JAL×787×2

晴れた日に青空の中を上昇するBoeing787を見るのがねらいでした。

そして見事にその姿を見ることができました!

しかも2機!

まずはJA827J。

JAL008便、ボストン行でしょうか。

綺麗な姿で上昇してきました。

JAL787 1

お腹の絵になるかと思いきや、結構良い感じの構図。

主翼が三日月のようにきれいな形です。

JAL787 2

上昇中のBoeing787の主翼。

翼端の形が特徴的です。

JAL787 3

飛び去ってゆくJALのBoeing787。

JAL787 4

ほとんど間をおかず、再びJALのBoeing787がやってきました!!

JA825J、JAL749便、デリー行でしょうか。

JAL787 5

撮影場所は成田空港近くのさくらの丘。

離陸滑走の開始からエアボーンはさくらの丘と空港の間にある林の陰になって全く見えません。

木立の上からいきなり飛び出してきます。

ATCを聞いていないと何が飛び出してくるかわからないんですよね。

しかもこの日は受信機を忘れてきたので、常に緊張しながら木立から飛び出してくる飛行機を待ち構えていました。

JAL787 6

もう1度、美しい翼を!

JAL787 7

そして上昇する姿を斜め後ろから。

惚れ惚れしますね!!

JAL787 8

デリー線が5月1日から787で運行されていたんですね。

JAL008便のボストン行きをターゲットにしていたのですが、思いがけずデリー便の787まで撮ることができて大満足でした。

しかもこの日は成田からの帰り道に羽田空港の国際線ターミナルに立ち寄り、そこではANAのBoeing787の16Rからの離陸をやはり2機撮影することができたんです。

JAL×2、ANA×2の4機のBoeing787の離陸を見ることができた幸せな1日でした。

そのうち、見慣れた風景になるのでしょうね。

エールフランスのAirbus A380

昨年の東日本大震災以降、日本の空から姿を消していたエールフランスのAirbus A380が戻ってきました!

その姿を再び見ることができて、感動です。。。

やや強い南風が吹く日曜日、彼女は木々の間から飛び出してきました。

AF A380 1

純白の機体に「AIRFRANCE」の文字、垂直尾翼はトリコロール、シンプルなデザインのA380です。

AF A380 2

横顔アップ。

キレイというか、可愛い横顔。。。

AF A380 3

エンジンも入れてみました。

エンジンに描かれたエールフランスの昔からのロゴマーク、カッコいいです!!

AF A380 4

主翼も入れてみました。

主翼付け根の曲線がキレイです。

車輪は胴体内に格納され、ここからゆっくりとドアが閉まり始めます。

AF A380 5

シャルル・ド・ゴール空港に向けてA380は飛び立っていきました。

「おかえりなさい!」と「いってらっしゃい!」の二つの思いが入り混じったちょっと不思議な離陸シーンでした。

AF A380 6

この日見ることができたAirbus A380はこのエールフランスのA380のみ。

見ることができて本当に良かった!!

さて、昨日の名古屋の最高気温は28度で、今日も27度の予報。

すっかり夏になってきました。

昨日は夕方になって夕立with雷でしたが、今日は安定した暑さ?!になるとのこと。

名古屋の夏ってとっても暑いんですよね。。。

熱くて暑い夏になりそうです(^_^;)

飛行機の運航を支援する人々 パート3

飛行機の運航を支援する人々シリーズの最終回です。

飛行機が到着し、お客様が降機した後、機内清掃が始まります。

機内清掃を行う方たちがお客様が飛行機を降りるのをPBB脇の階段下に整列して待っていました。交換用のイアホンやヘッドレストカバー、機内誌や安全のしおりが入った大きな袋や、掃除機を持っています。

機内清掃 1

感動したのは、このシーン。

飛行機に乗り込む前、階段の手前で一礼していました!!

機内清掃 2

そして、PBBの脇の階段から飛行機に乗り込みます。

みなさん、体格が良いのは気のせい?!

機内清掃 3

飛行機の周りではこれまで掲載してきたように、一気にいろいろな作業が並行して進められていましたが、メカニックの方もこうして飛行機の周りをまわって外部点検をしていました。

