今回は着陸も、離陸もちゃんと撮影できましたので、ご覧いただきたいと思います。

モンゴルといえば思い出すのが”馬頭琴”という楽器。

「スーホーの白い馬」というお話をご存知でしょうか?

スーホーという貧しい少年が白い馬を育て、領主が娘の結婚相手を探す競馬大会で優勝するが、結婚ばかりか白い馬まで取り上げられてしまう。

白い馬はその後領主のところから逃げ出すが、その際に大けがを負ってしまい、とうとう死んでしまう。

スーホーはその後、夢に現れた白い馬から自分を使って楽器を作るように言われ、そうしてできたのがモンゴルの伝統楽器である馬頭琴である。

という話です。

竿の先端の弦をまくところが馬の頭の形をしています。

そして、このMIATモンゴル航空の飛行機を見た時に真っ先に思い浮かべたのも馬頭琴です。

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垂直尾翼にも胴体前部にもモンゴルを駆ける馬の姿(馬の首から上)が描かれています。

真っ青な空が広がるモンゴルの大平原を駆け巡る馬の姿が目に浮かびますよね。

国の花と同じように、国の動物というものがあるとしたら、モンゴルは間違いなく”馬”でしょうね。

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いよいよ離陸です。

RWY16R端で離陸のためにエンジンのパワーがあげられると、飛行機の後方には雨水が吹き飛ばされ、白く舞い上がります。

離陸の力強さが目に見える瞬間。

雨天の時には、これが見えるからイイですね!

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ノーズギア、メインギアが滑走路面に残っている雨水を蹴散らしながら疾走。

モンゴルの馬が疾駆しているようにも見えます。。。

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そしてローテーション!

ウランバートルに向かうのでしょうか、モンゴルの青い馬と黄色い馬が勢いを増しながら滑走路からジャンプしようとしています。

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なかなかエアボーンしない。。。

機首を持ち上げられ下向きになったジェット噴射を受けて水しぶきも一層濃くなります。

騎手が手綱を引いて懸命に馬を空に飛びあがらせようとしているかのように見えますね。

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浮いた!

青い馬は全部で3頭、両脇に小さな馬を従えて、中央の青い馬がいななきながら空を目指します。

ちゃんと、ウィングレットの外側にも内側にも垂直尾翼と同じデザインが施されているんですね。

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新デザインのMIATモンゴル航空のテイクオフを撮影したのは初めてです。

このデザインと離陸というシーン、とってもマッチしていてイイ感じです。

この飛行機に乗って、モンゴルの大平原を馬に乗って駆け巡ってみたい。。。。

このEI-CXVはMIATモンゴル航空が保有する2機のBoeing737-800のうちの1機。

MIATモンゴル航空はBoeing767-3機、Boeing787-2機、Airbus A310-1機の計6機で運営されている小さな航空会社です。

それでもモンゴルを代表する、航空会社として頑張ってますね。

成田で新塗装アメリカン

羽田空港の早朝のアメリカンで新塗装を1度だけ見たことがありましたが、成田空港で見たのは初めて。

羽田空港で撮影したのは、城南島からRWY34Rを離陸・上昇する姿でしたが、今回は展望デッキからの離陸シーンです。

まずはRWY16Rに向かうアメリカン航空のBoeing777。

まるでアメリカ国旗の垂直尾翼!

以前のアメリカン航空も銀色のポリッシュドスキンの胴体に赤・青・白のアメリカ国旗の色のラインとアメリカン・イーグルが描かれていて、いかにも”アメリカ”という感じでしたが、今回も斬新なデザインですね。

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離陸滑走開始。

RWY16Rに向かうタキシングする飛行機の列から発せられるジェットでユラユラ状態ですが、エンジンの中に水蒸気が発生してるし、アンチコリジョンライトが光った瞬間だったし、掲載しちゃいます。

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新デザインになってもアメリカン・イーグルはちゃんと存在していますね。

「American」の文字の前のマーク。赤と白と青でデザインされた新しいアメリカン・イーグル。

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ローテーションの寸前。

Stars and Stripesじゃなくて、Stripes and Stripes。

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ノーズギアはグイっと持ち上げられていますが、まだメインギアはしっかりと滑走路をつかんでます。

主翼もそれほどしなっていません。まだ空気をつかみきっていない様子です。

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それでも良い位置で離陸、上昇を開始してくれました。

主翼上面にはうっすらと水蒸気の幕が。

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ちょっと暗いですが、成田空港で初めてお目にかかった新塗装のアメリカン航空Boeing777でした。

この飛行機にはやっぱり晴れた青空が似合いますね。

そろそろ、成田空港のRWY16Rを離陸する飛行機に飽きてきましたでしょうか。。。

もうちょっと続きます。

昨日まで4発機が続き、今日はBoeing777。

ここらへんでちょっと小ぶりの飛行機をご覧いただこうかなぁと。

今日も朝からムシムシしてます。

ちょっと暗いくもり空で、午後からは雨マークも。

雨が降って、涼しくなれば良いのですが、蒸し暑さが増すだけなんですよねぇ。。。

皆様、良い1日を!

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