Boeing787のプッシュバックと展示

羽田空港の64番スポットに入ったANAのBoeing787″ドリームライナー”。
2時間ほどそこでいくつかの作業をした後に、移動の準備を始めました。
おっ! 初めてのプッシュバック体験?!
真新しいトー・バーが付けられ、トーイング・トラクターが接続され、L2ドアのPBBがはずされました。
B787 1
プッシュバックを待つ、Boeing787。
B787 2
いよいよプッシュバック開始!
これからどこへ行くのか・・・
トーイング・トラクターのウィンカーは左を示しています。
ノーズ・サウスのプッシュバックです。
B787 3
2機のA320を背景に機首を南に向けます。
この角度で見ると、ちょっと太めに見えますね!
B787 4
もうちょい、胴体横をしっかりと撮りたいということで。。。
B787 5
胴体横には「Dream Liner」の文字と、ダヴィンチのヘリコプターをベースにしたデザインに「e-flight」のマーク、ANAのロゴと「787」の大きな文字が描かれています。
シェブロン・ノズルのエンジンにはロールス・ロイスのロゴが描かれていますね。
Boeingの飛行機にロールス・ロイスのエンジン、なんか新鮮というか不思議な感じです。
B787 6
次は胴体後部のアップ。
垂直尾翼の先端、前部が綺麗な曲線を描いています。
主翼だけではなく、水平尾翼も垂直尾翼も進行方向に当たる前部は曲線になっていて機体全体が”流線型”のイメージですね。
B787 7
プッシュバックを続けるBoeing787。
向かう先は82番スポットです。
「82番スポットでどのように置かれるのか?!」
普段は小型の飛行機しか入らないスポット、お尻をこちらに向けて停めるのか?と
思いきや、そのままノーズをこちら側(展望デッキ側)にふり始めました。
B787 8
82番スポットのセンターラインを斜め切るようにプッシュバックは続きます。
「えーっ!」驚きと共に、嬉しさがこみ上げてきます。
これはまさしくお披露目というか展示の置き方!!
ANAさん、羽田空港さん、嬉しいことをしてくれるじゃありませんか!
B787 9
プッシュバック完了。トーイング・トラクターがはずされました。
第2ターミナルの展望デッキ南側にいた私たちからはほぼ正面というか対面するような
置き方です。
B787 10
ちょっと近づいてみます。
B787 11
もっと近づいてみます。
B787 12
さて、「あの置き方なら、展望デッキ北側に行けば、きっと・・・・」
仲間と共に展望デッキ北側へと行きました。
そこで見たものは、まさに”展示”状態にあるBoeing787″ドリームライナー”でした。
B787 13
次の岡山への出発は16時半頃の予定です。
それまでの約2時間ほどの間、ここにこうして展示?!
空の日のイベントで多くの人々でにぎわう羽田空港、第2ターミナル出発階南端ではBoeing787の客席モックが公開されたこの日、「とうとうANAのBoeing787が一般の我々にもその全容を明らかにしました!」という感じでした。
B787 14
Boeing787特集2日目はプッシュバックから展示駐機までの様子をお届けしました!
あと2回ほどBoeing787特集を続けます。
それにしても新しい、新鮮な形の飛行機ですね!
非常に多くの写真を撮影しましたが、掲載する写真を選ぶのに一苦労。。。
今日も結局14枚の写真を掲載してしまいました^^;
明日もちょっと多めかもしれません。

