キャセイのA330、飛び立つ

かつて、「空の貴婦人」といえばDC-8でしたが、現代の空の貴婦人はこのキャセイのAirbus A330でしょう。
デザインといい、A330独特のフォルムといい、”美しい”という表現がぴったり。
CX A330 1
紫のベールをまとったようなタイ国際航空のA330とキャセイのA330。
キャセイの淡い水色が上品な雰囲気をかもし出しています。
刷毛で書いたような白い鳥の翼のデザインが高貴な感じです。
CX A330 2
翼を綺麗に反らせてRWY36からまさに飛びたとうとしているシーン。
CFMのエンジンは前方の径の大きなファン部分と後方の燃焼室の部分が一体となったナセルになっていてスマートで綺麗です。A330にとても似合っているエンジンですね。
CX A330 3
エアボーンし、上昇を開始する空の貴婦人。
力強さよりも美しい鳥が飛翔する優雅さを感じます。
不思議ですね。
同じ飛行機なのに、機種によって印象が違うんですから。
CX A330 4
背中の赤いライトが光った瞬間。
身に着けた宝石が光を放ったかのように見えます。
CX A330 5
名古屋2往復の出張、長男の卒業と大学合格、週末。
一気に疲労が噴出した感じです。
濃い一週間でした。

ルフトハンザのAirbus A340

セントレアの楽しみの一つが、ルフトハンザのAirbus A340との対面です。
午前中にやってきて、また去ってゆくLH737便、フランクフルト行き。
たまにはジャンボで来てくれないかなぁと願いつつも、A340もまたその美しいフォルムが美しいのでしっかりと撮影。
セントレアのRWY36にランディングし、CFM56エンジンの特徴あるスラストリバーサ―を作動させています。
エンジンナセルの後ろ部分が後方にスライドするタイプではなく、ナセルの一部分がパカッと開くタイプ。このタイプの方がリバースしている感じがしますよね。
また、パカッと開いた部分が空気抵抗になり減速効果も大きそう。
LH A340 Landing
タクシーウェイを私たち(展望デッキの先端で待ち構えている私たち)の方へとやってきます。
セントレアはこれがあるから楽しい!!
すぐ目の前にやってくるんです。
やっぱり4発機は良いですよね。
LH A340 Taxing
「Recklinghausen」、レックリングハウゼンはドイツ西部ルール地方レックリングハウゼン郡の首府となっている街の名前です。
ルフトハンザはドイツ国内の街の名前を飛行機の愛称にしているようですね。
LH A340 Nose
いつもと同じ場所、セントレアの14番スポットに入ってきます。
お顔立ちも美しいAirbus A340。
晴の良いお天気でお出迎えできればもっと良かったのですが。。。。
LH A340 Spot in
1時間ほどで出発準備を終え、あっという間に出発です。
スターアライアンスのルフトハンザ、日本でのハンドリングはANAさんがお手伝いなんですね。
セントレアのこの時間帯、ターミナルビル南側にはたくさんの国際線が出発準備を行っていて、
次々に出発していきます。
この時もほぼ同じタイミングでベトナム航空のAirbus A320がプッシュバックを並行して行っていました。
LH A340 Push Back
先に到着していたオリエント・タイのジャンボと、たった今ついたばかりでスポットへ向かうアシアナのBoeing767とプッシュバックを終えたベトナム航空のAirbus A320、そして垂直尾翼だけ見えるユナイテッドのBoeing737。
セントレアでも羽田みたいな混雑が見られます!
LH A340 と飛行機たち
アシアナのB767がスポットに入り、ベトナムのA320が左折してタキシングしていくとようやくルフトハンザのA340のタキシング開始です。
ウィングレットとCFM56エンジンとノーズ部分を一緒に斜め後ろから。
LH A340 Start Taxi
そして写真はいきなりエアボーンの段階まですっ飛びます。
ヨーロッパはドイツのフランクフルトまでの長距離フライト。かなりの燃料を積んでいるのでしょう。
成田で見るのと同じように、かなり長い距離を滑走してからゆっくりと、おもむろにエアボーンしました。
でも、ジャンボの「よっこらしょ!」という感じではなく、
「そろそろよろしいかしら♪」という感じのスマートなエアボーンです。(偏見ですが。。)
LHA340 Airbone
綺麗な上昇姿。
浅い上昇角・上昇率でゆっくりと上昇していきました!
「いってらっしゃい、お姫様!」という感じです。
LH A340 Climb
天気がよく、伊勢湾の青い海や、対岸の山々が見えていたら良かったのに。。。と思いながらも、
予報されていた雨が降らなかったことに感謝しつつ見送りました。
また、晴れた日にもう一度会いに来ます!
今週の名古屋の最終日。
今日は午後1時から19時まで会議の連続です。。。
へとへとになって19時50分頃ののぞみに乗ることになるんでしょうね。
新横浜着は21時過ぎ。
がんばるか・・・・。
そういえば、昨日は長男の高校卒業式だったようです。
長男が高校卒業・・・・ つい最近小学校を卒業したと思ってたのにもう高校卒業。
年月の流れの速さを実感します。
そして行きたかった大学の一つからようやく合格の知らせが。「サクラサク」。
二重にめでたい日でした。
私は遠く名古屋にいましたが。。。

