空の日フェスティバル2010 「富士号」

9月11日・12日に羽田空港を舞台に開催された「空の日フェスティバル」。
12日の新国際線ターミナルエプロン会場の「航空機及び空港車両展示会」の2つ目の目玉は
JALで活躍したDC-8-32の機首部分の展示でした。
今日はその写真を目一杯お届けします。
空の貴婦人とも称された、日本航空のDC-8-32(JA8001)富士号 
富士号 1
富士号 2
富士号 3
富士号 4
富士号 5
富士号 6
富士号 7
富士号 8
日本発のジェット旅客機として50年前に就航、14年間にわたり3万9360時間飛行しました。
1974年に退役したあとは整備訓練機として利用されましたが、1989年に機首部分のみがカットされ、現在まで保存されてきました。
操縦室は現役時代のままで、客室部分にはラウンジ、ファーストクラスシートのほかに前田青邨画伯の絵が保存されています。
(日本航空配布資料より)
「空の日フェスティバル2010」の9月11日のメインイベントであるANAの機体整備工場見学で撮影した写真ですが、昨日、ANA様より写真の掲載許可をいただきましたので、後日掲載したいと思います!

空の日フェスティバル2010 「飛行検査機」

9月12日(日曜日)、羽田空港で開催された「空の日フェスティバル2010」のイベントの一つで新国際線ターミナルのエプロンを開放して開催された「航空機及び空港車両展示会」に行ってまいりました。
きっと、新国際線ターミナルのエプロンを歩くなんてこれが最初で最後?!
ドキドキしながら朝10時の開門を待ち、入場。エプロンの並ぶ飛行機を写真に収めてきました。この日の目玉は”YS-11″と”DC-8-32″、本日はその”YS-11″を含む飛行検査機の写真を掲載します。
まずはガルフストリームⅣ(JA001G)です。
JA001G 1
JA001G 2
次はボンバルディアDHC-8-Q300(JA007G)。
JA007G 1
JA007G 2
そして、サーブ2000(JA003G)。
JA003G 1
JA003G 2
真打登場、日本航空機製造YS-11-104(JA8610)です!
このYS-11は量産1号機で1964年10月23日に初飛行を行いました。まだ私が生まれる前のことです。
そして、1965年に運輸省(当時)航空局に引き渡され「ちよだ11」と命名されました。
その後、航空局で飛行検査機として運用され、1998年12月18日に引退するまでの約34年間で2万時間を越える飛行を行い、
日本の空の安全を守ってきました。
現在は、国立科学博物館が航空局から移管を受け、その貴重な航空財産を守るべく年4回の定期点検を行い、
メンテナンスをしながら羽田のANA格納庫で動態保存しています。
YS-11 1
YS-11 2
YS-11 3
YS-11 4
YS-11 5
航空検査機とは国土交通省の航空局に所属する飛行機で、飛行機が安全に空を飛ぶ為に、フライトを地上から支える施設(航法援助施設)を空から点検する為の飛行機です。
胴体にかかれているJCABはJapan Civil Aviation Bureauの略で国土交通省航空局のことです。
そしてグレー地に白抜きで「飛行検査」を意味する「FLIGHT INSPECTION」と書かれています。
ところで、昨日は10時の開場にあわせて朝イチバンで開場入りしたのですが、正解でした!
その後、どんどんと人が増え続け、お昼頃に第2ターミナルの巡回バス乗り場に戻った時には、長蛇の列が出来ていました。
また、日陰の無いエプロンは白い路面からの照り返しとあわせて物凄く暑い!!
早く行って、その日の最高気温にならないうちに全ての展示を見て、帰ってくることができました。
唯一残念だったのは、「飛行機と綱引き」イベントに使われるBoeing747が私達が会場を去ったあとに、会場にトーイングされてきたこと。。。。
最初から置いておいてくれればいいのに!!
それだけが無念です。
とはいえ、目的のYS-11とDC-8を撮影出来、ほぼ満足です。
明日はそのDC-8のお顔を掲載させていただきます。
ジャンボ祭りは一時中断ということで。。。。