【号外】ドイツのVIPが来日、フランスのVIPが離日

号外です!
今日もまたまた羽田空港へ行ってまいりました。
目的は昨日来日したフランスの首相、フランソワ・フィヨン氏の帰国をお見送りするためです。
ところが。。。
羽田空港の第2ターミナル展望デッキに到着して早々に、RWY23にアプローチする4発機の姿が見えました!
「おっ!4発機。ジャンボじゃないな、A340!? どこのだ?!」
と500mmのレンズを目一杯伸ばして撮影しました。
見慣れないデザインで、どこの飛行機か分からずに撮影を続けます。。。
ドイツVIP 1
そしてRWY23に着陸。
垂直尾翼にドイツの国旗らしきマークが見えます。
ドイツ?!
どこのどいつだ?と思いながら撮影を継続。
ドイツVIP 2
スラストリバーサを作動させて減速するドイツのAirbus A340-300(?)。
手前には昨日の朝から沖停めされているキャセイのBoeing747-400の頭が見えます。
このキャセイのジャンボは故障中だそうで、パーツの到着待ちらしいです。
ドイツVIP 3
“フォロー・ミー・カー”に先導されてD滑走路からやってきます。
既にコックピットの窓の脇には日本とドイツの旗が立てられています。
ドイツVIP 4
第2ターミナルの前のタクシーウェイを地上滑走するドイツ連邦共和国の要人機。
10月23日から10月28日までの間日本を訪問するクリスティアン・ヴルフ・ドイツ連邦共和国大統領を乗せた特別機です。
ドイツはメルケル首相は有名ですが、大統領の名前は知りませんでした^^;
ドイツVIP 5
ドイツの旗は国旗というか、国章を描いた旗ですね。(国旗?!)
ドイツVIP 6
窓の列の下のラインもドイツの国旗に使われている色と同じ色で描かれています。
初めて見ました! ドイツの要人専用機!
ドイツVIP 7
さて、いったい何時に出発するのか分からなかったフランスの首相。
4時過ぎにようやく姿を現しました。
おフランスらしい、おしゃれなデザインです。
垂直尾翼のトリコロールがフランス!を主張しています。
フランスVIP 1
夕日を受けて羽田空港のRWY16Lをテイクオフ。
この飛行機に乗っているのは昨日来日したフランソワ・フィヨン・フランス共和国首相です。
サルコジ大統領の名前は知っていても、首相の名前は知りませんでした^^;
フランスVIP 2
最後に見せてくれました。
さすがフランスのA330-200(?)、綺麗なヴェイパーを引きながらの離陸です。
うっとり。。。。
フランスVIP 3
そしてフランスの要人専用機が離陸後、随行機が離陸しました。
やはりフランスですね。飛行機はダッソー・ファルコン 900でした。
しっかりとフランス空軍のマークが描かれています。
フランスVIP随行機 1
こちらも夕日を浴びてオレンジ色に光りながら上昇していきました。
この大きさでフランスまでノンストップで飛んでいくのでしょうか。。。。
フランスVIP随行機 2
フランスの首相のお見送りで出かけた羽田空港ですが、ドイツ大統領の来日に遭遇するというビッグなサプライズもあり、昨日の787と同じように大いに楽しみ、感動した羽田空港でした!!
明日はアメリカの国防長官が来日します。成田かな?羽田かな?羽田ならBoeing757の専用機で来るのでしょうか。
そして明後日にはイギリスのデービッド・キャメロン英国首相が来日します。
撮りに行きたいなぁ。。。。
というわけで号外を発信させていただきました!!
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第2ターミナルにやってきたドリームライナー!

