ECOジェット

夕方の羽田空港。

真っ白な機体に緑色の”ECO”デザインを施したJALのBoeing777が離陸滑走している。

機体は傾いた太陽のオレンジ色の光を浴びて、ベージュ色になっている。

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ローテーション!

期待が重いのか、とっても浅い角度までしか機首上げしない。

東京湾にはNYK(日本郵船)の巨大なコンテナ船が浮かんでいる。

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エアボーン。滑走路と海と空と飛行機。

夕方のこの時間に見る飛行機の離陸、なかなか味があります。

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離陸後の好きな角度。

遠くに、RWY23の赤いアプローチライトの列が見える。

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夏場に対岸までくっきりと見えるのはなかなか珍しい?!

今日も、メインギアに注目。

上の写真と比べて、角度が変わっていますよね。

ギアの格納動作が始まり、ティルト・アングルが変わります。

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ギアの格納ドアが開くと共に、さらに角度が変わります。

Boeing767のように、メインギアが前傾。

これでギアの格納準備ができました。

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JALの新ECOジェット、遠くから見たら何のデザインなんだか良く分かりませんよね。

濃い緑と普通の緑でなんか描いてあるし、機首部分にはなにやら地球のような丸が描かれているので、

なんとなく自然環境に関するものかな。。。と無理に想像力を働かせることはできますが。。。

昨日の夕方以降、東海から関東にかけて時折集中豪雨となる天気が続いてます。

昨晩も帰宅は遅かったのですが、XバンドMPレーダーのおかげで雨を避けて帰宅できました。

今日も昼ごろまで断続的に強い雨が降りそうですが、雲の薄くなるころあいを見計らって・・・・

ANA機のエンジン

昨日はギア、今日はエンジンです。

まずはトリプルセブンのプラット・アンド・ホイットニーのPW4000。

こちら、例の鷲の絵のロゴマークが張ってない、無印バージョン?!

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でもって、こちらはかなり色が薄くなっているというか、剥げ掛かっているP&Wのロゴマーク付きバージョン。

やっぱり、ロゴマークが張ってあったほうがかっこいいですよね。

特にP&Wのロゴは白頭鷲が力強く飛ぶところがデザインしてあって、好きです。

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PW4000のアップ。

こちらのロゴマークは若干色が薄くなっているものの、まだはっきりとしています。

エンジンのブレードですが、ややカーブをえがいた大きなブレードですね!

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そしてこちらがBoeing787のロールス・ロイスのTrent-1000です。

シェブロンノズルが騒音を軽減しています。

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エンジンのファンブレードはこのようにグニャリと曲がった形状。

加工技術が進歩したからできる形なんでしょうね。

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こちらはAirbus A320のCFM56。

PW4000やTrent-1000に比べると、とてもコンパクトなエンジン?!です。

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そしてこちらがBoeing747のジェネラル・エレクトリックのCF6。

エンジン前部の大きなファンが入った部分とエンジン後部の燃焼室のある部分がだいたい半々になっていて、

時代を感じさせます?!

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エンジンのファンブレードも細くて、直線的。なんとなく古さを感じますね。

こちらのエンジンのGEのロゴシールはかなり薄くなってしまってました。

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エンジンもじっくりと見てみると、いろいろな特徴・違いがあって、面白いものです。

飛行機のエンジンについては、月刊エアラインに外江先生が「もっとエンジンの話をしよう」を連載していますので、

そちらをご覧になってください!!

エンジンって奥が深いですよ~!

ところで、皆様の応援の「ポチっ!」のおかげで、ブログ村の航空ブログのランキングにおいて1位返り咲きを果たすことが

できました。

本当に、本当に、ありがとうございます!!

今後とも、よろしくお願いいたします<(_ _)>

Boeing777のギアに注目

9月11日の記事のコメントでBoeing777のギアに関するものがあったので、今日はBoeing777のギアに注目した写真を

ちょっと大量ですが掲載します。

最近知ったのですが、B777のメインギアは3軸ありますよね。

>そのうち一番後方の1軸が、左右に動くようなんです。

>前からは3軸固定で小回りすると、かなりタイヤに負荷がかるとは思っていましたので、納得しました。

>しかし・・・・・その映像がどこを探してもないのです。

>是非、Airmanさんにこの写真を撮って頂きたく思います。

>何とか・・・・・宜しくです。

前回、羽田空港の2タミで撮影した写真の中に、Boeing777のギアばかりをとった写真がありました。

まずはプッシュバックの際の前輪から。

トーイングトラクターが左右に見事な動きを見せて、前輪の向きをコントロール、スポットから出て90度旋回させます。

B777 Gear 1

今日の主役、Boeing777の3軸のメインギア。

B777 Gear 2

さて、プッシュバック完了後、トー・バーを切り離します。

B777 Gear 3

そして、ギア・ピンを抜きます。

これを抜き忘れると、離陸後、ギアレバーを操作しても、車輪が格納されません。

とっても大切な作業です。

B777 Gear 4

引き抜いたギアピンをもう一人の作業員に渡します。

「ちゃんと抜きましたからね!」

ダブル・チェックで安全を確保!!