ANAの国際線で活躍するジャンボ

本日はANAの国際線で活躍するBoeing747-400(JA8962)です。
現在、ANAの国際線ジャンボが就航しているのはパリ便(NH205/NH206)のみのようです。
(9月の時刻表より)
毎日、成田空港の11時過ぎに行けば11:20発のNH205の離陸を見ることができます。
着陸は14時から15時の間に見られます。(時刻表上は14:40着)
もう、これだけなんですね・・・・。
10月の時刻表でもパリ便は”744″となっていましたから、少なくとも10月末まで見られることは確かです。
そのNH205便、成田空港のRWY16Rをパリへ向けて離陸するBoeing747-400の雄姿をお届けします!
ANA B747-400 1
ANA B747-400 2
ANA B747-400 3
ANA B747-400 4
ANA B747-400 5
ANA B747-400 6
ANA B747-400 7
ANA B747-400 8
私自身、2002年に何度かロンドン出張で利用した思い出のある飛行機がこのANAのBoeing747-400です。
半年間で4往復くらいしたでしょうか。。。。
その頃の写真を1枚。(再掲)
ANA B747-400 9
さて、ジャンボ祭りも中盤を過ぎ、残すところあと4日ほどです。
残りのメニューは
1.JALのジャンボ
2.CI(チャイナ エアライン)のジャンボ
3.SQ(シンガポール)のジャンボ
4.NW(ノースウェスト)のジャンボ(カーゴ)
と考えております。
ところで、9月11日・12日の2日間、羽田空港では空の日フェスティバルが開催されていて大盛況となっています。
私も昨日、羽田空港に出かけてきましたが、結構な数の人出でした!
午前中は11:40着の嵐ジェットと11:45着のガンダムジェットのアプローチを撮影しにまずは城南島海浜公園に出かけ、その後直ぐに羽田空港に移動。1タミの展望デッキで着陸して17番スポットに入った嵐ジェットを撮影しようと思ったのですが・・・・展望デッキは若い女子達で一杯!こんな風景見たことない!
何とか人と人の間からレンズを差し出して数枚の写真を撮りました。
2タミの展望デッキはいつも通りで、しかもガンダムジェットは展望デッキの目の前にいらっしゃって、バッチリと3方向(右・前・左)から撮影することが出来ました。
その後、ANAの格納庫見学に行ったのですが、そこでも大量の写真を撮りました。
写真については、ANAの広報の事前確認が必要ということで、帰宅後、ブログ掲載予定写真を選んでから早速確認を依頼しました。
ANAさんからOKのお返事をいただけ次第、公開したいと思います!!
(見学者の顔や、他社の飛行機が移っていなければ、大抵OKになるだろうとのこと)
その他、1タミではSFJ・JALの航空関連グッズ、2タミでADO・ANAの航空関連グッズの販売が行われていたり、1タミでは「航空100年」記念展示、D滑走路拡張関連展示が行われていました。
本日は、いよいよ新国際線ターミナルのエプロンでの航空機展示・航空支援車両の展示が行われます。
10時からですので、これから朝食を頂いたあと、直ぐに出かけます!!
海上保安庁のYS-11やJALのDC-8-62「富士号」の機種部分などが展示されるとのこと。
私としては、RWY16Rからの離陸機の撮影も楽しみです。

