ノースウェスト航空のBoeing747-400カーゴ

さて、8日間に渡ってお届けしてきた「ジャンボ祭り」もあと2回になります。
退役が加速し、徐々に数が減ってきているジャンボの雄姿をお楽しみいただけておりますでしょうか。
今日は、ノースウェスト航空のBoeing747カーゴを掲載します。
ノースウェスト航空はBowing747のローンチカスタマーであり、成田空港をアジアのハブ空港として位置づけ、とても多くのBoeing747を成田で飛ばしていました。
2010年1月31日をもってデルタ航空に経営統合されてしまいましたが、その姿は多くの人の記憶に残っているかと思います。
銀色の機体、真っ赤な尾翼が特徴的でしたね。
まずは、Boeing747-200F/SCD(N639US)です。
NW B747-200 CARGO 1
古さというか、年季を感じますね~。
NW B747-200 CARGO 2
次はBoeing747-200B/SF(N646NW)です。
特別塗装?なのか、胴体は白く、世界地図が前部に描かれています。
NW B747-200 CARGO 3
主翼下面がパッチワークのようだし、胴体下部は汚れてますね・・・・
貨物機だからいいか?!って?
NW B747-200 CARGO 4
NW B747-200 CARGO 5
機首部分がキラリと光る。
NW B747-200 CARGO 6
よく見ると、世界地図というより、北米大陸の地図でハドソン湾の南に白い2つの点があるように見えますね。
何かの記念でしょうか。
NW B747-200 CARGO 7
一時期は、成田空港でしょっちゅう見かけたこのノースウェストのBoeing747カーゴ、
旅客型とあわせて、徐々にデルタカラーになっているのでしょうか。
ジャンボの退役もそうですが、昔活躍した一流企業・航空会社が経営統合等で姿を変えていくのは寂しいものがありますね。
明日はいよいよジャンボ祭り最終回です!!
お楽しみに。

シンガポール航空のBoeing747-400、懐かしい・・・・

現在、シンガポール航空といえば、Airbus A380ですが、それ以前はBoeing747-400で成田に来ていました。
以前はシンガポール航空と言えば、このBoeing747-400でした。
「MEGA TOP」の愛称を付けられたBoeing747-400はシンガポール航空の顔でした。
現在ではその保有機数も10機を下回り、A380よりも少なくなってきています。
それでもまだ成田空港ではこのBoeing747-400を見ることができます。
SQ11(18時10分着 19時10分発)とSQ12(17時35分着 18時45分発)です。
この時間では、どうりで最近見ないわけだ。。。。私は大体15時には成田を引き上げてしまうので・・・・・。
今日は、ちょっと古いですが、そのシンガポール航空のBoeing747-400を2機、お届けします。機材がA380に切り替わる前の11時半頃出発のシンガポール行きです。
まずは成田空港のRWY16Rを離陸するBoeing747-400(9V-SPE)です。
撮影したのは2007年4月29日、場所は航空科学博物館です。
真っ青な空に白い機体、金色のラインが映えます。
SQ B747-400 1
SQ B747-400 2
SQ B747-400 3
SQ B747-400 4
次はSTAR ALLIANCE塗装のBoeing747-400(9V-SPP)です。
あとにも先にもこのスタアラ塗装のSQのB747-400を見たのはこの日だけでした。。。
撮影は2007年12月30日でした。
SQ B747-400 STAR ALLIANCE 1
SQ B747-400 STAR ALLIANCE 2
4枚目と6枚目は過去(2007年)に一度掲載しています。
2010年11月1日から羽田空港にもシンガポール航空が来ますが、1日2往復、Boeing777-300ERによる運航だそうです。
もしや、Boeing747-400では!と期待していたのですが、ちょっと残念ですね。
ちなみに羽田でシンガポール航空を撮影しようと思ったら、2往復するうちの早朝の便のみ。
到着便(SQ636)は早朝5時15分で出発便(SQ635)は早朝6時25分の予定です。
もう1便は深夜0時近くなので、これは無理ですね・・・。

チャイナエアラインのBoeing747-400 テイクオフ!