Boeing787のエンジンを目視点検しているメカニックさんです。

エンジン目視点検

出発準備が進められているスポットの脇にじっと佇んでいる方を発見。

スポットを見守っている警備員さんです。

飛行機の運航の安全の一旦を担っているんですね。

スポット警備

一昨日掲載したハイリフト・ローダーに積み込まれた機内装備品の交換前、Boeing787のドアを開く様子です。

結構な高さで、ドアを開ける前は安全のための柵も引き込まれているのでこうして命綱をつけての作業になります。

ケータリング

飛行機の整備が行われることもあります。

二人のメカニックの方が何かの交換作業?!を行っていました。

機体整備

飛行機の周囲で次の出発の準備が着々と進められる中、パイロットの方の機外目視点検が行われます。

機長の出発前の確認事項の一つで法規で定められた作業。

この作業も航空法の改正で行わなくても良くなるとか。。。

機外点検

そして、すべての準備が整い、プッシュバックされ、トーイング・トラクターが切り離され、エンジンをスタートした飛行機は離陸の為に滑走路に向かいます。

私が空港で好きなシーンの一つ、「お見送り」。

手を振って、出発する飛行機を見送ります。

飛行機に乗って、窓から外を見たときに手を振っているスタッフを目にした方も多いのではないでしょうか。

私は必ず機内から手を振りかえします。感謝の気持ちを込めて。

お見送り

3日間にわたって掲載してきた、飛行機の運航を支える人々シリーズ、いかがでしたでしょうか。

本当に多くの人々の支えがあって飛行機のフライトが実現していることがお分かりになったかと思います。

3日間では掲載しきれなかったもっともっと多くの方が実際にはかかわっています。

運行管理の方やカウンター業務の方、出発ゲートでお客様を送り出す方もそうです。またハンガー(機体メンテナンスセンター、工場)で日々飛行機の整備を行っている方々もいらっしゃいます。

直接関わっている方、間接的にかかわっている方、とにかく多くの方に支えられています。

今度、飛行機の乗るときに、そんなことを頭に浮かべてみてください。

飛行機に乗る楽しさにちょっと違いが出てくるかもしれません。

昨日はゲリラ豪雨があったようですね。

私は16時ちょっと過ぎに名古屋に到着したのですが、空には大きな積乱雲が浮かんでいて、移動中には雨も。。。

でも仕事帰りの夜には空に三日月が浮かんでいましたね。

今日も不安定な天気のようです。

皆様、お気を付けください!

飛行機の運航を支援する人々 パート2

本日も飛行機の運航を支援する人々の様子をご覧いただきます。

写真は先月から今月の羽田や成田で撮影したものです。

飛行機の到着の20分前くらいでしょうか。スポットでは飛行機を出迎える人たちが集まってなにやらミーティングを行ってます。

人員配置やタイムスケジュールを確認しているのでしょうか。。。

事前ブリーフィング

いよいよ飛行機がスポットにやってきます。

このT字になっている部分がセンターラインの終端です。その手前にところどころ印が付けられていますが、機種によって停止位置が違いますのでその位置を示しています。

スポットイン 1

スポットの入り口にも人が立っていて、飛行機にスポットの位置を示しています。

もちろん、パイロットには事前にスポットのナンバーは伝えられていますし、チャートも持っていますが、それでも地上ではこのようにして「ここだよー」と合図を送ってます。

スポットイン 2

スポットの奥ではマーシャラーさんが飛行機を誘導。

大きな飛行機に対しては、このようにリフト車に乗って高い場所で飛行機を誘導します。

マーシャラー 1

A320のスポットイン。

マーシャラーさんは地上で飛行機を誘導。

飛行機が自分の合図でセンターラインをキープして、自分に向かってくるなんて、どんな気分でしょう。

マーシャラー 2

飛行機がスポットに入ると、真っ先に行われるのが車輪止めのセットです。

ノーズギアとメインギアにこのように車輪止めがセットされます。

とっても重要な作業。

車輪止めセット

そして、地上から引き出された電源ケーブルが機体側のコンセント(?!)に差し込まれ、電源が供給されます。

コックピットと会話するためのインターフォンも接続されます。

この作業が終わると、パイロットはエンジンを停止します。

地上電源接続

2日目になりましたが、飛行機の運航をささせる人々の様子、いかがでしたでしょうか。

明日がこのシリーズ最終回になります。

一昨日と昨日はとっても良い天気でしたね!

昨日は成田・羽田へ行ってきました。

成田へはJALの787のボストン線就航初日にも行ったのですが、なにしろ曇りの日で時々雨が降るという天気の日。

青空を上昇する海外の飛行機を見たい!と思い、行ってきました。

実は土曜日に納車された車の”慣らし”という意味もあったんですけどね。

で、その成果は?!

水曜日以降、5月中に撮りためた写真と織り交ぜながら掲載していきます。

JALの787を2機、成田の帰り道に寄った羽田でもANAの787を2機、離陸するシーンを見ることが出来ました!

もちろん787以外にも久しぶりに見る飛行機や、初めて見る飛行機に、ワクワクしました。

今週の名古屋は本日から。

今週も元気に、明るく、楽しく、頑張りましょう!!

(今日のおうし座の運勢は最悪ですが。。。)

飛行機の運航を支援する人々 パート1

すみません!

文章を書く前に投稿してしまいました!