B777 Gear 5

いよいよタキシング開始。

キャプテンが左手を振り、「行ってきまーす!!」

B777 Gear 6

タキシング開始直後、ランプエリアからタクシーウェイに向かうためにBoeing777は90度曲がります。

ここから、メインギアに注目してみましょう。

B777 Gear 7

まだ、メインギアの一番後方の車輪は曲がっているようには見えません。

B777 Gear 8

おっ!わずかですが、最後方の2輪が角度を変えている?!

B777 Gear 9

うーん・・・・良くわかりませんね。

曲がっているような気もしますし、そうでないような気もする。。。

B777 Gear 10

まだ、機体は旋回中。

真後ろからそのメインギアを見ても、微妙に角度が変わっているかな?という感じ。

B777 Gear 11

丁度半分くらい回ったところ。地面の黄色い線に合わせて機体は方向を変えてます。

B777 Gear 12

どうでしょう?

3軸のメインギアの最後方の2輪、曲がってます?

B777 Gear 13

まもなく旋回終了。

もうちょっとアップにしないと分からないかな。。。。

B777 Gear 14

うーん、分からなかった。。。

次の写真はこの角度、日陰側の機体がきれいなので掲載してみました。

メインギアはまだ旋回中。

B777 Gear 15

こうして、ANAのBoeing777-300はタクシーウェイへと進んで行きました。

B777 Gear 16

どうでしょう?

私は、曲がっているようにも見え、曲がっていないようにも見えましたが。

確かに3軸あると、それなりの長さ(前後方向)になり、地上で方向を変えるときにギアに負荷が掛かりそうです。

さて、世間では3連休の最終日ですが、私は出社です。

ブログの記事更新、とりあえず続けておりますが、そろそろ。。。。

何とか頑張ります!!

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最近、2位に転落してしまい、ちょっと凹んでました。記事や写真が良くないのか、飽きられちゃったのかと・・・・

質の良い記事、見る価値のある記事の掲載にますます努力して行きたいと思います。

よろしくお願いいたします!!

8頭のクマ、北の大地に帰る

北の大地から真夏の太陽が照りつける大都会東京にやってきた8頭のクマさんたち。

(こちらに4頭、向こう側に4頭で、計8頭ね、念のため。。。)

クマ印の飛行機に乗って、楽しそう。

ADO B737 1

滞在時間はわずか1時間、上の写真が16時14分で下の写真は17時13分の撮影。

あっという間に北の大地にご帰還です。

向こうに到着することはきっと暗くなっていることでしょう。

ADO B737 2

マユゲのBoeing737-500(JA305K)はあっという間に羽田空港のRWY16Lから浮かび上がりました。

クマさんたち、お土産買う時間も無かったのかも。。。

ADO B737 3

東京湾を背景に上昇するベアドゥ・ドリーム。

ADO B737 4

海を飛び出し、夏の夕方の空を上昇し続ける。

ここで、夕日が当たっていればバッチリだったのに。。。。あいにくの日陰。

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ギアを格納し、夕日を受けて明るく光る雲を背景に上昇を続ける。

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ポケモンジェットもそうですが、こういった笑顔のキャラクターが描かれた飛行機って、

なんかホンワカした気分というか、柔らかな気分というか、明るい気持ちになれますよね。

いわゆる、癒し系?!

普段のギスギスした生活、緊張した生活、仕事のストレスで疲れた心身が和みますし、癒されます。

「笑顔」・「笑い」が心身の健康にとって非常に大切であることはよく知られていますが、

このような飛行機達を見ると、それを実感できます。

皆様、初秋とはいえ残暑がとても厳しく、猛烈な台風が近づきつつある3連休、いかがお過ごしでしょうか。

私は、昨日は仕事でしたが、今日は休み、でも明日はまた仕事で、連休はお預けです。

落ち着いたら10連休くらい休んでやる!!という意気込みで頑張ってます(^_^;)

西日本、特に九州の皆様は、台風16号にお気をつけ下さい!!