成田空港のRWY34Lを離陸するチャイナエアライン(中華航空)のBoeing747-400(B-18206)
(9月4日、さくらの山公園にて)
陽炎に揺れる離陸待ちの飛行機の行列と離陸するジャンボ。
台湾という近い国へのフライトのせいかあっという間にエアボーンしてしまいました。
CI B747-400 1
中華民国の国の花である”梅”の花が尾翼に大きく描かれています。
CI B747-400 2
コールサインは”DYNASTY”。
王朝という意味ですね。
このジャンボにピッタリという感じ。。。。
CI B747-400 3
CI B747-400 4
CI B747-400 5
CI B747-400 6
2002年までは羽田空港を利用していた中華航空。
羽田で見られる数少ない海外の航空会社でした。
今年の10月21日にまた、羽田に戻ってくるのでしょうか。
ちなみに、既に10月21日から羽田空港から国際定期便を運行することが決まっているのは以下の航空会社。
 アメリカン航空(AA)
 エアカナダ(AC)
 エバー航空(BR)
 中国国際航空(CA)
 キャセイパシフィック航空(CX)
 デルタ航空(DL)
 上海航空(FM)
 ハワイアン航空(HA)
 全日空(HN)
 日本航空インターナショナル(JL)
 JALウェイズ(JO)
 大韓航空(KE)
 マレーシア航空(MH)
 中国東方航空(MU)
 アシアナ航空(OZ)
 シンガポール航空(SQ)
 タイ国際航空(TG)
今回掲載したチャイナエアライン(CI)や英国航空(BA)、エアアジア(AK)は9月中に発表されるとの事です。
これは楽しみですね!!

JALのBoeing747-400(int’l)

空の日フェスティバル関連の記事の掲載のためにしばらく中断していた”ジャンボ祭り”を再開します。
予定では本日を含めて残り4回です。
まずはJALのジャンボ。
9月4日の午前10時から13時の3時間で3機のJALのジャンボが離陸して行きました。
まずは10時39分に離陸したJA8086。
この時はまだRWY34Lからの離陸でした。
離陸のためにタクシーウェイに並ぶ飛行機達を右手に眺めて離陸して行きます。
JAL B747-400 1
主翼がキラっ☆!
JAL B747-400 2
2階建てになっている機首部分。
ジャンボの特徴の一つ。
Airbus A380と違って、同じ2階建てでも精悍な姿ですよね。
JAL B747-400 3
真っ青な空を背景に上昇。
気持ちよさそう。。。。
JAL B747-400 4
綺麗な後姿の残像を私達に焼付け、JALのジャンボは飛び去っていきました。
この姿を見られるのはいつまでだろうか。
JAL B747-400 5
次はJA8088。
ここからはランウェイチェンジして、RWY16Rからの離陸になります。
Boeing777の離陸時の主翼のしなりは結構有名で目立ちますが、Boeing747-400の主翼も
離陸時には綺麗にしなっていますね!
JAL B747-400 6
JAL B747-400 7
JAL B747-400 8
JAL B747-400 9
最後はJA8074。
本日の3機のジャンボの中では最も古く、1990年2月27日の登録。
もう、20年も飛んでいたんですね。。。
JAL B747-400 10
JAL B747-400 11
最後に・・・・JA8906
JAL B747-400 12
この白いジャンボは1993年3月2日に登録され、旅客機として活躍していました。
JALの国際線就航50周年記念の特別塗装を纏ったこともありました。
2007年には貨物機に改造され、BCFとして飛んでいましたが。。。とうとう売却されるんでしょうか。
エンジンも中身が抜かれてます。。。悲しい姿。
さて、これからの予定ですが、
1.CI(チャイナ エアライン)のジャンボ
2.SQ(シンガポール)のジャンボ
3.NW(ノースウェスト)のジャンボ(カーゴ)
と考えております。
2.と3.はもう見られませんよね。。。
お楽しみに!!