1年前の今日は・・・・

1年前の今日、2011年3月1日は何の日だったか覚えていますか?
JALのジャンボが全機退役した日です。
ホノルルからの便と沖縄からの便が成田空港に到着し、41年のJALジャンボの歴史に幕を降ろした日です。
今日は「ありがとうジャンボ」1周年ということでJALジャンボの写真をお届けします。
まずは昨年の3月1日のジャンボのラストランディングの写真です。
最初にランディングしたのはホノルルからのJA8089です。
JAL B747 1
次にランディングしたのは、本当のラストランディングになったのは沖縄からのJA8077です。
JAL B747 2
ここからはJALジャンボのかつての雄姿を。。。
この写真は先日の武蔵境の飛行機エンジンカフェで同時開催の写真展で展示させていただいた写真です。
JAL B747 3
JAL B747 4
JAL B747 5
JAL B747 6
「ありがとうジャンボ」~The Final Touch Down~というDVDが発売されているのはご存知でしょうか?
歴代塗装のJALジャンボや空撮アーカイブ映像、そして747-400Dの国内線ラストフライトや747-400の国際線ラストフライトの様子などが収録されています。
圧巻なのは国際線ラストフライトのホノルル出発時のヘリ空撮映像!
是非、ご覧下さい!!

飛行機界のボス、デルタのジャンボ

デルタのジャンボを見ると、ついそう思ってしまいます。
40年以上もの長い間飛行機界に君臨してきたジャンボですが、その生まれ故郷アメリカの航空会社、デルタ航空のジャンボはその中でもボス的な存在なのでは。。。と。
きっとデルタのジャンボの風貌がそう思わせるんでしょうね。
ピカピカ、つるつるというよりもちょっと薄汚れている感じや、離陸時の黒煙などが古さを連想させ、バリバリ活躍中の若手というよりも、年季の入ったボスという感じがします。
そのデルタ航空のジャンボがセントレアから出発。
まずはそのエンジンから。
青く塗られたエンジン。
よく晴れた日にはこの真っ青なエンジンに水色の空が写るんですよね。
このエンジンのパイロンも金属パネルのパッチワークのようで、なんか古さを感じます。
DL B744 1
タキシングを開始したジャンボ。
「ほら、行くぞ。。。」ぼそっとつぶやき、どっしりとした歩調で歩き始めたボス。
ドアの周りにはそれまで何度となく乗客の乗り降りの為に接続されたPBBのゴムの黒い跡が。。。
DL B744 2
デルタのジャンボを真後ろから。
チェジュ航空のBoeing737がウィンクして見送ってます。
Boeing737もBoeingファミリーのベテラン。Boeing747にも動じません?!
「ボス、いってらっしゃーい! 気を付けてね♪」
ってな感じ。。。
DL B744 3
テールコーンのところがうっすらと汚れています。
ここをきれいにしてあげるだけでも印象が違うんでしょうね。
DL B744 4
真横から見たデルタのジャンボ。
カッコいい。。。。
DL B744 5
相当長い距離を走ってます。エンジンも轟音を立ててます。がんばっている感十分!
ちゃんと離陸するの?とちょっと心配になってきます。
(もちろん、そんな心配は全く不要なのですが)
DL B744 6
「上がるか?」
「へぇ」
「よっこらせ」
DL B744 7
無事にエアボーン。
颯爽と上昇・・・
というよりも、空気の階段を一歩一歩、どっしりとした様子で昇っていくデルタのジャンボ。
エンジンからも勢いよく空気が噴出しているのが見えます。
DL B744 8
デルタ航空名物、「黒煙」。
もう少し濃い「黒煙」を密かに期待していたのですが、この日の黒煙はちょっと薄かった。。。
DL B744 9
うっすらとした煙を引きづりながら上昇するジャンボ。
その後ろ姿は神々しいですね!
DL B744 10
さて、今日は東京へ出張です。
明日の朝には名古屋に戻ってきます。
その東京ですが雪が降っているようですね。。。
TVでは八王子の様子や新宿の様子が映し出されています。
新幹線は品川と熱海の間で徐行運転しているとも報じられています。
雪に弱い首都圏。どうなることやら。
とりあえず今夜は自宅に宿泊させてもらいます。
皆様もお気をつけて!