今日からは昨日のトーイング・トラクターに続き、飛行機の運航を支援する車や人々にクローズアップした記事を掲載していきたいと思います。

まずは燃料補給シーンから。

飛行機が到着すると、翼の下にこのような車がやってきて、地上の穴にホースを接続、そのホースのもう一方の端を飛行機の翼の下の燃料補給口に接続して燃料を翼の中の燃料タンクに送り込みます。

燃料ポンプ車 1

こちらはBoeing787の燃料補給。

燃料は車のように”レギュラー、現金で満タン!”ではなく、次のフライトに必要な分だけ積み込みます。

所定の高度での目的地までの必要燃料や、タキシングに必要な燃料、目的地上空で待機することになった場合に必要な燃料、

その他予備の燃料などなどを計算して搭載燃料の量が決められます。

燃料ポンプ車 2

こちらは、機体前部の貨物室への貨物コンテナの積み込み。

Boeing787へのコンテナ積み込みも手馴れてきた感じになりました。

最初の頃は恐る恐るというか、関わる人も多く、物々しい感じでした。

カーゴ・ローダー

こちらは別の飛行機の機体前部での作業を別の角度から。

前の写真の貨物コンテナの積み込みと同時に、大きな持ち上がる箱を載せた車がR2ドアから機内の装備品(食品カートなど)の積み下ろしを行っています。

ハイリフト

こちらは機体の後部での作業風景。

機体後部にもコンテナを積みます。

その更に後方の小さな穴では、お客様が空港カウンターで預けた手荷物を一つ一つベルトコンベアが付いた車で飛行機に送り込まれています。

ベルトコンベアとカーゴ・ローダー

ちょっと変わった風景。

先日の第1ターミナルで見かけた風景。

スポットの空いたところに”JAL”の鶴丸が張られた車両が綺麗に整列してました。なかなか壮観な眺めだったので撮影。

この車はパレットを引っ張る車でしょうか。

JALがいっぱい

最後は昨日掲載したトーイング・トラクター。

プッシュバックを開始の時の運転席に注目。

運転席の上の黄色いランプが点灯し、クラクションが1回鳴らされ、エンジン音が高まってプッシュバックが始まります。

そして、運転席では運転手さんが飛行機を押し出す方向を指差し確認。

この運転手さんの前方にはコックピットとインターフォンで会話している方がいて、プッシュバックの開始タイミングや方向のやり取りをしています。

トーイング・トラクターの運転手

今日は、成田空港へ遠征してみようかと思ってます。

前回・前々回は両日とも曇りまたは雨だったので、ある意味リベンジ?!

恐らく南風運用でしょうから、撮影場所は第1ターミナルの展望デッキかさくらの丘でしょう。

午後にはさくらの山でアプローチ機を撮るのも良いかも。。。

天気も良いし、楽しみです♪

でも、あと2日ほどはこの”飛行機の運航を支援する人々”シリーズを続けさせていただきます。

多くの人々の支えがあって成り立つフライト。

真冬の寒い日も、真夏の暑い日も、空港のスポットの飛行機の周りでは多くの人々が飛行機を迎え、そして送り出しています。

そんな人々にエールを!という気持ちです。

トーイング・トラクター(towing tractor)

