ANAのロゴが消されたAirbus A320

“ジュリエット アルファ エイト スリー エイト フォー”

「ん? ヘリじゃないな」

変わったコールサインで呼ばれた飛行機がいたので何が来るのかとカメラを向けてみると、

見慣れたカラーリングの飛行機が見えました。

でも、いつもと何かが違う。。。

そう、”ANA”のロゴが消えているんです!

機体はAirbus A320-200。

ANAで活躍していたエアバスちゃんですね。

JA8384 1

売却? それとも・・・・

軽いんですね、あっという間にエアボーン。

ロゴを消された元ANAのAirbus A320が成田空港のRWY34Lを離陸しました。

どこへ向かうのでしょう。

JA8384 2

ロゴを消されたANAデザインの飛行機、初めてみました。

JALのロゴを消された飛行機は何度も見てきましたが、”白装束”のようでさびしい感じがしましたが、このANAのロゴを消された飛行機はトリトンブルーのデザインのまま。

なんか、「えっ!」という驚きしか感じませんでした。

JA8384 3

目の前を上昇していくJA8384。

ANAではA320の退役を進めているという話は聞いていましたが、羽田空港ではA320がまだまだ活躍中に見えたので、実感がありませんでした。

JA8384 4

曇り空の中、さびしそうにJA8384は飛び立っていきました。

どこへ行くのだろう。

またべるのかな?

この姿で空港の片隅や、広大な砂漠に放置されるのを見るのは。。。。

JA8384 5

“ロゴを消された飛行機”は寂しい感じがします。

特に航空会社のカラーリングが残ったままだとなおさら。

航空会社側から見ると、機材の更新、古い機体からリプレースしていくのはやむを得ないことなんでしょうけれども、航空ファンから見ると寂しいというか、残念ですよね。

ひっそりと、成田空港を飛び立っていった元ANAのA320、

「今まで、ありがとうございました!」

そんな思いで見送りました。

さて、今朝名古屋は快晴です!

さ、今週の名古屋生活、がんばりますか!

新サマンサジェット

JALのBoeing787を待っているときに、「おーっ!キタ!」と思って望遠レンズで覗いてみるとなんかちょっと違う。。。

機体の後部に何か張ってある。

もしかして・・・・新サマンサジェット?!

はい!そのとおりでした。

今まで実物を見たことがありませんでしたが、ようやく見ることができました。

しかも離陸シーンを!!

それでは、ご覧下さい。

まずは離陸滑走を開始したところから。デルタ航空のBoeing757とのツーショットです。

新サマンサジェット 1

ローテーション!

短い離陸滑走で早々と機首が上がりました。

「やばい!せっかく会えたのに、お腹の写真は勘弁して!」と祈るような気持ちでシャッターを押し続けます。

新サマンサジェット 2

そしてエアボーン。

それ以上、「機首を引き起こさないで、ゆっくりと上昇してほしい・・・・・」と祈ります。

新サマンサジェット 3

祈りは通じたようです。

このまま行けば、機体後部のラッピング部分がバッチリ見えますね。

まだ主翼に隠されていますが、もう直ぐです!

新サマンサジェット 4

「見えた!」

あれ?!エビちゃんはいないんだ・・・

宇宙に浮かぶ青い地球にSamantha Thabasaの文字。

その下にも何か書いてあります。。。

新サマンサジェット 5

ということでラッピング部分をアップで。

「Open to the World ~世界の空を元気に~」・「JAL☓Samantha Thavasa」と書いてあります。

機体はBoeing777ではなく、Boeing767-300ER(JA615J)です。

新サマンサジェット 6

初モノの新サマンサジェットは、曇り空の中上昇して行きました。

新サマンサジェット 7

いや~、嬉しかったですね。

JALのBoeing787を待っているときに現れた新サマンサジェット。

前座といっては失礼ですが、この時点でかなりテンションが上がってきました。

ブログ掲載の順番は前後しましたが。。。。

昨日の収穫はもちろん1番はJALのBoeing787でしたが、2番目はこの新サマンサジェットです。

3番目はちょっと変わったA320、4番目はMUの・・・・ 3番目・4番目は今後掲載していきます。

雨で始まった一週間、皆様お元気で!!

