JALのBoeing747 離陸!

成田空港のRWY16Rを離陸するJALのジャンボ。
この日、ANAのジャンボを見ることはできませんでしたが、JALのジャンボは何機か見ることができました。
まずはBoeing747-400(JA8077)のテイクオフ!
JAL Boeing747 Take Off 1
JAL Boeing747 Take Off 2
次に、Boeing747-400F(JA402J)、銀色のフレイターのテイクオフ。
JAL Boeing747 Take Off 3
JAL Boeing747 Take Off 4
象徴的だったのは、その離陸をちょうど見守る位置にいた、Boeing747-400(JA8913)の白い尾翼。。。。
このJA8913、最近まで”ONE WORLD”特別塗装で飛んでいたのですが、今は真っ白になってます。JALからどこかに移籍するのでしょうか。
JAL Boeing747 JA8913
海外の航空会社が次々に離陸していく中、日本のJALのBoeing747が離陸するのを見ると、何だか嬉しくなりました。
苦戦中のJAL、勇退しつつあるBoeing747という2つの状況がそんな気分にさせたのかも知れません。。。
※タイトルに「JALの」と書いたところで保存ボタンが押されてしまい、いくつかのサイトにトラックバックPingが送信されてしまいました。すみません。。。
※ごめんなさい! 最初は1機目のジャンボを「JA8071」と書いてしまいましたが、「JA8077」の間違いでした。

Speed Bird-006 Boeing747-400

成田空港を毎日10:45に出発する、ブリティッシュ・エアウェイズのBA006便。
コールサインは”Speed Bird006″、カッコいいコールサインですよね!
ほとんどの航空会社は社名からコールサインが作られてますが、中にはこのSpeed Birdのように社名とは結びつかないコールサインのエアラインがあります。
 Newsky(ニュースカイ):SNA(日本)
 Dynasty(ダイナスティ):China Air(台湾)
ちなみにSpeed BirdはBOAC(英国海外航空)時代の会社の愛称がその由来とか。。。。
成田空港のRWY16Rを離陸するBA006、Boeing747-400(G-CIVY)
Speedbird 006 1
Speedbird 006 2
Speedbird 006 3
Speedbird 006 4
Speedbird 006 5
私も何度かこのBA006を利用したことがありますが、いつも満席?!で窮屈な思いをした覚えしかありません。
12時間つらいですよね。
BAこそ、はやくこのB744をAirbus A380に変えたほうが良いのでは、と思います。

A340といえば、Virginでしょ!

私の中で、成田空港に飛来するA340といえば、やはりこのヴァージン・アトランティック航空のA340-600ですね!
かつてのDC-8-61を思い出させるスマートなボディに4発のエンジン。
現代の「空の貴婦人」ですね。
成田空港のRWY16Rを11:43に離陸したヴァージン・アトランティック航空のAirbus A340-600(G-VRED)、”Scarlet Lady”。この飛行機は比較的あたらしく2006年10月に就航しました。
VS Airbus A340-600 1
VS Airbus A340-600 2
VS Airbus A340-600 3
VS Airbus A340-600 4
VS Airbus A340-600 5
このAirbus A340-600は-300のストレッチ型ですが、Airbusにとってはもともと計画していなかったストレッチだったらしく、難産の末にデビューした飛行機です。
重量が重くなりすぎちゃったり、重心位置の設定に苦労した末に前方の貨物室への搭載を制限したり、エンジンの非力さに悩んだり・・・・・。
でも、そんな苦労の末に生まれた飛行機って可愛い?!ですよね。
この-600は-300と違い、エンジンはロールスロイスのトレントを積んでいます。
(これで、推力を100kN以上増加させた)
また、主翼の後退角もやや増やした(1.1°増加)という、普通のストレッチではあまりやらないことまでやってます。
A340-300が少女の美しさなら、A340-600はレディの美しさですね・・・・?!