ANAジャンボの南風テイクオフ

皆様、昨日はご心配をおかけしました。

たくさんのお見舞いコメント、本当にありがとうございました。

プロジェクトの状況が状況なので、薬を飲んで痛みも和らいだので昼前には出社し、結局日付が変わる頃に帰宅するという1日になりました。

今日も、これから出社です(^_^;)

まだしばらく正念場が続くでしょう。。。 (正念場って続くんだっけ?!)

自分を奮い立たせる意味でも、今日はジャンボです!

ANAのジャンボ、プッシュバックから上昇まで。

まずはプッシュバック中のジャンボの姿。

機体はJA8965です。

ANA B747 1

RWY16Lからの離陸に向けてタキシングを開始。

この後姿、いつまで見られるんでしょう。

ANA B747 2

2階席になった機首部分、後頭部のライン、4本のメインギア、大きな垂直尾翼。

日陰側は鏡のように周囲の景色を映し出します。

ANA B747 3

世代交代しながらまだまだ活躍し続ける737と退役予定の747。

明暗?!

ANA B747 4

離陸滑走開始!

グングンと加速するジャンボを見ると、いつもワクワクします。

午後の光を受けてジャンボは走ります。

ANA B747 5

滑走路中間点手前でエアボーン。

トリトンブルーの青いラインが水平線と並行になり、更に上向いて水平線を突っ切るまでの姿が好きです。

こうしてみると、ANAの機体のデザインってスピード感のある、素敵なデザインですよね。

ANA B747 6

日陰に入っちゃいましたが、上昇を続けるジャンボ。

この日は視程も良く、東京湾対岸の千葉の工場群も良く見えました。

ANA B747 7

はるか房総半島の上空にはモクモクと夏の雲が立ち上がっていました。

ジャンボはその雲に向けて上昇していきます。

ギア・アップ!

客席に座っていると、グォーという音が、格納ドアが開くと一層大きくなり、グィーンという音がしてギアが引き込まれるのが分かります。

その後、格納ドアが閉まると、聴こえるのはエンジンの音とエアコンディショナーの音になる。

その数秒間が、「さぁ、上昇するぞ!」という感じがしてこれまた好きです!

ANA B747 8

空を飛ぶために最適な形になったジャンボ。

新千歳に向けて北の方向、左側に旋回を開始します。

ANA B747 9

先ほど背景になっていた大きな雲の手前を大きな弧を描きながら旋回します。

自然って大きいですねぇ。

大きなジャンボもこの積乱雲に比べたらちっぽけな存在。。。

ANA B747 10

もう1枚。

ANA B747 11

今日も、コメントの返信が書けずに、申し訳ありません!

これから支度して出社します。

今日中に帰ってくることができれば良いのですが。。。

明日は休めるのですが、次男の高校の文化祭での舞台を観にいかなくてはいけないし、

明後日はまた仕事。。。

さ、リポビタンゴールドを飲んで、出かけるとしますか!

皆様、良い連休を!!

ピカチュージャンボ

久しぶりのジャンボです!

ジャンボはジャンボでも黄色いジャンボ、ピカチュージャンボ♪

東京ゲートブリッジとお台場の観覧車を背景に離陸滑走中。

夕方になりかけたやわらかい太陽の光を浴びて、黄色い機体が明るく輝いていますね。

ピカチュー 1

ローテーション! 滑走路の中間点手前で機首を大きく引き上げます。

ダイナミックな機首上げ、テールが滑走路に近づいて、こするんじゃないかと見ている方がヒヤヒヤするくらい。。。

ピカチュー 2

機体と影が離れ、海と空の間を突っ切ります。

新千歳に向かう便、お客さんも一杯乗っているのでしょう、主翼がきれいにしなっています。

ピカチュー 3

ギア格納中。

このジャンボの上昇する後姿が好きなんです!!

ピカチュー 4

好きだからもう1枚。

黄色いジャンボには真っ青な空が良く似合います。

ピカチュー 5

ジャンボの離陸はいつ見ても、何度見てもいいですねぇ~

明日の記事もジャンボにしようかな。

ANAのジャンボは今年度中に退役とのこと。

Boeing787よりも数が少なくなってしまったBoeing747。

夏のジャンボは今年が最後になるのでしょう。

来年の夏、このシーンは見られない・・・・

そう思うと寂しくなります。

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