とうとうあのBoeing787″ドリームライナー”が羽田空港の第2ターミナルのスポットにやってきました!!
今週末の天気予報は【雨】ということで、羽田空港行きはあきらめていました。
KIXからBoeing787がやってくることも知ってはいましたが、ランディングしたあとはどうせ202番スポットに行くんだろうな。。。と思っていたので、既に皆さんが撮られている着陸シーンを撮りにわざわざ行くこともないか。。。と考えていたのです。
ところが、金曜日の夜に素晴らしい情報が!
「Boeing787はKIXから到着後、64番スポットに入ります。」
えーっ!!
営業飛行前の飛行機が日中にターミナルビルのスポットに入る!?
これは初めてのことではないか!?
撮りに行かなくては!!ということで、雨が降ってはいましたが、「晴れ男」の異名を持つ自分を信じて、羽田空港へ行ってまいりました。
到着予定時刻は11時55分。しかし、10時前から第2ターミナル展望デッキ南側の64番スポットの真正面でBoeing787の到着を待ち始めました。
雨は一瞬止んでいて、「よし! このまま天気よもってくれ!」と思っていたのですが、
11時を過ぎた頃から傘が必要になるほどのざぁざぁ降りに。。。
「晴れ男ここまでか。。。」とあきらめかけていましたが、昨日は傘もポンチョもビニール袋もタオルも持参という完全装備で行ってましたので、雨でも何でも降ってきやがれ!それでもBoeing787のスポットインは撮る!というつもりで待ち続けました。
さすが「晴れ男」。
到着の少し前に、あれほど強く振っていた雨は上がりました。
ツイッターやFacebookでお世話になっている仲間も合流し、FR24をiPhoneでにらみ、ATCでアプローチ・コントロールをモニターしながら待ちました。
Boeing787、ANA9130便が大島を通過し、房総半島に入り、いよいよファイナルアプローチというところで、「RWY34Lへのアプローチを許可、タワーとコンタクトせよ」との交信が。。。。
もちろん、南のKIXから来るということで34Lだろうなという予想はしていて、着陸シーンは既に多くの航空ファンが撮影されているので、自分はスポットへの到着を!と考えていたのでそんなにがっかりはしませんでしたが、当日は空の日イベントや第2ターミナル出発階南端でBoeing787のモックアップの公開開始イベントなどがあったので、ANAが利用する第2ターミナル側のRWY34Rへの着陸もちょっとは期待していました。
が、まぁそんな期待はあっさりと裏切られたので、気持ちをリセットしてスポットへの到着を待ちました。
でも、第2ターミナル展望デッキの一番南端に行けば、アプローチの姿をちょこっとだけ見られる。。。
ということで、合流したお仲間さんに荷物を見ていてもらい、南端のフェンスへと走り、証拠写真程度にアプローチするBoeing787を撮影。
これがその写真です。。。。
B787 1
64番スポットでBoeing787を待っていましたが、どちらからやってくるか。。。
34Lに降りたのだから空港の北側をまわって来るかなと思いきや、第1ターミナルの展望デッキで着陸を撮影していた皆様へのサービスもあったのでしょう。
第1ターミナルの前を通って空港の南側からやってきました。
途中、沖停めしてあったキャセイのBoeing747-400とツーショット!
B787 2
いよいよANAのBoeig787″ドリームライナー”初号機とのご対面です。
雨にぬれた路面にその美しい姿がぼんやりと映ります。
つるんとした顔、大きな上反角を持つ主翼、シェブロンノズル(カリメロ型!?)のエンジン・・・
感動で胸が一杯になりました!!
B787 3
タクシーウェイからランプエリアに入ってきます。
ACLは今までの飛行機以上に撮りやすいですね。
主翼端の形、よく分かります。レイクドウィングチップ、後退角を持った翼端。
複合材料が使われるようになり、こういった形が容易に出来るようになったのでしょう。
B787 4
Boeig787を斜め前から、その全身が入るように。。。
この日は200-500mm、70-300mm、18-55mmの3本のレンズを持っていったのですが、
とっかえひっかえ大忙しで、レンズ交換をしながらスポットに入ってくるまでの一瞬一瞬を撮り逃さないことだけに集中して撮影しました。
B787 5
上空の雲がまた少し厚くなり、暗くなりましたが、787がいよいよ64番スポットへと進んできます。
B787 6
こちらに鼻先を向ける直前、真横からその顔を撮ります。
胴体先端部のカーブと一体化したキャノピー。
ちょっと下がった鼻先が愛嬌のある顔立ちに見えます。
B787 7
いよいよスポットインです。
ぬれた地面にその姿を映しながらゆっくりと向きを変えます。
そして、私たちが立つ64番スポットへと真っ直ぐとやってきます。
「キターっ!!」
そんな感じでシャッターを押し続けました。
B787 8
マーシャラーさんの誘導に従って、ゆっくりと64番スポットに入ったBoeing787″ドリームライナー”。
羽田空港の第2ターミナルビルへの初めての到着です。
(私にとって)
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PBBが慎重に慎重に接続されます。
右舷のコックピット脇には高所作業車も現れました。
いつもの倍以上のスタッフがBoeing787を取り囲み、作業を開始。
B787 10
スポットの正面からちょっと横に移動し、斜め前からの姿を撮影。
PBBはL1・L2の2箇所に接続されました。
Boeing767だとL1の1箇所のみなので、2箇所のBoeing787は乗り降りもスムースになりますね。
B787 11
もう一度、Boeing787を正面から。
ノーズギアの前に真新しいトー・バーが置かれていますが、これもBoeing787専用の新しいトー・バーです。
B787 12
さて、このBoeing787″ドリームライナー”ですが、このあと、何と82番スポットに移動したんです!
恐らく空の日イベントで空港に訪れた方々にその姿をお披露目するためであることは間違いありません。
だって、82番スポットといえば、普段はA320とかDHC-8、B737といった小型機しか止められない場所。
その82番スポットと隣のスポットの2つのスポットを占有し、胴体を斜めにして”展示”するかのようにBoeing787は停められたのです。
その様子はまた明日。。。
昨日はあまりにもたくさんの写真を撮影したので、3回に分けて掲載したいと思います。
今日は到着からスポットインまで。
明日は64番スポットから82番スポットへの移動と展示の様子。
そして最後はBoeing787″ドリームライナー”の細部をじっくりと。。。
という感じ。
ちなみに、Boeing787はこの後16時半頃に岡山に向けて飛び立っていったのですが、
私は大学時代の運動部常任委員会の同期と会う約束(いわゆる飲み会)があり、2時半頃に泣く泣く撤収しました。
大学時代の仲間とは年に1度ほどしか会えないのですが、Boeing787の離着陸は11月1日以降、何度でも見られるし、既にたくさんの航空ファンのサイトで見られますからね。。。(と自分に言い聞かせ。。。)
またまた8月28日以降撮影した写真の掲載が中断ということになってしまいましたが、
ご容赦願います<(_ _)>