私は今日から金曜日まで名古屋です・・・・

【号外】JALのBoeing787、デビュー

本日はJALのBoeing787のデビューフライトの日です。

11時30分発の成田発ボストン行きのJL008便です。

第1ターミナルの展望デッキの後方にはTVニュースの取材でしょうか、3台のカメラが並んでいました。

今日の夕方のニュースで放映されるかも。。。。

JAL B787 1

出発前のセレモニーが長引いたのでしょうか、JALのBoeing787が姿を見せたのは12時7分のことでした。

アンチコリジョンライトの独特の光り方で、遠目にも直ぐにBoeing787と分かります。

手前に止まっているアシアナ航空のジャンボが邪魔でした・・・

JAL B787 2

出発ラッシュで多くの飛行機が並ぶ中、その列に加わり、ゆっくりとRWY34Lへと向かいます。

JAL B787 3

そしていよいよお客様を乗せて初めてのテイクオフ!

音はほとんど聞こえてきません。

JAL B787 4

霧雨の成田空港、出力を上げたエンジンのインテークに水蒸気が白く見えます。

そして離陸を待つ行列に並んでいたガルーダ・インドネシア航空のA330とすれ違います。

JAL B787 5

次にアエロフロートのA330とすれ違います。

Boeing787は徐々に加速。

どのあたりでエアボーンするか・・・・

機体は軽いし、エンジンの性能も良いし、ボストンまでの燃料と乗客を積んでいたとしても滑走路を半分も使わずに

エアボーンするだろうと予想、本日はさくらの山ではなく、展望デッキにしました。

JAL B787 6

航空燃料貯蓄タンクを背景にグングンと加速。もう前輪は持ち上がりかけてます。

JAL B787 7

そして、ローテーション!

主翼が羽ばたき始めたようにグイっと反り上がります。

JAL B787 8

向こう側、左翼のとんがった翼端もはっきりと見えますね。

JAL B787 9

思いのほか、長い距離を走ってます。既に展望デッキの正面近く。

まだエアボーンしません。

主翼が空気を掴み、機体を持ち上げようとています。

JAL B787 10

そして展望デッキの端を過ぎた当たりでエアボーン!

JAL B787 11

上昇も緩やかです。

主翼のしなり方が美しいです。

ところで、JALのBoeing787ってなんか太っちょに見えません?

白が膨張色だからでしょうか・・・・

ANAのBoeing787はスマートでカッコよく見えたのですが・・・・

JAL B787 12

主翼の上面がうっすらと白い膜に覆われてきました。

まだギア・アップの動作は開始してません。

JAL B787 13

ようやくギア・アップの声がかかったのでしょう。

ギアの格納ドアが開き始めます。

JAL B787 14

この飛行機より先に離陸していったA330はこのあたりで綺麗なヴェイパーを曳きながら上昇して行きましたが、

Boeing787はヴェイパーもできにくいのでしょうか。主翼上面に白いモヤがたまる程度でした。

JAL B787 15

JALのBoeing787、JL008便はボストンに向けて飛び立って行きました。

離陸後には管制塔から「いってらっしゃい」の日本語の挨拶があり、パイロットも日本語で挨拶を返していました。

霧雨模様の成田空港でしたが、めでたくデビューフライトに飛び立って行きました!

JAL B787 16

今日はこのイベントのために、朝5時半に起床し、定例のブログ更新をしてから成田空港に向かいました。

成田空港の第1ターミナルについたのは午前7時半。

曇り空でしたが、雨が降らないだけでもラッキーと思い、いつもどおりにいろんな飛行機を撮影しました。

成田空港の展望デッキでの撮影はレンズ選びが面倒なんです。

私が持っているTAMRONの200-500mmではA滑走路を離陸するジャンボやA340-600、Boeing777-300は目いっぱい

ズームアウトしてもフレームをはみ出してしまいます。

なので、Boeing767やBoeing777-200を使ってBoeing787の離陸シーンの撮影を何度も練習しました。

10時頃、一時雨が強くなり、屋内に退避しましたが、その雨も10分程度で小降りになり、そのうち止んでくれました。

白い空に白い飛行機であまり映えませんが、記念すべきデビューフライトということで、号外として掲載しました!

今度は晴れた日にまたこの白いBoeing787を観に来たいものです。

白鳥が飛ぶような感じなんでしょうね。

白いMAS KARGO

本日はMAS KARGOのAirbus A330-200F(9M-MUB)の離陸シーンです。

やっぱり貨物機の離陸は早いです。

林の上を飛び越えるように白いMAS KARGOはやってきました。

これは「おなかの写真になる・・・」という予感が。

MAS KARGO 1

新デザインのMAS KARGO。

そしてノーズギアの部分に注目!