ANA整備工場見学記 その3

2日間に渡ってお届けしてきたANAの整備工場見学記、本日が最終回です。
9月11日は4機の飛行機が整備工場で整備を受けていました。
初日のBoeing767-300ER(JA619A)と昨日のBoeing737-800(JA61AN)、Boeing737-500(JA304K)、そして本日のBoeing767-300(JA8322)です。
Boeing767-300の尾翼が直ぐに目の前に。
あと数歩前にいって手を伸ばせば届くところに尾翼があるなんて!!
ちなみにこのJA8322はあの「龍馬伝」ラッピングがされたBoeing767ですね!
「龍馬伝」のラッピング部分は見えませんでしたが・・・・
B767尾翼
1階に下りてグルーっと正面に。
胴体を左右からがっちりと挟まれるように足場が組まれています。
B767正面
顔というか、目が足場の先から見えていて格納庫の外を見ていました。(そんな感じ)
夏場は機内温度が上がるのか、コックピットの窓は左右両方開けられています。
B767顔
Boeing767の前輪。
昨日のBoeing737の前輪に比べると、長く、がっしりとしています。
前輪のしたに赤いラインが引かれていますが、見事にピッタリとライン上に飛行機は留めれらています。その左右の誤差は数cmあるかないか。
整備工場の足場はその位置が決められている関係で、移動してくる飛行機を足場の場所にあわせて正確に位置する必要があるんですね。
トーイングトラクターで格納庫に飛行機を入れるのですが、胴体の下から分銅をたらし、赤いラインをなぞりながらゆっくりと定位置まで持ってくるんだそうです。
B767前輪
Boeing767のエンジン。
GE(ゼネラル・エレクトリック社)のCF6-80C2B2です。
B767エンジン
さて、こちらは格納庫の奥にずらりと並べられていた飛行機のタイヤ。
大小さまざまなタイヤがありました。
飛行機のタイヤ
そのタイヤ交換時に使われる飛行機用のジャッキ。
やっぱりでかい!
飛行機のジャッキ
昨日のBoeing737-800の直ぐ横には剥き出しのエンジンが置かれていました。
パイプがグニャグニャと配置されてます。
剥き出しのエンジン
格納庫の前にはBoeing747-400(JA8966)が置かれていました。
B747-400
B747の機首アップ
3日間に渡ってお届けしてきたANAの整備工場見学記、いかがでしたでしょうか。
ほんの30分ほどの見学でしたが、最初から最後まで興奮しっぱなしで、航空ファンにはたまらない貴重な時間でした。
初日の記事でも書いたとおり、ANAでは平日に4回の格納庫見学ツアーを社会貢献活動の一環として行っています。
予約はANAのホームページから行うことが出来ます → ANAの機体工場見学のご案内のページ
私も是非また訪れてみたいと思います!!
さて、9月11日・12日に羽田空港で開催された「空の日フェスティバル」に関する記事も本日でおしまいです。
とっても充実した2日間でした。2日連続で羽田空港に遊びに行ったのも初めて!
また来年が楽しみになりました。
12日に行われた新国際線ターミナルのエプロンに展示された飛行機(検査機やDC-8の機首部分)は既に掲載したとおりですが、”新国際線ターミナルそのもの”については、本日、「週刊 飛行機ダイスキ!」の”Airmanの飛行機写真館(番外編)”で公開しております。そちらもご覧いただければと思います。

