シンガポールのA380

日本に初めてやってきたAirbus A380、シンガポール航空のA380。

そんな経緯もあってか、貫録が感じられます。ローンチカスタマーはやはり違いますね。

まずは午前中の離陸シーンから。

離陸滑走中は重力に引っ張られて下方にたわんでいた大きな主翼も、地面を離れた途端、

自らが生み出す揚力で“翼”という名の通りの姿かたちを見せてくれます。

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総2階建ての大きな胴体もこの大きな主翼でその大きさを感じません。

本当に大きな主翼です。

大きな主翼なのに、そのフラップは多段ではないんですね。

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地上にいるときには丸っこくて愛想のある顔も、上昇しているその顔は頼もしい顔に見えます。

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そのお顔にクローズアップ。

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大きな飛行機が真っ青な空を上昇していきました。

初めてシンガポール航空のAirbus A380を成田空港で見たときには、本当にその巨大さに感動しました。

あの時の感動を思い出させてくれるのはずーっとこのA380なんですよね。

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そして同じ日の午後、「あれ?もう戻ってきたの?」と思いましたが、もちろんそんなわけはなく、別の機体。

TGに続いてSQのアプローチまで見られるなんて!!!

さすが、成田の最古参のA380ユーザー、ローンチカスタマー!

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それにしても、大きな翼ですねぇ!

翼が大きな胴体を支えているという感じがします。

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航空科学博物館と周囲の建物を背景にRWY34LにアプローチするA380。

昔、JALのBoeing747-400でシンガポールに行ったことがありますが、今度はこのA380で行ってみたいものです。

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ジャンボとANA CARGOのツーショットを数日前に掲載しましたが、A380とのツーショットでは

Boeing767が本当に小さく見えます。大人と子供。。。

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機首をやや持ち上げて、安定した様子でのファイナルアプローチ。

さくらの山で見るアプローチシーンとはまた違った感じで新鮮な感じでした。

垂直尾翼のシンガポール航空のロゴマーク、かっこいいですね!!

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Airbus A380、成田には既にシンガポール航空のほか、エールフランス、大韓航空、ルフトハンザ、

タイ国際航空、エミレーツが乗り入れていますが、まだまだ珍しい存在。

見ることができると”キター”と嬉しくなる存在です。

そして、ダウンサイジングが加速する航空業界において貴重な4発機。

2014年、来年には日本のスカイマークもこのA380を導入する予定です。

楽しみですねぇ。

さて、本当は今日で今週の名古屋は最後になる予定でしたが、予定変更で明日(金曜日)までと

なってしまいました。。。

昨夜はホテルのランドリーで洗濯。

Yシャツは予備があるのでOK。

出張期間の延長にもかなり慣れた今日この頃です。

昨夜は29日ということで、肉の日。なので、焼き肉を頂きました。

「栄ホルモン」というお店、今のところ、名古屋で一番おいしい焼肉屋さんです。

29日「肉の日」は”牛ハラミ半額”ということで、お安く、おいしくいただいてきました。

今日もがんばりましょう!!

紫色の袈裟をまとった巨人機

さくらの山に行く前、1機だけ畑ポイントで撮影しました。

その1機がこれ。

当ブログの読者ならタイトルから予想されたのではないでしょうか。

タイ国際航空のAirbus A380。

この飛行機に合うのは2度目です。

畑の向こう側に広がる森の上にその怪鳥が姿を現しました。

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その大きさゆえでしょうか。

非常にゆっくりと空気のスロープを滑ってくるようです。

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青い空に新緑を茂らせた大きな木、その上を飛び越える紫色の袈裟をまとったような巨人機、

Airbus A380。

2度目ですが、初めて見たような感動でした!

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最初に見たときはまだ冬と呼べる季節で、15時とはいえ、太陽がオレンジ色の光線を放っていましたが、

4月28日のこの時間の太陽はまだかなり高いところにありました。

紫色が綺麗に輝いていました!!

