N941DNとなったJALのMD-90

JALのMD-90。
全機退役まで、もう残りわずかとなりました。
JALのハンガーにも”JAL”のロゴが消されたMD-90がいましたし、先日羽田空港に行った際にも、”JAL”のロゴが消され、新たなレジ番が書かれたMD-90がトーイングされていました。
日本の航空会社の飛行機は常に綺麗に、しっかりと整備されているので退役後、別の航空会社に売却されて、再び活躍することが多いという話も聞きます。
今回のMD-90も”N941DL”のレジ番をつけています。
アメリカのデルタ航空の飛行機としてアメリカの空で活躍するのでしょうね。
JAL MD90 1
JAL MD90 2
JAL MD90 3
JAL MD90 4
航空ファンの間で「ドナドナ」と呼ばれる、退役機のトーイング。
寂しいですよね。
次の活躍の地で元気に空を飛んで欲しいものです。

新サマンサジェット

サマンサジェットがリニューアルして登場しました。
そのサマンサジェットが新千歳空港から羽田空港にやってくるという情報をいただいたので、
第2ターミナルの展望デッキで待つこと1時間ほど。。。
彼女はやって来ました。
RWY34Rにアプローチするサマンサジェット。
工事現場が見えますが、C滑走路を東京湾側に延伸する工事だと思います。
この角度では「Samantha」の文字しか見えません。
サマンサジェット 1
ランディングの直前。
サマンサジェット 2
ランディングの直後。
メインギアからパッと白煙が上がります。
Boeing777のランディング、ジャンボと同じように安定感があります。
サマンサジェット 3
ほぼ真横から。
まだサマンサタバサの新しいラッピング部分は見えません。。。
サマンサジェット 4
そしていよいよ。。。
斜め後ろから見て、ようやくその全貌が明らかになりました!が、
小さくてよくわかりません(^_^;)
エビちゃんがいるようですが、顔は判別できず。
第1ターミナルの展望デッキから駐機している飛行機を近くでじっくり見てみないとダメなんですね。
サマンサジェット 5
今週の名古屋出張、最終日。
今日の夕方と夜には大崎の本社で打ち合わせがあるので、16:40ののぞみで東京に戻ります。
そういえば、週末の天気、どうなんでしょう。
羽田に飛行機を見に行きたいな・・・・・

Boeing787と飛行機たち パート2

昨日のBoeing787とのコラボレーションは国際線ターミナルから見たRWY34Lにアプローチする飛行機たちでしたが、本日は第2ターミナルの展望デッキからみたRWY34Lにアプローチする飛行機たちです。
やや逆光ぎみで、飛行機が暗くなってしまいましたが。。。。
多摩川沿いに並ぶ川崎の工場を背景にアプローチする飛行機の絵はなかなか気に入ってます。
シャッターチャンスは非常に少ないんですよね。
RWY34Lにアプローチする飛行機がJALやANAのハンガーの向こう側に見えてから、飛行機はハンガーの影に隠れ、JALのハンガーの影からいきなり飛び出してきます。
飛び出してくる場所に当たりをつけて飛行機を待ち、ピントを合わせて、フレームいっぱいに飛行機を入れる。。。
飛行機はあっという間に地上の障害物(P4や空港の道路の街路灯)に隠れてしまいます。
ほんの数秒のシャッターチャンスです。
そんな状況で撮影した写真たちをご覧ください。
まずはJALハンガー前に駐機しているBoeingカラーのBoeing787です。
ノーズギア前にたくさんの人たちが集まっていました。
JALハンガー前のB787
最初はソラシドのBoeing737-800です。
787とソラシドのB737
退役間近のJALのMD-90。
787とJALのMD90
ANAのBoeing767。
787とANAのB767
新鶴丸のBoeing737。
787とJAL新鶴丸737
上の写真と全く同じ構図でサンアークのBoeing737。
787とJALサンアーク737
やっぱり大きい、JALのBoeing777-200。
787とJALのB777
ウィングレット無しのスカイマークのBoeing737-800。
787とスカイマークのB737
JALの新鶴丸のBoeing767。
787とJAL新鶴丸767
JALのワンワールド塗装のBoeing777-200。
787とJALワンワールド777
最後はANAのAirbus A320。
787とANAのA320
うーん、時刻は16時少し前位でした。
これが午前中だったら飛行機に太陽の光が当たって、背景から浮かび上がるような素敵なシーンになるんですが、やっぱり午後は暗くなりますね。
今度はBoeing787はいないかもしれませんが、午前中の撮影に挑戦したいと思います。
工場背景のアプローチシーン、なかなか良いですよね。
第1ターミナルの展望デッキからもRWY34Lにアプローチする飛行機は撮影できるのですが、”工場”・”煙突”・”煙”背景にはなかなかならないんです。
第2ターミナル展望デッキ南側の端っこかP4駐車場の4階のどちらが良いか。。。
北風で天気の良い日の午前中、できれば早朝にロケハン&リベンジします。
今週の名古屋は明日まで。。
もうひと踏ん張りです。