大韓航空の特別塗装ジャンボ!

2月24日の夜、セントレア島の手前、”りんくう常滑”駅に隣接したJ・ホテルりんくうにチェックインした私は部屋の窓から空港の風景を眺めていました。
空港を見ると、行きたくなっちゃいますよね。。。
既に時刻は20時を過ぎていましたが、夕飯もまだだし、たった一駅だからと自分に言い訳をしてセントレアへ行ってきました。
そこで見たのは素敵な夜景と、大韓航空の特別塗装のジャンボでした!
羽田でも成田でもまだ見たことの無い特別塗装!
24日の夜時点ではiPhone以外のカメラは持っておらず、「明日の朝まで一泊してくれないかな。。。」と願うばかりでした。
そして25日の朝。
再びセントレアに到着、haru_airさんからカメラをお借りして展望デッキに行ってみると。。。
「イタ―っ!!」
夜はちょっと暗くてはっきりと見えなかった特別塗装もはっきりと見えます!
シンガポール航空とタイ国際航空のA330に挟まれて出発準備を行っていました。
「一泊してくれて、ありがとう!」
そんな思いで写真を撮影しました。
KE B744 1
しばらくしていよいよ出発の時。
プッシュバックしながらエンジンを始動していました。
寒い朝の事、エンジン始動の際に白い煙を噴き上げていました。
レジ番はHL7495。
KE B744 2
Heading Northでプッシュバックの終盤、機体全体を撮影。
大韓航空も特別塗装を施すと印象が変わりますね!
なかなか似合ってます!
KE B744 3
トーイングカー・インターフォンをディスコネクトしてタキシングを開始。
展望デッキからはまだ少々距離があり、特別塗装部分がくっきり見えません(^_^;)
RWY36からの離陸なのになぜかHeading Northでプッシュバックしてくれたおかげで、展望デッキ側にタキシングしてくれます。
近づいてくるのを待ちます!!
KE B744 4
まずノーズ部分にかかれた小さなロゴ。
「2010-2012 VISIT KOREA YEAR」
韓国でも海外からの観光誘致キャンペーンみたいなものをやっているんですね。
KE B744 5
そして特別塗装をじっくりと観察。
ひげを生やしたおじさんを中心にいろいろと描かれています。
なんか楽しげですね♪
KE B744 6
そしてテイクオフ!
いきなり上昇中のノーズ部分のアップです。
主翼のしなりがとっても印象的!!
KE B744 7
大韓航空の特別塗装ジャンボはこうしてセントレアを飛び立っていきました。
撮影できて本当に良かった!
セントレアでは時々見かけるようですが、羽田ベースの私にとっては初モノ!!
感激でした。
昨日のオリエント・タイに続いて大韓航空もジャンボの初モノ。
やっぱりセントレアって刺激がいっぱい!!
KE B744 8

オリエント・タイのジャンボ、キター!!