FedExのトリプルセブントとヴェイパー

航空観閲式の感動もまだ覚めやらぬまま、写真は8月28日の成田に戻ります。
本日はFedExのBoeing777Fです。
私自身、なかなかB777Fとはなかなか縁がなく、飛んでいる姿を見ることは少なかったんですが、8月28日は離陸シーンを見られたばかりではなく、素敵な演出もありました。
FedExのMD-11Fは、滑走路の真ん中近くであっさりとエアボーンし、さっさと上昇してしまうので、さくらの山では見送るしか出来ないのが常ですが、Boeing777では。。。。
と期待していたのですが、Boeing777Fでもやはりあっさりとエアボーンしてしまいました。
荷物が少ないのかな。。。
まぁ、お腹しか見えなくてもBoeing777のカーゴはカッコいいですが。
FedEx B777F 1
大きな2つのエンジンを力強く轟かせながら頭上を通り過ぎていきます。
肉体美を感じます!?
FedEx B777F 2
そしていつもの斜め後ろから。。。といってもちょっと下過ぎますよね。
チョット角ばってはいますが、レイクドウィングチップがカッコいいBoeing777Fです。
FedEx B777F 3
青空の向こう側には薄い雲が!
そして主翼の上にはヴェイパーが!
FedEx B777F 4
白い雲と青空とヴェイパー。
綺麗な絵です。
FedEx B777F 5
ヴェイパーも白い雲が背景だと、グレーにかげります。
微妙に色が変化する様子は幻想的でした。
朝の羽田では虹色のヴェイパーを見られることも。。。
FedEx B777F 6
薄い雲を突き抜けた後も、主翼にその雲を引きづりながら上昇を続けます。
主翼を境に雲と青空。。不思議な光景です。
FedEx B777F 7
8月28日以降撮影した写真が出番を今か今かと待ってます。
セントレアの特集が割り込んだり、航空観閲式の特集が割り込んだりでなかなか出番がないですが、これからはそれらの写真を掲載して参りたいと思います。
若干季節外れな趣もありますが、しばらくお付き合いください。
あっ!、Boeing787に遭えたら急遽、差込があるかも知れません!
その際は、ご容赦願います。