大きな飛行機を押したり・引っ張ったりする力持ちの車、トーイング・トラクター(もしくは、トーイング・カー)。

今日はそのトーイング・トラクターに注目してみました。

トーイング・トラクターにもいろんな種類、いろんなシーンがあるんですね。

まずはプッシュバック(飛行機をスポットから押し出す)シーンと、飛行機をスポットに連れてくる(引っ張ってくる)シーン。

新鶴丸のBoeing767を引っ張っているのはハイ・スピード・トーイング・トラクターで、前輪をすっぽりと抱え込んでいます。

トーイングカー 1

Boeing787をスポットに連れてきたトーイング・トラクター。

トーイング・トラクターには二人乗っています。

スポットの手前に来るとこのうち1名が降りて、誘導します。

トーイングカー 2

1枚目の写真に写っていたハイ・スピード・トーイング・トラクターが前輪を抱え込んでいるところ。

トー・バー(tow bar)で連結されていない分、連結部に負担(荷重)が掛からないのでスピードが出せるのでしょう。

これから、トーイング・トラクターが切り離されます。

トーイングカー 3

前輪後部のドア(というかゲート?)が開きます。

トーイングカー 4

ドア(というかゲート?)が完全に開き、前輪が地面に付いたところ。

トーイングカー 5

完全に切り離されました。

トーイングカー 6

再び、Boeing787を引っ張るトーイング・トラクター。

トーイングカー 7

このトーイング・トラクターは初めて見ました。

FedExのMD-11Fを牽引するトーイング・トラクター。

羽田では見たことの無いタイプですね。

こちらも前輪を抱え込んでいるようです。

トーイングカー 8

Airbus A380をプッシュバックするトーイング・トラクター。

A380を押すことができるトーイング・トラクターはまだ数が少ないようですね。

あと、面白いことに、トーイング・トラクターが飛行機をプッシュバックするとき、飛行機を右に曲げるか左に曲げるかでちゃんとウィンカーを出すんです。

下の写真もちゃんと右ウィンカーを点滅させてます。

トーイングカー 9

ヴァージン・アトランティックのAirbus A340をプッシュバックしているところ。

なんか、トーイング・トラクター自信もでかいです。。。

トーイングカー 10

セントレアにて。

昔のトーイング・トラクターといえば、この形を思い浮かべます。

長方形の弁当箱のような形で、プッシュバックの時に運転席がちょこっと持ち上がるタイプ。

スターアライアンスの仲間同士、日本ではルフトハンザの地上ハンドリングはANAがサポートしてます。

トーイングカー 11

ANAジャンボ!

ジャンボがいなくなっても、このトーイング・トラクターはずーっと使われるんだろうなぁ

トーイングカー 12

懐かしい色が塗られたトーイング・トラクター。。。

セントレアで発見。まだまだ現役で活躍中です。

トーイングカー 13

こちらも懐かしいデザインです。

このデザインの飛行機は既に全て退役してしまいました。。。

トーイングカー 14

空港に行ったら、こんなところに注目してみるのも楽しいものです。

今日は”飛行機”というより、”車”に注目した記事にしてみました。

ガルフストリームとボンバルディア

羽田空港の第1ターミナル展望デッキでRWY16Rを離陸する飛行機を撮影していると、離陸を開始する飛行機の背景に

何機かのリアジェットが写ってました。

「あの飛行機、飛ぶのかな。。」と待っていると、やってきました!

まずは海上保安庁のガルフストリームV(JA501A)”うみわし2号”です。

G-V 1

軽々とエアボーン!と思っていたら、B767などと同じような場所でローテーション。

2005年に登録されたにしては、エンジンのインテークの部分や主翼の前縁部の銀色が綺麗です。

G-V 2

RWY22に着陸し、国際線ターミナルの前のタクシーウェイを通って、A滑走をを横断しようと地上滑走中のBoeing767と。

こうして比べるとやっぱり小さいですね!

G-V 3

上昇も緩やかに、揚力に任せて”浮き上がる”という感じの上昇の仕方。

G-V 4

次もガルフストリーム。

こちらはG-V-SP G550です。

窓の数が1つ多いですね。

G550 1

どこかの会社の偉い方がチャーターして来日していたのでしょうか。

内装は、映画などに出てくるような感じなのかな。。。

白いレザーの幅広のシートが左右に1つずつあって、斜めに回転したりして、前後のシートの間にはテーブルがある。。。

巡航中は高いお酒などをたしなんで、ビジネス書類に目を通す。

そんなシーンが目に浮かびます。

G550 2

このガルフストリームはあっという間に離陸・上昇して行きました。

次の目的地は中国とか韓国とか近距離の外国なのでしょうか。

G550 3

最後はボンバルディアのBD-700-1A10 Global Expressです。

Dole Foods Flight Operations Inc.が運航しているようです。

ドール・フーズって、あのジュースのドール?!

こちらの飛行機もエンジンインテーク部分と主翼前縁の銀色の部分がキラキラと輝いてます。

文字通り。。。

BD700 1

ガルフストリームと同じような形ですが、実はこちらのほうがちょっと大きいです。

窓の数もたくさんありますよね。

BD700 2

綺麗な上昇シーンでした。

こんな飛行機に家族で乗って、海外に行ったりしてみたいな。。。。

BD700 3

旅客機ばかりのAirmanの飛行機写真館でしたが、たまには羽田空港を飛び立つ旅客機以外の飛行機もいいですよね。

なんか夢があります。

JCG(海上保安庁)のガルフストリームは別として、他の2機はきっと海外のエグゼクティブやセレブが個人で来日していたんですよね、きっと。

所有するのにいくらくらいかかるのでしょう。

機体そのものの値段、整備コスト、保管コスト、そして飛ぶたびに燃料代や着陸料・駐機料がかかるし、パイロットの人件費も。。。

とても無理だな!

じゃあ、チャーターするとしてたとえば羽田からグアムまではどれくらいかかるのだろうか。。。

知ったところで、ため息しか出てこないでしょうけど。。。

あっ! ブログ村の航空ブログランキングで2位に転落してしまいました!! 

もしよろしければ↓↓↓のリンクをクリックして、応援の1票をお願いします<(_ _)> これからも頑張りますので。。。

1 2 3 5