Boeing787と飛行機たち

新国際線ターミナル横から移動したBoeingカラーのBoeing787。
移動した先は第1ターミナル南側のJALハンガー前でした。
先にそこにいたJALのBoeing767と並びます。
こうして並んでみてみると、Boeing767よりもちょっと太目で、一回り大きいですね。
JAL B767と787
JALハンガー前のBoeing787。
撮影は国際線ターミナル展望デッキより。
JALハンガー前の787
今日は、そのJALハンガー前に駐機したBoeing787の手前(国際線ターミナル展望デッキから見て)を着陸するいろんな飛行機たちとBoeing787のコラボレーションを掲載します。
まずはJALのBoeing777。
ワンワールド塗装です。
JAL B777
次は新鶴丸塗装のBoeing767。
このデザインでBoeing787は来るんですよね。
JAL B767 新鶴丸
次は4月までには全機退役するという噂のJALのMD90と4月までにはデビューするという噂のBoeing787のツーショット。
JAL MD90
SFJのAirbus A320とBoeingのBoeing787。
SFJ A320
JALのBoeing737-800とBoeing787。
こうしてみると、Boeing737はやっぱりちびっこですね。
JAL B737
サンアークのBoeing767とBoeing787。
Boeing787がこのサンアークで日本の空を飛ぶことは結局無かったですね。
ボーイングフィールドにはサンアーク姿のBoeing787がいたようですが。。。
JAL B767 サンアーク
最後はANAのBoeing777とBoeing787。
ANA B777
JALの飛行機が多いですが、たまたまです。
新参者を迎えるJALの先輩たちが横目でちらりという感じになりました。
SFJは「ふーん」と我関せずいう感じだし、
ANAも「ふーん」と余裕の感じ。
昨日はコートが要らないくらいの春の陽気になりました。
暖かい日と寒い日が交互に訪れる「三寒四温」になってくるといよいよ春の到来を感じます。
季節の変わり目、皆様、体の調子を崩さずに元気で過ごされますよう、祈ってます!

ANAのBoeing787をじっくりと見てみる

BoeingカラーのBoeing787の横にはANAのBoeing787(JA805A)が駐機していました。
Boeing787の競演・・・
2機を一緒に1枚の写真に収めたかったのですが、金網越しではかないませんでした(^_^;)
ということで、昨日と今日の2日に別々に掲載することにしました。
今日はANAのBoeing787の出番です。
せっかく近くに行くことができたので、接近写真をご覧下さい。
まずは斜め前からの写真。
まだ新品のBoeing787、ピカピカです。
胴体部分に左翼やエンジンが映りこんでいます。
ANA B787 斜め前
ノーズギアを正面からじっくりと見てみます。
いいですねぇ~♪
ANA B787 ノーズギア
ノーズギアとメインギアを一緒に入れてみました。
主翼付け根の膨らみが肉感的です。。。
今までの飛行機の地上電源の接続口は機体右側にありましたが、Boeing787は左側にあるんですね。
ANA B787 ギア
そして主翼から伸びているメインギア。
Boeing777やBoeing767よりもシンプルな構造に見えます。
ANA B787 メインギア
サメの口。
客室内を循環させる空気の取り入れ口とそのエア温度調整用の冷却用空気取り入れ口ですね。今までの飛行機では機内の空気はエンジンから取り込んだ空気を一部取り出して循環させていましたが、Boeing787ではこの取り込み口から取込んでいます。室内空気のほとんどを循環して再利用出来るため、客室内の湿度を従来よりも高くする事が可能となりました。
ANA B787 吸気口
Boeing787のおでこ。
結構丸いんですね。
コックピット・クルー用の非常口が付いています。
ちゃんと日本語で「出口」って書かれているんですね。
ANA B787 おでこ
Boeing787の顔。
今回の写真のお気に入りの1枚。
ANA B787 顔
Boeing787のTrent 1000エンジンとメインギア。
ブログの読者の皆様はもうTrent 1000エンジンとGEnxエンジンの違いは直ぐに分かりますよね!
このTrent 1000エンジンのタービンブレードには銀色の縁取りがありません。
ANA B787 エンジンとメインギア
2本のピトー管とコックピット床下へ入り込むハッチと「ETOPS」の文字。
タラップ車を用いずに飛行機に乗り込む時にはこのハッチを空けて、床下から機内に入ります。
ETOPSとはExtended-range Twin-engine Operation Performance Systemの略で双発機が洋上を飛行する際の制限のことです。
“ETOPS60″、”ETOPS120″、”ETOPS180″などいくつかレベルがあります。
双発機のエンジン1基が停止した際、緊急着陸することになりますが、その代替空港までのルートは代替空港への時間で制限されていて、その時間がこの数字です。(単位は分)
ANA B787 ピトー管
Boeing787の”あご”。
ピトー管に似た2本のセンサーが付いていますね。
また、ノーズギア格納部の前方にも小さなハッチが見えます。
ANA B787 あご
2日間に渡ってBoeing787の接近画像をお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
グランドレベルで最新鋭機を見るという機会はなかなか無いので、私も興奮して撮りました!
さて、今週の名古屋は本日から金曜日までです。
明日の朝からは名古屋のホテルからの更新になります。
寒さもだいぶ和らぎ、春の気配を感じます。
それと同時に花粉症の気配も。。。。