ちょっとふくらみがありますよね。

A330は地上では”前傾”姿勢になることからノーズギアの付け根に厚みを持たせて、水平になるようにしているのだそうです。

MAS KARGO 2

そしてお気に入りの角度から。

何とか「おなかの写真」にならずにすんだ?!

そのノーズギアの部分、これならよく分かります。

MAS KARGO 3

マレー凧が真っ青な空を駆け昇って行きます!

MAS KARGO 4

さて、今日はJALのBoeing787のボストン線初就航日。

現在の天気は曇り。

出発時刻の11時半の予報も曇り。

何とかいけそうです。

ということで、今から出発しますので、今日は文章は少なめです。

それでは、行ってまいります!!

赤と緑のサンアーク

赤いサンアーク、しかも”one world”塗装のBoeing777-300が成田空港のRWY16Rをテイクオフ!!

丁度良い場所で離陸してくれました。

管制塔も見えるし、手前の林の丁度開いた場所で全形を捉えることができたんです。

JAL 赤いサンアーク 1

この赤いサンアークも徐々に減ってきていますよね。

羽田では急速に新鶴丸が増えています。

JAL 赤いサンアーク 2

Boeing777-300ER(JA732J)。

Airbus A340の-300と-600と同じようにBoeing777も-200と-300は長さが大きな違いです。

そして-300の長さは・・・なんかアンバランスな感じを受けます。

垂直尾翼がもう少し大きければカッコよいのに。。。

でも、重心位置からの距離が長くなったので、YAWコントロールに大きな垂直尾翼・ラダーはいらないんですよね、きっと。

JAL 赤いサンアーク 3

この後姿!!

きれいですね!Airbus機を昨日の記事までさんざん綺麗、綺麗といってきましたが、こうしてみるとBoeing777も綺麗!

結局、飛行機はみんな綺麗なんじゃない?!って言われそうですが、だって、そうなんだもん。。。

JAL 赤いサンアーク 4

まだいたんだ!!

という感動をもって撮影したのが、この緑のサンアーク、JALのECOジェットです。

羽田で見る国内線のECOジェットはあっという間に姿を消し、新鶴丸の新ECOジェットになりましたが、鶴丸は赤く、

ECOジェットのシールが機体に貼られているだけ。

ECOジェットはやっぱりこの色が似合う?!

JAL 緑のサンアーク 1

赤いサンアークがJA732Jで、このECOジェットはJA731J。

きっと前後してJALにやってきたBoeing777-300ERなんですね。

やや斜め前から見た離陸上昇する飛行機の姿、カッコイイです。

機体後部の”空のエコ”ラッピングもちゃんと見えますし、緑のサンアークも見える。

本日のお気に入りの1枚です。

JAL 緑のサンアーク 2

青い空を上昇するECOジェット。

久しぶりに見たせいか、「いいなぁ」と思ってしまいました。

登場したばかりの時には、コーポレートカラーの赤を緑にしちゃって・・・とか、ずんだ餅みたいな色・・・・とか、

批判的なことを考えてしまいましたが、それは謝ります<(_ _)>

JAL 緑のサンアーク 3

この日のJALのBoeing777、あまりフラップを降ろさずに離陸していました。

おかげで、おなかの写真にならずにすみました!

JAL 緑のサンアーク 4

さぁ、このサンアークのJAL、いつまで見られるのでしょうか。

そして、最後のサンアークになる飛行機はどれなんでしょうか。

きっとプチフィーバーになるんでしょうね。

楽しみにしていた週末ですが、天気は良くない。。。。。

何で、週末になると天気が崩れるのか!!

明日はいよいよJALのBoeing787のボストン線就航の日だというのに。

欧州便の出発ラッシュ その2

昨日に引き続き、欧州便の出発ラッシュです。

まずはヴァージン・アトランティックのAirbus A340です。

ヴァージンのA340といえば、-600。”長い”ヤツですね。

音は聞こえても、なかなか姿は見えず、林の向こうからようやく見えたときには本当に迫ってくるような感じでした。

VS A340 1

今回は旧塗装ですね。

真っ赤な4つのエンジンが目を引きます。

VS A340 2

成田空港のRWY16R、4000mの滑走路をほぼ目いっぱい使って離陸。

緩い坂を、一歩づつ上るように上昇していきます。

VS A340 3

まだ、ギア格納室の扉が閉まってません。

いつみてもこのヴァージンのA340-600の離陸はヒヤヒヤというか、ドキドキします。

「持ち上がるんだろうな。。。」という感じで滑走路を駆けてきて、浮いたと思ったら、

今度は「上がるんだろうな。。。」という感じ。

VS A340 4

お次もAirbus A340です。

欧州便、見事にA340ばかりですね。

航空会社はSAS、スカンジナビア航空です。

林の向こう側、成田空港の管制塔をバックにエアボーン。

SAS A340 1

こちらも4つのエンジンが赤く塗られています。

そして、やっぱり低い!