世界で最も有名なジャンボ

世界で最も人々に知られている、有名なジャンボといえば・・・・
エア・フォース・ワンと呼ばれているアメリカの大統領専用機ですね。
ハリソン・フォード主演の映画の題名にもなり、舞台にもなりました。
本日は、「今回のジャンボ祭りに!」ということで、読者の方からお寄せいただいた写真を掲載させていただきます。
羽田空港の旧管制塔の前で翼を休めているエア・フォース・ワンのBoeing747。
(正確には、Boeing747を改造したVC-25)
ちなみに、「エア・フォース・ワン」とは飛行機の名前・愛称ではなく、コールサインです。
大統領が乗った飛行機はこのVC-25に限らず、アメリカ空軍(エアフォース)の戦闘機・輸送機に搭乗した場合はその飛行機が「エア・フォース・ワン」というコールサインで呼ばれます。
尚、レーガン大統領が来日したときだった?と思いますが、羽田からアメリカ海兵隊のヘリで移動した記憶がありますが、そのコールサインは「マリーン・ワン」でした。。。
AirForce1
ちなみに、昔のエア・フォース・ワンはVC-137Cでした。
(Boeing707の改造型である軍用輸送機C-137の改修型)
その同一シリーズであるC-137Bの雄姿は今でもシアトルの航空博物館(The Museum of Flight)で見ることができます。
その写真も読者の方から頂きましたので、掲載させていただきます。
コックピットの写真とあわせてご覧ください!
昔のAirForce1
昔のAirForce1のコックピット
さて、日本にも政府専用機があります。
私はまだ撮影したことが無い・・・と思っていたのですが、とりあえず?!ありました。
羽田空港から神戸空港まで飛行機で移動する際に出発ロビーから撮影した写真です。
RWY34Lに着陸後、スポットに向かうところをコンパクトデジカメで遠くから撮影したものです。
かなりぼけてます。。。。
日本の政府専用機
本日は、9.11。
2001年9月11日にアメリカで、航空機を使った同時多発テロ事件が起こりました。
・ボストン発、ロサンゼルス行きのアメリカン航空11便(Boeing767-200/N334AA)
・ボストン発、ロサンゼルス行きのユナイテッド航空175便(Boeing767-200/N612UA)
・ワシントンD.C.発、ロサンゼルス行きのアメリカン航空77便(Boeing757-200/N644AA)
・ニューアーク発、サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便(Boeing757-200/N591UA)
4機の飛行機がハイジャックされ、AA11便はニューヨーク世界貿易センタービル北棟に激突、UA175便は世界貿易センタービル南棟に激突、AA77便はペンタゴンに激突、UA93便はペンシルベニア州シャンクスヴィルに墜落しました。
航空機、しかも4機も同時にハイジャックされ、テロに使われるという未曾有の事件、
私は大阪への出張からの帰りの新幹線で第一報を聞いたのですが、非常にショックでした。
帰宅後、TVをつけると北棟から黒煙が上がっている映像がまず目に飛び込んできました。
そしてその後・・・。
そのテロとの闘いに挑んだアメリカ合衆国。
そのアメリカの最高権力者・大統領の専用機がジャンボです。
そういった背景もあり、本日はエア・フォース・ワンの写真を掲載しました。
飛行機は人々の夢や希望、未来を運ぶもの。
人の命を奪うものであってはならないと思います。
テロの犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
Airman
お知らせ:Airman発見の目印になるプロフィールの「カメラバッグ画像」を更新しました。
お知らせ2:朝の公開後に”昔のエアフォース・ワン”についてのご指摘をいただきましたので、説明文を訂正しました。

JALカーゴ・・・現在

昨日は昔のJALカーゴ、クラシックジャンボでしたが、本日は現在のJALカーゴ、Boeing747-400Fです。
JALの貨物専用機による貨物事業は2010年10月末を目処に休止されることが発表されております。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201003/001501.html
このJALカーゴのジャンボを見られるのは10月末までかもしれません。。。
Boeing747-400F/BCF(JA8911)、9月4日成田空港RWY34Lからの離陸。
こちらは旅客機からへの貨物専用機転用型ですね
※BCF:Boeing Converted Freighter
JAL B747-400F 1
JAL B747-400F 2
JAL B747-400F 3
Boeing747-400F/SCD(JA401J)、9月4日成田空港RWY16Rからの離陸。
ポリッシュドスキンの銀色のJALカーゴ。
※SCD:Side Cargo Door
JAL B747-400F 4
JAL B747-400F 5
JAL B747-400F 6
さて、明日は9.11です。
非常に悲しい・痛ましい思い出がある日です。
哀悼の意を表してこのジャンボ祭りでもスペシャル画像を掲載したいと思います。
そして更に明日は空の日のイベントの日です!
私もANAの整備場見学ツアーに行ってまいります。
12日には羽田空港の新国際線ターミナルエプロンで飛行機や各種車両の展示が行われます。
そちらにも出かけてこようと思います。
JALのDC-8-62「富士号」の機種部分も特別展示されるそうです!!
この週末は飛行機三昧、楽しみですね。