2月25日のセントレア。
当初の目的はBoeingカラーのBoeing787でしたが、別のサプライズがありました。
当日の朝、知ったんですが、オリエント・タイ航空のジャンボが来るというのです!
オリエント・タイ航空はその名のとおり、タイの航空会社。
使用している機材は全て中古機だそうで、JALで活躍していた機体もあるとか。
もしかしてこの日のジャンボも。。。と思って期待していましたが、残念ながらこの日のジャンボHS-STCは元シンガポール航空のジャンボでした(^_^;)
冷えた体を温めようと展望デッキ下の室内でお仲間と休憩していると、オリエント・タイが着陸したと。。。
「えっ!」
急いで展望デッキに上がり、何とかタキシング姿を撮影。
見てびっくり!
“オリエント・タイ”という名前からもっとオリエンタルなデザインを想像していたのですが、ものすごくシンプル。。。
というか、味気ない。
OX B744 1
胴体部分をアップで撮影してみます。
「ORIENT THAI」のロゴの前の赤い鳥の飛翔姿は素敵ですけど、その他は真っ白!
しかも純白というより、薄汚れている?!
OX B744 2
展望デッキ先端近くにやってきました。
機首部分をアップにしてみます。
この飛行機は定期便ではなく、チャーター便で、成田に行ってからセントレアに来たようです。
定刻よりもかなり遅れての到着でした。
OX B744 3
Boeing747-400のウィングレットとノーズを入れたお気に入りの構図。
エンジンはPWのエンジンですね。
OX B744 4
タキシング中、斜め後ろから機体全体を収めてみました。
うーん。。。白い飛行機。
ロゴが無ければ売却前の飛行機に見えます。
OX B744 5
遠くのタクシーウェイを通って南側のターミナルの外れのスポットへと向かいます。
この時間帯は国際線がたくさんセントレアに来ていてターミナルビルに直接接続できるPBBのあるゲートは空いていなかったのか、それともチャーターだからか。。。
OX B744 6
定刻の10時半から1時間20分ほど遅延して11時50分頃にプッシュバック。
次はカトマンズに向けて出発です。
てっきりバンコクへ向かうかと思いきや、ネパールのカトマンズ?!
セントレアからは中国の領空を経由、ウーハンやクンミン経由でヒマラヤ越えでカトマンズへ行くんでしょうね。
OX B744 7
視程が悪く、白くかすんでいますが、証拠写真的に離陸滑走を撮影。
OX B744 8
展望デッキはものすごい人出で、ワイヤーフェンスまで到達できません。
人垣の後ろから前にいる人と人の頭の間を縫うようにして何とか撮影してました。
カトマンズ行きなので離陸滑走距離は長いだろうと予想。
このあたりまでデッキ南側で撮影し、即座にデッキ北側へ移動!
OX B744 9
予想通り、長い距離を走ってからようやくローテーション!
PWの4基のエンジンが吼えます。
OX B744 10
エアボーンし、ジャンボらしい上昇を見せてくれました。
展望デッキからの距離も相当離れていて、やはり白くかすんでしまいました。
白い霞にグレーの雲、そして白い(ちょっと薄汚れた)機体。
これが青空バックだったら綺麗だったのになぁと思いながら離陸を撮りました。
OX B744 11
オリエント・タイ航空という珍しい航空会社のしかもジャンボに会うことができて、
テンションは最高潮!
そのデザインに少々がっかりしたものの、やっぱりジャンボはカッコよいです。
羽田にも来てくれればうれしいですね。しかも元JALの機体で。。。。
さて、今週も名古屋です。
本日から水曜日までの2泊3日と木・金の1泊2日。
水曜日の夜は名古屋から東京出張で一時帰宅です(^_^;)
タフな1週間になりそうです。
2月もいよいよ終わり、3月に突入。
長男は入試結果を待ちながら3月1日に高校の卒業式を迎えます。
季節と生活が移り変わる時期になりました。。。
皆様、健康で良い1週間を!!