Boeing787をじっくりと見てみる

昨日の記事は”エンジン”のみでしたが、本日はBoeingカラーのBoeing787をじっくりと眺めてみます。
ANAデザインやJALデザインのBoeing787はこれからもじっくりと見る機会はあるのでしょうけれども、このBoeingカラーのBoeing787はきっとこれが最初で最後なんだろうなと思いながらとにかく撮りました。非常に多くの枚数の中から何とか選びましたが、それでも14枚になってしまいました。同じような写真も数枚含まれますが、ご容赦願います。
まずは全体像を撮ろうとしましたが。。。
2重金網のフェンスは強敵です。ちょっと影が入ってしまいました。
胴体を流れる水色の曲線がアクセントになり、綺麗ですね。
胴体はお腹を含めて真っ白です。
ZA005 1
もう少し近づいてみます。
胴体の高さは人の背丈ほどだというのが分かります。
Boeingの技術者とともに、JALの整備士さんでしょうか、一緒に機体を見てまわっていました。これもトレーニングの一環なんでしょうね。
B787 胴体部分アップ
R1ドア部分のアップ。
「EXPERIMENTAL」と赤字で書かれています。
いわゆる「試験機」とでも訳せばよいのでしょう。
日本でBoeingの試験機を見られるなんて、繰り返しになりますが、本当にラッキーです!
B787 R1ドア
コックピットの窓部分をアップで見てみます。
グレアシールドの上に何か取り付けられています。
これも試験機だからなのでしょうか。。。
B787 コックピット窓
メインギア(右側)のアップ。
うっとりします。。。
B787 メインギア
主翼付け根部分のアップ。
吸気口が見えます。
サメのエラに見えるのは私だけでしょうか。。。
B787 ベント
「BOEING」のロゴ!
カッコイイです!!!
B787 Boeingロゴ
ノーズ部分のアップ。
B787 機首部分アップ
ノーズギア。
真新しいJALのBoeing787用のトー・バーが光ってます。
B787 ノーズギア
JALハンガーに向けてのトーイングを開始。
胴体下のアンチ・コリジョン・ライトが光った瞬間。
B787 アンコリ
R1ドアからR2ドアまでをアップで見てみます。
窓列の1番前には試験用のセンサー(恐らくピトー管)が取り付けられています。
BoeingのロゴとExperimentalの文字。
良い記念になりました!
B787 BoeingロゴとEXPERIMENTAL
ということで、そのBoeingのロゴとExperimentalの文字の部分をアップで収めておきました。
機内部分も窓からちょこっと見えますが、いろいろな試験機材が棚に積まれているように見えますね。
B787 R1ドアとR2ドアの間
トーイングを開始したBoeing787。
B787 トーイング開始
最後は垂直尾翼のアップです。
大きな「787」の文字。
B787 垂直尾翼
いかがでしたでしょうか。
明日は隣で整備していたANAのJA805Aをじっくりと見てみます。