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美しいというか、圧巻というか、、、

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接地の瞬間は手前の電線とか、木々に邪魔されて掲載できる写真になりませんでしたが、

ランディング後のある瞬間だけ邪魔者が無い状態で撮影できました。

実はこの写真の機体の上には電線があり、右側には電柱があり、下側には柵があるのですが、

トリミングでそれらの邪魔者には消えていただきました。

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この畑ポイントでのA380の撮影後、さくらの丘に向かってこの後も続く大収穫祭の撮影を続けました。

到着したのは15時3分でしたが、約3時間後の17時45分には出発するTGのA380を見ることができました!!

RWY34Lからの離陸の為、タキシングしてきたA380。滑走路に入る際に真正面のお顔を撮影!!

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手前の柵が邪魔ですが、ゆったりと滑走路に入る巨人機Airbus A380。

さくらの丘からでもその大きさには圧倒されます。

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この日、さくらの丘でこの飛行機を一緒に撮影していたあの人は、このTGのAirbus A380に乗って

タイに行ったんですよね。。。 今もまだタイにいますが、帰りもこれなんでしょうか。

帰国したらたっぷりと搭乗の感想を聞いてみたいものです。

とうとう昨日、名古屋も梅雨入り宣言してしまいました。

これからしばらくジメジメした日々が続くと思うと気が滅入っちゃいますよね。

関東地方も時間の問題、今日か明日にも梅雨入り宣言でしょう。

今朝の名古屋はしとしとと雨が降っていて、終日雨です。気温も最高気温は22度までしか上がらない。

雨にもマケズ、がんばりましょう!!

アトラス航空のBoeing747-400F

今日も初めて見るジャンボです!

昨日と同じように木々の間にその姿が見えたところから。

まだ、デザインははっきりと見えませんが、こちらはATCとFR24を見ていたので、もうドキドキしながら

待ってました!

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B滑走路にアプローチする飛行機も後ろに見えます。かろうじて。。。

デザインも認識できます。

胴体にはっきりと、大きな文字で航空会社名が描いてあります。

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アトラス航空、アメリカの貨物専用の航空会社。

今まで見たことが無かったのですが、貨物航空会社として世界でも有数の規模だそうです。

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垂直尾翼に描かれているのは、航空会社名にもなっているギリシャ神話に出てくる巨人神「アトラス」。

両腕と頭で天の蒼穹を支える”という神話そのものが描かれています。

この絵柄を見て私は最初、アンガールズを思い浮かべてしまいましたが。。。。

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初めて見る飛行機。。ということでカメラの水平には非常に気を使っていたのですが、なんかいつもの

ジャンボとは違うと思い、アプローチを見ていました。

いつものジャンボは機首を数度上向きにしてアプローチしてきますが、このアトラスのジャンボは

頭を下げて突っ込んでくる感じ?!

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洗練されたヨーロッパのデザインとは違い、力強く、ドーン!としたデザインですよね。

このアトラス航空はあのドリームリフターを運用している航空会社としても有名です。

アトラス航空が来たり、エアブリッジカーゴが来たり、とにかくこの日の午後は帰るきかっけがつかめなくなるほど、

次から次へと初モノがやってきました。

まだまだ大収穫祭は続きます。

明日も4発機です!!

そういえば、九州・中国・四国地方がとうとう梅雨入りしましたね。。

飛行機の撮影ができなくなってしまう寂しい、じめじめとした時期。

梅雨入り前に撮り貯めておかないと!

ロシアのBoeing747-400F

とうとうこの日を迎えることができました。

この日、午前中は成田空港近くのさくらの山でRWY34Lからの離陸機を撮影していましたが、

午後からはさくらの丘に移動し、いろんな国からの到着機を迎えました。

そして。。。。

やってきました!!

初めて見る、ロシアのエアブリッジカーゴのBoeing747-400Fです!!

さくらの丘の南側に茂る木々の間にその姿を発見!!

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「おーっ!」

なんとなく、ロシアのアントノフの巨人機の塗装を思い出させる、ちょっとロシアらしいデザインです。

でもまぎれもなくBoeing747-400Fです。

ロシアなのにABC・・・(Air Bridge Cargo)

ロシアの飛行機も英語で会社名を機体に書くようになったんですね。。。

エアブリッジカーゴはロシアの航空会社なのに、使っている機体はすべてBoeing747!