プチ・ボーイング787祭り

昨日、2月25日はセントレアへ行き、JALのBoeing787フライトトレーニングの様子を撮影してきました!
“JALの”といっても、JALのBoeing787はまだ納入されていません。
今回のフライトトレーニングはBoeing社のBoeingカラーのBoeing787で行われていました。
当ブログ史上最大の23枚という大量の写真を掲載しますが、お付き合いください。
当日は心配されていた雨も降らず、朝のうちは前日までの暖かさが残っていました。
が、BR(もや)が出ていて、視程は最悪。。。 
そのような中、朝のうちにセントレアを出発し、新潟手前でUターンしたBOE005はRWY36にアプローチしてきました。
BOE005 1
初めて見るBoeingカラーのBoeing787。
うーん、シンプル。
BOE005 2
着陸後の斜め後ろから見たBoeing787。
エンジンに”GE”のロゴか描かれています。
ANAのBoeing787はロールス・ロイスのTrentエンジンですが、JALはBoeing787のエンジンにゼネラル・エレクトリックのGEnx (General Electric Next-generation)を装備する予定です。
今回のフライトトレーニングに使用される機材もそのGEnxエンジンを装備していました。
BOE005 3
今回のBoeing787のおき場所はこちら。
貨物エリアの端っこです。。。
展望デッキからは手前の黄色い飛行機がじゃまで垂直尾翼と背中が見えるだけ。。。
BOE005 4
しばらくしてからまたトレーニングに出発です。
貨物エリアの端っこからタキシングしてRWY36に向かいます。
展望デッキの先端付近にいる私たちの目の前を通過しますね!!
BOE005 5
あらためまして、ボーイングカラーのBoeing787でございます。
エンジンはGEnx。
ANAのBoeing787のトレントエンジンと違いは聞き取れませんでした。
形状がほとんど同じに見えます。形状でエンジンの音って決まるのでしょうか。。
BOE005 6
今回の一連のトレーニングにおけるコールサインはBOE005(Boeing005)
客室窓の先頭の1つが赤い何かの試験装備のように見えます。
こういうところがテスト機っぽいですよね。
BOE005 7
BoeingのロゴとエンジンのGEのロゴ!
BOE005 8
今後じっくりと並べて見たいですが、GEnxもシェブロンノズルで、RRのトレントエンジンと形状が同じように見えます。
エンジンパイロンの形状がちょっと違う?!
比較はまた後日・・・
BOE005 9
いよいよこの日2度目の離陸です。
相変わらず視程は悪いまま。
寒くても良いから冬のセントレア名物の強い北風が吹いてくれないかなぁとのんきに思っていました。このときは。。。
BOE005 10
乗客を乗せていないし、燃料もそれほど多くは積んでいないでしょう。
エアボーンも早いはず。
しかし、その瞬間はものすごい人が殺到する展望デッキ先頭付近では撮影できませんでした。
BOE005 11
離陸上昇中のBoeingカラーのBoeing787。
<その1>
BOE005 12
<その2>
Boeingのロゴも見えるし、レジ番号も見えるし、「Dream Liner」の文字も入っているし、エンジンのGEのロゴも入っている。
うん、OK。
BOE005 13
でもって、そのBOE005はしばらくしてセントレアに戻ってきました。
朝のフライトは途中までFR24で追跡できていたのですが、2度目のフライト以降はFR24には映りませんでした。
BOE005 14
このBOE005の着陸する時間当たりから風が強く吹き始めていて、展望デッキのフェンスも不気味な音を立てていました。
BOE005、ランディング直前に左右に揺れているのがファインダー越しにもはっきりと分かりました。
操縦している訓練生のPさん、大変だろうな。。。。と思いながら。
BOE005 15
接地後も大きく傾いたりしてました。
左翼の先端が見えるのは、Boeing787の翼がしなっているからというより、メインギアの接地状態を見ていただければ分かるように、左翼を上にしてやや傾いているからです。
BOE005 16
無事にRWY36にランディング!
今回もFull Stopです。
タッチアンドゴーはやらないのかな・・・と情報を収集しました。
Twitterでは「訓練は実施するもののタッチアンドゴーは視程等天候状況次第」といった情報が発信されていました。
BOE005 17
さて、私のセントレア滞在のリミット時刻が迫る15時前後にタッチアンドゴーの訓練が行われました。
動画であれば、着陸後再び加速して離陸する様子がお見せできるのですが、写真では普通の着陸と離陸にしか見えません(^_^;)
とはいえ、その離陸はやや普通と違っていたので、そこを紹介します!
着陸後、スラストリバーサーは作動させず、そのまま離陸のプロセスに移行します。
BOE005 18
滑走路も普通の離陸の時はその全てを離陸のために使いますが、タッチアンドゴーでは着陸のために使った分、離陸に使える分が少なくなります。
エアボーンする位置もかなり滑走路の先端に近い部分になります。
展望デッキの先端、そして滑走路の中央部分をかなり過ぎてからゆっくりとローテーション!
BOE005 19
そしてエアボーン。
機首を引き上げるというよりも主翼に蓄積されてきた揚力が重力に打ち勝って、
翼が機体を空気のじゅうたんに載せているというような感じのエアボーンです。
離陸というより浮揚という言葉が似合うエアボーン。
BOE005 20
加速することがとにかく重要。
ピッチを上げず(迎角を大きくせず)に加速します。
エンジンブラストがちょっとだけ見えますね!!
BOE005 21
所定の速度まで加速できたのでしょう。
Boeing787はいつもどおりの上昇プロセスへ!!
BOE005 22
この頃になるとものすごく強い北風が吹いていて、手足の先はしびれるは、体の芯から冷えるはで大変でした。
がおかげで視程はかなり回復し、タッチアンドゴーの訓練を行うBoeing787の姿は場周経路含めて全て視認できました。
アプローチ機や離陸機がいるときにはダウンウィンドで待機旋回するなど、普段見られない光景でした。
BOE005 23
こうして15時過ぎに本格的なタッチアンドゴーの訓練が行われ、展望デッキも大勢の航空ファンでにぎわっていたのですが、私は新幹線の時刻が迫っていてセントレアを離れなければなりませんでした。。。
大量の写真を一挙に公開してしまいましたが、短い時間で何度も離着陸を見られるという貴重な体験の様子が伝わりましたでしょうか。。。
ところで、「カメラを持っていっていないのにどうして。。。?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
実は、名古屋にお住まいのharu_airさんにharu_airさんの大切なカメラをお借りして撮影することがかないました。
haru_airさんのブログ「haru_desu」にもとっても素敵なBoeing787の写真がたくさん掲載されてます。
haru_airさんにはこの場をお借りして御礼申し上げます!
本当にありがとうございました。

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