スイス航空のAirbus A340-300

スイス航空の日本発着は成田空港からのLX160便(チューリッヒ→成田)・LX161便(成田→チューリッヒ)のみ。
そういう意味では珍しいのかも・・・・。
まずは成田空港のRWY16Rに7:33に着陸したLX160便、Airbus A340-300(HB-JMO)です。
SWISS Airbus A340-300 1
A340のCFM56エンジンのスラストリバーサは、このようにエンジンの中ほどの扉がひょこっと外側に開く。
(GEのエンジンのようにエンジンナセルが後方にスライドする形は見慣れてますよね)
SWISS Airbus A340-300 2
何度見ても、病院関係の飛行機に見えてしまう、スイス航空の飛行機。
SWISS Airbus A340-300 3
3時間の日本滞在後、10:42、チューリッヒに向けて出発するLS161便。
SWISS Airbus A340-300 4
センターギアがあるのですが、センターギアは昔のDC-10にもありましたね。
SWISS Airbus A340-300 5
こちらもヨーロッパのスイス・チューリッヒ行きという欧州線で、12時間30分のフライトの為の燃料をつんでいるせいか、長い離陸滑走と浅い上昇角です。
SWISS Airbus A340-300 6
スイス航空もスターアライアンスメンバーです。
SWISS Airbus A340-300 7
なかなかギアのドアが閉まらない。。。
結構のんびりとしているんですね。
SWISS Airbus A340-300 8
Airbus A340には-200、-300、-500、-600の4タイプがあるのですが、成田空港で見るのは-300が多いような気がします。
きれいな飛行機なのですが、巡航速度がBoeing777やBoeing747より遅いというのが難点で、ほぼ同じ時刻に成田を出発しても、ロシア上空で追い越されて、ヨーロッパの空港に先に着くのはBoeingの飛行機だったりします。
すでに受注はほぼ途絶えているようで、このA340も徐々に他の経済性のすぐれた飛行機に交代する運命にあるようです。

AIR FRANCEのBoeing777とAirbus A340

エール・フランスはヨーロッパの航空会社だけあって、Airbus機が圧倒的に多いのですが、それでもBoeing777を50機も保有するBoeing777のトップユーザーでもあります。
成田空港のRWY16Rに8:05に着陸したエール・フランスのBoeing777-200ER(F-GSPL)。
パリ(CDG)からの長い空の旅を終えようとしているAF276便です。
AF Boeing777-200ER 1
すっかりおなじみのこのエール・フランスの塗装も新しく変わりつつあるようです。
といって、大きな変更ではなく、よーく注意しなくては分からないような変更ですが。
まず、今回の写真は「AIR FRANCE」ですが、これが「AIRFRANCE」になり、字体も変わるそうです。
また、尾翼のトリコロールの線も青4本が青3本になり、線の下端が曲線を描く?!ようです。
まだ見たことが無いので、こちらも楽しみですね。
9月のAFのA380で初めて目にするのか? それよりも前に会えるのか?
AF Boeing777-200ER 2
今まで気づかなかったのですが、エンジンにAFのロゴマークが小さく描かれているんですね。
これはエールフランスの前身のエールオリヤンのロゴマークを継承しているとのこと。
ロゴにデザインされているのは、ヒッポカンポス(馬胴魚尾)で、ペガサスの頭とギリシャ神話の馬、そしてベトナムの竜の尾を組み合わせたものだとか。
AF Boeing777-200ER 3
続いては成田空港のRWY16Rを離陸するエールフランスのAirbus A340-300(F-GLZU)です。
エールフランスにはAirbusのエレガントな機体がよく似合います。
こちらもLHのA380同様、長い離陸滑走の後にゆっくりと浅く上昇して行きました。
成田空港を10:30に出発するAF271便、パリ(CDG)行きです。
AF Airbus A340-300 1
4基のCFM56エンジンからは薄く灰色の煙というか、後流が噴出されているように見えます。
こういうのが見えると、飛行機に動きが出るというか、ジェットの力で飛んでいるという感じがして良いですね。(環境にはよろしくないのかも知れませんが・・・)
AF Airbus A340-300 2
ゆっくりと離陸・上昇したこともあり、航空科学博物館の横辺りまで来てようやくギア・アップです。
AF Airbus A340-300 3
ほんと、シンプルでエレガントなデザイン・飛行機です・・・・。
AF Airbus A340-300 4
この後姿がとても美しいです。
スラット伸びた細腕のような主翼、くびれているようにも見えるテール部分。
Airbus A340は美しい飛行機ですね。
AF Airbus A340-300 5
男性的で力強いBoeing777と女性的で美しいAirbus A340を同じ航空会社でご覧いただきました。
同じ飛行機でもデザインによって違って見える・・というのはありましたが、
同じデザインでも飛行機の個性ってとっても良く分かるということが再認識されましたね。
さて、9月に就航予定のAFのA380。
AF276としてこのBoeing777と交代なのでしょうか? となると、こちらも早朝ですね・・・。
成田の早朝、3機のA380が立て続けに降りて来る・・・すごい光景になりそうです。