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航空科学博物館の展望塔を背景に、RWY34Lにアプローチ。

この日は、成田空港のA滑走路の南側、今まで着陸に使用することができなかった300mほどが

使えるようになり、事実上南側に延長されたA滑走路にアプローチする飛行機を初めて撮影した日でした。

これまではさくらの丘でRWY34Lへの着陸機を撮影しても、かなり高いところをアプローチしていて、

地上の風景と絡めることはなかなかできませんでしたが、接地点が南側になり、今回のような絵を

撮ることができるようになりました。

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空港の南に駐機していたANA CARGOのBoeing767を絡めてみました。

初モノの航空会社と初モノのアプローチシーン。

感動しました!!

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丁度、さくらの丘の正面あたりですね。

ANAのハンガーの前をこのくらいの高さで通過します。

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この後は、残念ながら滑走路のこちら側には電柱・電線があり、撮影はNGでした。

それにしても、ロシアがBoeing747を飛ばすとはねぇ~

本当に時代の流れを感じます。

ロシアといえば、イリューシンとかアントノフだったのに。。。

どちらかといえば、イリューシンとかアントノフの飛行機を見たい!と思いますよね。

セントレアに行けば、アントノフが今でも時々見られるとか。

成田でも1度だけ、アントノフ?!の巨体を撮ったことがありますが、めったに見ることができない飛行機は

本当にワクワクしました。

月曜日恒例のジャンボ、今日はABCのBoeing747-400Fでした。

明日も初モノのジャンボを名古屋から掲載します!!

それでは、皆様、良い1週間を!!

A330 vs. B777

成田で大活躍中の双発のワイドボディジェットといえば、Airbus のA330とBoeingのB777です。

どちらもよく似ていますが、よーく見ると違いが分かります。

今日はその2機の離陸・上昇を比べてみたいと思います。

まずはAirbus A330から。

キャセイパシフィック航空のAirbus A330-300です。

まず、ウィングレットに目が行きます。

そして、高速用のエルロンが無く、綺麗に並んだフラップ。

キャセイの場合、加えてロールスロイスのスマートなエンジン。

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やっぱり、A330は美しい。。。

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A330はGEのCF6エンジンやPWのPW4000エンジン、そしてRRのトレント700エンジンの3種類から

選択して搭載することができるのですが、キャセイはやはりイギリス系香港財閥のスワイヤーグループの

航空会社だけあってロールスロイスのエンジンを搭載しています。

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A330の中でもこのキャセイのA330がとりわけ美しく見えるのは、スマートなエンジンと上品な色合い、

そして垂直尾翼の刷毛で描いたような鳥の翼のようなマークのせいなのでしょうね。

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続いてはB777。

B777の中でもA330に対抗するにはもっともきれいに見えるであろうタイ国際航空のB777-300ERに

登場してもらうしかありません。

レイクドウィングチップと長い胴体、太いエンジン。。。。

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エンジンの後ろの高速用エルロンの内側のフラップは2段の隙間フラップになっているんですね。

それにしてもエンジンが太い!

こちらはGEのGE90エンジン。

“ER”じゃない-300はA330と同じようにGEとPWとRRの3社のエンジンが搭載できるようなのですが、

航続距離を延長したER型に搭載できるのはGE90のみらしいです。

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このBoeing777、デザインにかなり助けられています。

この紫色のデザインが飛行機を美しく見せています。

タイ国際航空のジャンボも良かったですが、このB777-300ERも素敵です。

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きょう登場したキャセイのA330とタイのB777、甲乙つけがたいですよね。

どちらも非常に美しい。。。

今、気づいたのですが、両方とも主翼の間の胴体下に2か所、黒い穴というか空気の排出口のようなものが

同じようについています。これ、なんだろう。。。。

さくらの山で撮影した離陸・上昇シーンは今日でおしまい!!

明日からはさくらの丘で撮影した写真になります。

今日、「A330 vs. B777」というちょっと大げさなタイトルで2機を一気に掲載したのは、実は、

明日の月曜日にさくらの丘で撮影したジャンボを掲載したいから。。。。

さくらの丘でも今まで見たことが無かった飛行機に出会うことができました。

どんな飛行機かは・・・・見てのお楽しみ♪

今日まで23日間にわたって掲載してきたほぼ同じようなシーンからまた違うシーンになります。

そしてそれがまたしばらく・・・・続きます^_^;

銀色のチューリップが飛んだ

トルコ航空のBoeing777-300ERが翼をしならせて飛び上がった!