Trent 1000 vs GEnx

月刊「エアライン」に「もっとエンジンの話をしよう」を好評連載中の外江 彩先生がとっても貴重で面白い飛行機のエンジンの話を聞かせてくれた”飛行機エンジンカフェ”が2月18日に開催されましたが、昨夜は21時からニコニコ生放送でそのフォローアップ放送が開催されました。2月18日の講演では時間の関係で説明が省略された部分や、より詳しい飛行機のエンジンの細部にわたるまでの解説ありで、21時から23時過ぎまでとっても盛り上がりました!!
実は昨日の午後、羽田空港の飛行機がよく見える場所にANAの787と今回JALのフライトトレーニングのために日本に来ているBoeing社の787(ZA005)が並んで駐機していることを知り、急遽羽田に行ってきたんです。
先日の飛行機エンジンカフェや昨夜のフォローアップが頭にあり、どうしてもTrent 1000とGEnxの違いをきちんと見てみたくて。。。。
ということで、本日は飛行機本体の写真はありません!全て”エンジン”です。
(飛行機本体の写真は明日・明後日の記事で)
早速Trent 1000とGEnxを比べてみましょう。
まずはロールス・ロイスのTrent 1000の正面から見た写真です。
Trent 1000 正面
次はGEのGEnxの正面から見た写真です。
GEnx 正面
違いは分かりましたか?
2つのエンジンの大きな違いは上の2枚の写真にはっきりと現れています。
外江先生の受け売りなんですが、違いは「エンジンブレードの色」です。
Trent 1000のファンは中空のチタン製で鉄の色、
GEnxはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で真っ黒のファンに、前縁だけ銀色のチタンのカバーがつけられています。
ブレードの前縁にチタンのカバーが付いているのは耐衝撃性を高めるためだそうです。
こういった話も昨夜の飛行機エンジンカフェ フォローアップ放送では説明されてました!!
GEnxのエンジンとメインギアを含めた写真。
ちなみにエンジンとメインギアの間に見えるのは”人の足”です(^_^;)
GEnx 斜め前全体
GEnxのエンジンに斜め前からもう少し寄って見ます。
ブレードの形状や銀色の前縁が良く分かりますよね。
GEnx 斜め前アップ
改めてGEnxを正面からアップで覗き込んで見ます。
このファンブレードの形状に「萌え~」っとなる方が多いのでは。。。
GEnx 正面アップ
このGEnxを搭載したBoeingカラーのBoeing787は私がこの場所に付いて20分ほど後にトーイングされていきました。
空港へ行く判断があと20分遅れていたら見ることが出来なかったと思うとぞっとしました。
即決して来て良かった!!
トーイングしてくれたおかげで、このように真横からグランドレベルの写真も撮ることができました。
GEnx 真横全体
続いてはANAのBoeing787、JA805AのTrent 1000エンジンです。
左翼のエンジンのカバーを全開にして整備作業を行っていました。
これまたラッキー!!!
Trent 1000 斜め前アップ
その整備の様子全体を撮ってみました。
エンジンのカバーの内側ってなにやらいろんなパイプがごにょごにょとあり、まるで人間の血管・毛細血管のようですね。
Trent 1000 斜め前全体
カバーをあけた状態のTrent 1000の正面から見た写真です。
Trent 1000 正面カバー開き
カバー部分とエンジンのファン部分をアップで。
ブレードの形状はGEnxと似ていますが、材質が違うため色が明らかに違います。
これで、このブログの読者は今日からGEnxとTrent 1000の違いを実際に体験として語れますね(笑)
Trent 1000 正面カバー開きアップ
最後はTrent 1000を斜め前から見た写真です。
Trent 1000 斜め前全体
いや~、エンジンって奥が深いんですね。
飛行機が飛ぶためには無くてはならない重要なエンジン。
ちょっと見た目には大きな違いは分かりませんが、内部の仕組みなどは進化し、更にメーカーによっても違うんですよね。
もっと、もっと知りたくなってきました。
(外江先生、よろしくお願いします!)
空港の展望デッキからでは、飛行機を見下ろす形となり、このようにエンジンを捉えることがなかなかできないのですが、昨日は2重のフェンス越しではありましたが、エンジンをグランドレベルから見ることが出来ました。
もう少し早い時間に行けば、横からではなく斜め上からの太陽光に手伝ってもらってもう少しエンジンのファン部分が明るく見えたのかな・・・と午前中に行かなかったことを後悔したりもしています。。。
ちなみに、この写真を撮影した場所は羽田空港の国際線ターミナルから徒歩で10分くらいのところで、環状8号線から第2ターミナルに抜ける道路の歩道です。立ち入り禁止区域ではなく、2重フェンスさえ我慢すればグランドレベルで間近に飛行機を観察できるポイントです。

1 303 304 305 306 307 534