SAS A340 2

目の前を上昇する4発機。

大迫力です。

青い空に浮かぶ白い雲をバックに上昇する青い尾翼と赤いエンジンの飛行機。

SAS A340 3

ところで、垂直尾翼の”SAS”の文字、なんでこんな下の方に書いてあるんでしょう。

もっと垂直尾翼の中央部分に書けば良いのに。。。

SAS A340 4

美しい後ろ姿・・・・

A340が最も美しく見える角度かもしれません。

SAS A340 5

欧州便の出発ラッシュは以上です。

結局全てA340でしたね。

欧州なのでエアバス、長距離なので4発という単純な理由でしょうか。

今日は朝から曇り空の名古屋です。

昨日まではポカポカ陽気の行楽日和だったのに、なぜ週末になって曇る?!

明後日4月22日はJALのBoeing787の国際線定期便就航の日です。

11時30分にボストン行のJL008便が成田空港を飛び立ちます。

A滑走路から離陸すると予想してますが、見に行けるでしょうか。。。。

今までの訓練フライトは国内で近距離ということで搭載燃料も少なく、乗客も乗っていなかったのであっという間に上昇し、ぐんぐん上昇してましたが、

ボストンまでの長距離フライトでお客様を乗せたBoeing787はどんな離陸を見せてくれるのでしょうか。

楽しみですね!!

欧州便の出発ラッシュ その1

成田空港の午前11時~12時は欧州便の出発ラッシュです。

欧州以外の地域への飛行機も交え、タクシーウェイに飛行機が何機も並び、離陸が続きます。

今日・明日はその中から特に欧州の航空会社の飛行機の離陸シーンを掲載します。

まずはスイス航空のAirbus A340から。

スイス A340 1

ほとんどの欧州便は離陸滑走が長く、上昇の浅い角度なので、さくらの山やさくらの丘でも写真が撮りやすいです!

スイス A340 2

「お腹」の写真じゃなくて、ちゃんと胴体の横が見えますよね。

スイス航空のデザインも秀逸だと思います。

真っ白な機体に白十字の垂直尾翼、4つのエンジンにはスイス航空のロゴが描かれており、ウィングレットも白十字。

シンプルです。

スイス A340 3

斜め後ろから見ても、胴体全部の”SWISS”の文字がちゃんと見えます。

綺麗な上昇姿ですよね。。。。

スイス A340 4

次はフィンランド航空のAirbus A340。

こちらもエアボーン後、ギアアップまでの間に管制塔を絡めることができました。

フィンランド A340 1

もう見慣れてきた新デザインのFINNAIR。

こちらも真っ白な機体にシンプルな塗装です。

ヨーロッパ系の飛行機はこういったシンプルなデザインが多いですよね。

フィンランド A340 2

さくらの丘の前をじわじわ~っと上昇するA340。

A340はこの”長さ”が良いですね。

-600だと長すぎる気がします。

フィンランド A340 3

そして”お見送り”シーン。

こちらも”FINNAIR”の文字が全て見えます。

これから10時間を超えるロングフライト。

いってらっしゃーい!!

フィンランド A340 4

欧州便の出発ラッシュが成田空港での楽しみの一つです。

アジア便は「お隣へ」という感じがするし、北米便は「太平洋の対岸へ」という感じがして、さらに便数も多いこともありなんか情緒というかロマンを感じないのですが、欧州便は「遠くの異国へ」という感じがして何かジーンとします。

見たこと・行ったことのない国へのフライトということもあるんでしょうね。

今日のスイスやフィンランドもいったことが無く、写真や映像でしか見たことの無い国。

成田を離陸して10数時間後にはその地に降り立つ飛行機はその写真や映像の世界に実際に飛び込んでいくんですよね。。。

なんか不思議な感覚が沸き起こってきます。

行ってみたいですね。。。

明日も欧州へのフライトの離陸シーンです。

1 2 3 4 5