本日はJALのBoeing787のデビューフライトの日です。
11時30分発の成田発ボストン行きのJL008便です。
第1ターミナルの展望デッキの後方にはTVニュースの取材でしょうか、3台のカメラが並んでいました。
今日の夕方のニュースで放映されるかも。。。。
出発前のセレモニーが長引いたのでしょうか、JALのBoeing787が姿を見せたのは12時7分のことでした。
アンチコリジョンライトの独特の光り方で、遠目にも直ぐにBoeing787と分かります。
手前に止まっているアシアナ航空のジャンボが邪魔でした・・・
出発ラッシュで多くの飛行機が並ぶ中、その列に加わり、ゆっくりとRWY34Lへと向かいます。
そしていよいよお客様を乗せて初めてのテイクオフ!
音はほとんど聞こえてきません。
霧雨の成田空港、出力を上げたエンジンのインテークに水蒸気が白く見えます。
そして離陸を待つ行列に並んでいたガルーダ・インドネシア航空のA330とすれ違います。
次にアエロフロートのA330とすれ違います。
Boeing787は徐々に加速。
どのあたりでエアボーンするか・・・・
機体は軽いし、エンジンの性能も良いし、ボストンまでの燃料と乗客を積んでいたとしても滑走路を半分も使わずに
エアボーンするだろうと予想、本日はさくらの山ではなく、展望デッキにしました。
航空燃料貯蓄タンクを背景にグングンと加速。もう前輪は持ち上がりかけてます。
そして、ローテーション!
主翼が羽ばたき始めたようにグイっと反り上がります。
向こう側、左翼のとんがった翼端もはっきりと見えますね。
思いのほか、長い距離を走ってます。既に展望デッキの正面近く。
まだエアボーンしません。
主翼が空気を掴み、機体を持ち上げようとています。
そして展望デッキの端を過ぎた当たりでエアボーン!
上昇も緩やかです。
主翼のしなり方が美しいです。
ところで、JALのBoeing787ってなんか太っちょに見えません?
白が膨張色だからでしょうか・・・・
ANAのBoeing787はスマートでカッコよく見えたのですが・・・・
主翼の上面がうっすらと白い膜に覆われてきました。
まだギア・アップの動作は開始してません。
ようやくギア・アップの声がかかったのでしょう。
ギアの格納ドアが開き始めます。
この飛行機より先に離陸していったA330はこのあたりで綺麗なヴェイパーを曳きながら上昇して行きましたが、
Boeing787はヴェイパーもできにくいのでしょうか。主翼上面に白いモヤがたまる程度でした。
JALのBoeing787、JL008便はボストンに向けて飛び立って行きました。
離陸後には管制塔から「いってらっしゃい」の日本語の挨拶があり、パイロットも日本語で挨拶を返していました。
霧雨模様の成田空港でしたが、めでたくデビューフライトに飛び立って行きました!
今日はこのイベントのために、朝5時半に起床し、定例のブログ更新をしてから成田空港に向かいました。
成田空港の第1ターミナルについたのは午前7時半。
曇り空でしたが、雨が降らないだけでもラッキーと思い、いつもどおりにいろんな飛行機を撮影しました。
成田空港の展望デッキでの撮影はレンズ選びが面倒なんです。
私が持っているTAMRONの200-500mmではA滑走路を離陸するジャンボやA340-600、Boeing777-300は目いっぱい
ズームアウトしてもフレームをはみ出してしまいます。
なので、Boeing767やBoeing777-200を使ってBoeing787の離陸シーンの撮影を何度も練習しました。
10時頃、一時雨が強くなり、屋内に退避しましたが、その雨も10分程度で小降りになり、そのうち止んでくれました。
白い空に白い飛行機であまり映えませんが、記念すべきデビューフライトということで、号外として掲載しました!
今度は晴れた日にまたこの白いBoeing787を観に来たいものです。
白鳥が飛ぶような感じなんでしょうね。
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