成田空港から韓国へ!

ルフトハンザのA380を出迎えに行った日、いろいろな珍しい飛行機を見ることができました。
羽田空港でも見ることができるアシアナ航空ですが、こちらは”旧塗装”です。
飛行機はAirbus A330-300(HL7741)。
アシアナ航空のAirbus A330-300
ちなみに、羽田空港でよく見かける新塗装はこんな感じになってます。
飛行機は同じAirbus A330-300(HL7792)。
旧塗装の面影というか、色が少し残っているような。。。。
アシアナ航空のAirbus A330-300 新塗装
こちらは羽田でもよく見かける大韓航空のBoeing747-400(HL7488)。
普通のKEのB747-400だったら、あらためて掲載することはなかったかもしれませんが、
こちらは、大英博物館記念塗装でした。
イギリスの大英博物館でハングル語の案内が開始されたことを記念しての塗装だそうです。
航空科学博物館からの撮影で、かつ、このB747-400は早々に離陸し、高く上昇してしまったので、お腹しか見えませんが、胴体後部にかろうじて特殊塗装の一部を見ることができました。
大韓航空のBoeing747-400
最初は何のデザインかよく分かりませんでしたが、よーく見ると韓国の歴史的記念物がハングル文字を模した展示台に置かれて展示されている様子をデザインしてあるようです。
KE Boeing747-400 大英博物館記念塗装
木曜日辺りから本格的な梅雨を感じさせる天気になってきました。
今週末も雨です。
しばらく空港とは遠ざかってしまいますね。。。
撮り貯めておいた写真ですが、毎日掲載してまいります。
この鬱陶しい梅雨の季節、「雨で嫌だなぁ~」と気分も暗く・落ちがちですが、
飛行機で気分を明るくしてください!!

JAL CARGO Boeing767-300F

銀色の飛行機シリーズ?!最後はJAL CARGOのBoeing767-300F(JA631J)です。
こちらも、Boeing747-400F同様、2010年度中には勇退されるんですね。
成田空港のRWY16Rへ着陸した瞬間、メインギアから白煙が上がります。
JAL CARGO Boeing767-300F 1
スラストリバーサを作動させて減速。
JAL CARGO Boeing767-300F 2
フラップが朝日を受けて”キラッ”と輝いた瞬間。
JAL CARGO Boeing767-300F 3
JAL CARGOのBoeing767とANAの旅客型Boeing767。
JAL CARGO Boeing767-300F 4
“NARITA”の文字との記念撮影。
JAL CARGO Boeing767-300F 5
AmericanのB777、JAL CARGOのB747に続き、JAL CARGOのB767と「銀色の飛行機」を続けて掲載してまいりました。成田で見られる「銀色の飛行機」は以上?!でしょうか。
ところで、この「銀色の飛行機」は”ポリッシュドスキン”といい、塗装を行っていないそうです。耐食性に優れたアルミ合金の表面を研磨しただけだとか。これにより、Boeing747だと塗料150kgぶんの重量軽減になり、年間で4万リットルの燃料節約になるそうです。
防錆のために定期的に研磨しなくてはならないので、機体は研磨後には再びピカピカに!
銀色の飛行機ってカッコいいですよね。

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