ANA整備工場見学記 その2

ANA整備工場見学2回目はBoeing737-800「JA61AN」です。
この機体、覚えている方もいらっしゃると思いますが、8月30日の記事で掲載したあのBoeing737-800です。
8月28日にシアトルのBoeing工場から仙台に空輸、翌29日に羽田に到着したピカピカの新品です。
羽田空港への到着を出迎えに行き、この格納庫前に到着するシーンを掲載しました。
そのJA61ANが格納庫の中で整備を受けていました!
感動しました・・・・。
格納庫3階から階段で1階まで降りて、まずはJA61ANの尾部から見ました。
APU格納部を開けて整備士の方が作業をしていました。
B737-800 JA61AN 1
グルーっと前に廻って、今度はJA61ANを右斜め前から眺めます。
B737-800 JA61AN 2
このJA61ANの横には逆向きにスーパー・ドルフィン、Boeing737-500(JA304K)がいました。
B737-800 JA61AN 3
エンジンのインテークには赤いカバーが掛けられ、胴体下面はいろいろな部分が開けられてました。
B737-800 JA61AN 4
エンジンと主脚。
まだ主脚はピカピカです!
B737-800 JA61AN 5
左主脚。
脚フェチにはたまりませんね。
B737-800 JA61AN 6
前輪。
全然汚れていません。
B737-800 JA61AN 7
機首部分のアップ。
B737-800 JA61AN 8
スターアライアンスのロゴもピカピカです。
B737-800 JA61AN 9
機首部分をちょっとはなれて横から見たところ。
結構りりしい横顔ですね。
こんな横顔を見られるのも、格納庫で近くまで行けたから!
B737-800 JA61AN 10
横で整備を受けていたAIR NEXTのBoeing737-500(JA304K)
小柄なBoeing737-500も近くで見ると、やっぱり大きいです!
エンジンに描かれているイルカの絵も大きい。
B737-800 JA61AN 11
日本への到着を出迎えた機体だけに、思い入れがあると言うか、「あのコは今どうしているだろう」という機体に会えたことは非常に嬉しいものでした。
小さなBoeing737-800とはいえ、100人以上が乗ることが出来る飛行機、間近で見るとやっぱり大きいですね!
明日はANA整備場見学の写真、最終回です。

ANA整備工場見学記 その1

今年の羽田空港「空の日フェスティバル2010」のイベントの一つとして、事前申込制の”ANA整備工場見学ツアー”がありました。
初めてのANA整備工場見学! 素晴らしい体験でした!
いつも、D滑走路展望台脇の駐車場から2重の金網越しに眺めるだけだったあの整備工場の中に入れるなんて・・・・。
整備工場の中には4機の飛行機が整備作業中でした。
本日はそのうちの1機「Boeing767-300ER(JA619A)」をお届けします。
ANA整備工場に到着後、エレベータで3階へ。
青いヘルメットを着用し、格納庫のドアを開けると、柱なしの広い空間が広がります。
そして、右手に大きな垂直尾翼がそそり立っていました。
JA619A 1
Boeing767-300ER、空港の展望デッキでBoeing747やBoeing777たちに混じって見るBoeing767は決して大きな飛行機というわけではないのですが、こうして間近で見るととても大きい!
JA619A 2
真後ろから見たところ。
機体全体が足場で囲まれています。
APUの排気口が目線の下に見えるなんて! 
JA619A 3
まだ、新しいこの機体、ピッカピカですね!
JA619A 4
さて、このJA619Aにはウィングレットが取り付けられるんです!
この日はまだ、その取り付け準備中でウィングレットが付いたところは見られませんでした。
どんなウィングレットが取り付けられるのか?!
写真中央下側に見える、白いビニールに包まれて置かれているのが、おそらくそのウィングレットだと思います。
Boeing747-400国際線仕様のウィングレットと似た形かもしれません。
ん?! 色は? 
JA619A 5
主翼端が分解されてます。
このJA619Aのウィングレット取り付け作業の工期は28日だそうです。
JA619A 6
翼端部分を斜め下から見たところ。
JA619A 7
整備作業中のBoeing767-300全体。
JA619A 8
いやァ、興奮しましたね!
大好きな飛行機を間近で見ることができたばかりか、普段は見ることのできない様子を見られたんです!
そして、Boeing767へのウィングレット取り付け作業というおまけ付き!
引率してくれたANAの綺麗なお姉さんの案内によると、ANAの整備工場見学は平日に4回行われていてホームページから申込可能だそうです。
これは、また行かなくては!と心に誓いました。
明日・明後日もこの続きの写真を掲載したいと思います!
尚、ANA整備工場見学で撮影した写真については、ANAの広報の確認が必要でした。
土曜日の夜にANAに掲載確認のメールを送付し、営業日初日の月曜日には掲載OKの返事を頂きました。
整備工場見学から時間をそれほど経ずに掲載できたのはANAさんの素早い対応のお陰です!
この場を借りて御礼申し上げます。

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