懐かしのクラシックジャンボ JALカーゴ

さて、ジャンボ祭り2日目は昨日からの”カーゴつながり”でちょっと懐かしい写真をお届けします。
2、3年前までは成田空港へ行ってもJALやANAの飛行機は羽田空港で見慣れていることもあり、あまり感心が無く、ブログへも掲載していなかったのですが、最近はジャンボ退役の話題もあり、自分の中では急に脚光を当ててみたくなりました。
JALのBoeing747-200F/SCD(JA8180)です。
成田空港のRWY16Rからの離陸シーンです。
JAL B747-200F 1
JAL B747-200F 2
JAL B747-200F 3
JAL B747-200F 4
主翼端の突起(アンテナ?!)が懐かしいですよね。
また、747-400と比較すると主翼の付け根の部分にカーブが無く、胴体から突き出ている感じがします。(昨日のAFのB747-400と見比べてみてください)
この飛行機は退役後、N723SAとなりアメリカのサウザン航空に売却されました。
2007年に撮影した写真なのですが、さすがに古さを感じますね。

エールフランスのBoeing747-400Fに会った!

さて、本日からしばらく「ジャンボ祭り」というテーマで、成田空港で活躍しているBoeing747″ジャンボ”の写真を掲載してまいります。
国内では急激に数を減らしているBoeing747、ANAの国際線仕様のBoeing747は今年度中に全機退役が発表されていますし、JALもしかりです。
そんなジャンボ達の雄姿をご覧ください。
初日はエールフランスのBoeing747-400Fです。
エールフランスのB747-400Fによるカーゴ便はしばらく運休中でしたが、ちょうどA380の就航が開始された9月2日より、週2便(水曜日・土曜日)で再開されました!
AF6760便として、朝7時25分に成田空港に到着し、2時間の滞在後、AF6775便として9時25分にフランスに向けて出発します。
貨物エリア、プッシュバックを完了し、タキシングを開始しようとしているエールフランスのBoeing747-400F(F-GIUC)
AF B747-400F 1
AFのB747-400Fの後ろにもいろいろな飛行機が見えます。
アリタリアは新塗装と旧塗装が並んでいます。
タイのBoeing747は旧塗装です。
AF B747-400F 2
出発ラッシュが始まり、たくさんの飛行機がRWY34Lへのタクシーウェイを並ぶ横を離陸するBoeing747-400F。
荷物が少ないのか、あっという間にエアボーン! あれっ?
AF B747-400F 3
フランス行きのBoeing747なので、貨物・燃料満載で引っ張ってくれることを期待していたのですが、あっという間に上昇、高度を上げてしまい、お腹しか見えない・・・・残念!
AF B747-400F 4
キラリ! 真っ白な機体が太陽の光を受けて輝きます。
AF B747-400F 5
かろうじて機首部分の下にある小さなロゴが見えますが、ほとんどAFのカーゴだとは識別できませんね^^;
AF B747-400F 6
真っ白で窓の無い機体はちょっと異様です。。。
シロイルカみたい。
AF B747-400F 7
AF B747-400F 8
青い海を泳ぐ、真っ白なイルカのようなエールフランスのBoeing747-400F。
AF B747-400F 9
9月4日はこのエールフランスのB744Fを見たくて9時半前にさくらの山に行ったのですが、
出発時刻は大幅に遅れ、プッシュバックを開始したのは10時21分。
一時、離陸シーンは見ることができないのか・・・とあきらめかけてましたが、無事に見ることができホッとしました。
初めて見る飛行機・・・ということで9枚もの写真をアップしてしまいました。
(ちょっとした角度の違いでも、新鮮に見えて、カットするのに苦労した結果です^^;)
明日以降もしばらく「ジャンボ」が続きます!
台風が近づいています。
東京・横浜では本当に久しぶりの”雨”になりそうで、気温も30度ということで涼しく?!なると予想されてます。
台風の進路付近にお住まい・お勤めの皆様、お気をつけて!

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