揺れる空気にちょっとにじんで見えるけど、このシーンがやっぱり好きですね。

飛行機の手前に見える紅白の物体は、ILSのグライドパスを誘導するアンテナです。

滑走路に対して垂直面内の降下路を誘導するための装置とあり、滑走路端から内側に約300m、

滑走路中心線から直角方向に約120mの位置に設置されています。

コーナレフレクタアンテナが垂直方向に3つ並んで配置され、航空機に対して適切な降下角を示します。

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Boeing777-300の長い胴体の後部にトルコの花、チューリップが淡い銀色で描かれています。

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アエロフロートやエアインディアのように派手なお腹ではありませんが、オーソドックスというか、

シンプルなお腹の飛行機です。

かろうじて「TURKISH AIRLINES」の文字が見えます。

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地味だけどインパクトのある飛行機。

トルコ航空もおしゃれですよね。トルコは欧州?西アジア?中東?

アジアとヨーロッパの架け橋みたいな場所にありますよね。

あの「オリエント急行」はロンドンとトルコのイスタンブールを結んでいたんですよねぇ。

この飛行機を見ると、「飛んでイスタンブール~♪」とあのフレーズが頭の中に浮かんできます。

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長い翼が三日月のようにきれいなカーブを描いて見えます。

綺麗な上昇する姿。。。

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そして、いまこの飛行機の写真を見ながら頭に浮かんでいるのは「異邦人」という歌。

久保田早紀さんの曲ですが、なんとなくシルクロードというか、砂漠の風景が見えるような曲です。

ヨーロッパとアジアの間にあるトルコはヨーロッパと中国を結ぶシルクロードの拠点でもありました。

今ではこの飛行機でひとっ飛び!

このTK51便も約12時間でトルコのイスタンブール、アタテュルク国際空港に到着します。

今日は昨日よりもぐんと気温が下がり、涼しい1日になります。

体調が狂っちゃいますよね。

皆様、よい週末を!!

お腹の青い飛行機

今日も成田のRWY34Lからの離陸機です。

「もう、飽きた。。」と言わずに、もう少しだけお付き合いください。

そしてタイトルも昨日とほぼ同じ、1字変えただけ。。

お腹の青い飛行機が上がってきました。

昨日はBoeing777-200LRでしたが、こちらはBoeing777-200ERです。

LRとER、見た目では違いが分かりませんよね。。。

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ここまで来ると違いがちょこっとだけ。

翼端がLRはレイクド・ウィングチップだったのですが、こちらは普通の翼端ですね。

オーストリア航空、お腹は来い水色でエンジンは薄い水色です。

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空の青、お腹の青、エンジンの青、みんな違う青。

このエンジン、austrian.comと書いてあります。

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オーストリアの首都はウィーン。

音楽の都、ウィーンです。ヴェートーヴェン、バッハ、モーツァルト、シューベルト。。。みんなオーストリアの

作曲家です。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団も有名ですよね。

カラヤン指揮、ウィーンフィル演奏のクラシックのCDを何枚か持ってますが、「違う!」と思ったりして。。。

飛行機のデザインもなんとなく、それっぽいデザイン?!

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この飛行機もウィーンに向かっていったんですよね。

行きたいですねぇ。

ウィーンに行って、ウィーン国立歌劇場でウィーンフィルの演奏を聴く旅・・なんて、イイですね。

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さくらの山から見た、離陸機。

あと4機ほど残っています。

明日、一気に放出するか、4日かけるか。。。。

この日は久しぶりの成田で、大収穫祭ということもあり、失敗をしないように、リハビリというか、

“練習”を意識して、とにかくフレームから飛行機がはみ出さないように、安全に定番の撮り方をしていました。

変わった視点や冒険的な撮影は控えて。。。

今日も天気の良い、暑い日になりそうです。

でも金曜日!!

なんとなくウキウキしますよね。

今日も1日、頑張りましょう!!

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