地上展示機 in 航空観閲式

航空観閲式の写真、最後は地上展示機です。
全部で21機の飛行機がエプロンに整列していました。
その中から16機の写真を一挙に掲載させていただきます。
まずは航空観閲式の様子から。
エプロンに並ぶ航空機とその前に整列する陸・海・空の自衛官の皆さん。
空自音楽隊および陸自大隊、海自大隊、空自大隊×3の5大隊が整列していました。
壮観な眺めです。
全員がピシっとしていてカッコ良かった!
航空観閲式
まずはF-2。
正面から見てみるとキャノピーが雪ダルマの頭のように丸いのが分かります。
パイロットの視界はとても良いでしょうね!
F-2 1
こちらがF-2です。
数日前のブログ記事のコメントで教えていただきましたが、この色は海上迷彩というのだそうです。
対艦攻撃を行う任務を想定して、海上を低空で飛行したときに上空から発見されにくいように
海の色に溶け込む色だそうです。
F-2 2
次はF-15イーグル。
私は戦闘機の中で、このF-15イーグルが一番のお気に入りです。
今回は地上滑走のみで飛んでいるところを見られなかったのが残念でなりません。
F-15
スクランブルを見せてくれたF-4EJ改ファントムです。
かなり長い間、航空自衛隊で活躍している戦闘機ですね。
1960年から実戦配備され、ベトナム戦争でも活躍した戦闘機。
実は私が生まれる前から空を飛んでいたんですね!
ちなみに開発したアメリカでは既に全機が退役しています。
F-4EJ改
F-4を改造し、偵察機としたRF-4Eファントム。
地上を低空で飛ぶことを想定してなのか、地上迷彩色に塗られています。
RF-4E
こちらは観閲飛行も見せてくれたP-3Cです。
機首部分がYS-11に似ていたので、思わず近づいてドアップで。。。。
P-3C 1
プロペラが大きいですね。
レーダーやらカメラやら覗き窓やら哨戒任務に必要なもろもろが装備されているのでしょう。
P-3C 2
US-1/2。
日本の新明和工業が開発し、海上自衛隊で活躍する飛行艇です。
お腹はまるで船の底ですね。
車輪が小さく、短く、飛行機のお腹と地面の距離が短く、滑走路への着陸や離陸が難しそうです。。。
US-1/2
陸上自衛隊の戦闘ヘリコプター、AH-64D”アパッチ”。
AH-64D
同じく陸上自衛隊の対戦車ヘリコプター、AH-1S”コブラ”。
AH-1S
航空自衛隊の中型輸送機、C-1。
この飛行機を見たときには、なぜかホッとしました。
いつも見慣れた旅客機と似た形状だからでしょうか。
高翼、T字尾翼でカッコいいですよね!
C-1
4発プロペラの輸送機、C-130H”ハーキュリーズ”。
この飛行機はアメリカのいろいろな映画にも登場していますよね。
エアフォース・ワンで最後に大統領を救出したのもこの飛行機だったような。。。
C-130H
背中にUFOみたいな円盤を乗せたE-767。
ご覧になって分かるようにBoeing767を改造して作られた早期警戒管制機です。
Airborne Warning and Control Systemの略からAWACSとも呼ばれてますね。
このE-767を使っているのは日本の航空自衛隊だけのようです。
E-767 1
機首の直ぐ下から見上げることが出来ました!
感動。。。
E-767 2
こちらは航空自衛隊のT-4中等練習機。
実はブルーインパルスが使っているのがこのT-4です。
デザインが違うだけで、印象が大きく変わりますよね。。。
T-4
こちらも結構有名なヘリコプター、UH-60J救難ヘリコプターです。
「空へ」という映画の主役でしたが、カッコ良いです!!
UH-60J
観閲飛行を行ったU-125Aは捜索救難機ですが、このU-125は飛行点検機です。
航空航法設備などの点検に使われる飛行機ですね。
U-125
E-767と同じように背中に円盤を乗せたE-2C早期警戒機。
ホークアイとも呼ばれています。
E-2C
最後はU-4です。
ガルフストリーム社のビジネスジェット機ガルフストリームⅣと同型機で、指揮連絡、小型軽量貨物などの空輸、訓練支援などの多用途支援機です。
U-4
航空観閲式が終了してからの約1時間という短い時間での撮影、すべての航空機を撮影できませんでしたが、お腹一杯になりました。
地上展示では本日掲載した航空機のほか、UH-1、SH-60J、T-7、T-400、CH-47Jなどが展示されていました。
以上で、10月16日に行われた航空観閲式の写真はおしまいです。
本当に素晴らしい式を見せていただきました。
こうしてブログに写真を掲載しながらまだ、その余韻に浸っています。。。
今週末はまた天気が悪いようですね。。。
最近は週末になると天気が崩れる!
まだBoeing787の飛んでいるところ、見てないのに。
明日もお昼ちょっと前に関空から羽田にBoeing787が戻ってきます。
着陸を撮ろうかな。。。と思っていたのですが雨がひどそう。
今の時期、風邪が流行っているようですし、おとなしくしていようかな。。。
Boeing787はこれから撮影するチャンスはいくらでもありますし!

航空観閲式 その他② F-15イーグル

航空観閲式が行われた百里基地のハンガーでは、自衛隊の航空機が展示してありました。
F-15とF-2とUH-60の3機です。
時間の関係でF-15のみじっくりと見て、撮ってきたので、それを掲載します。
F-15イーグルです。
“観閲式”という式典のためか、周囲の壁は紅白の幕で飾られていました。
ハンガー内に展示の3機はコックピットも見学できるようになっていました。
F-15 1
エンジンのエア・インテークを真横から。
遠くから見ていては分かりませんが、機体にはいろいろと注意書きやら何やらがたくさん書かれています。
F-15 2
メインギアを真横から。
綺麗ですね!
F-15 3
コックピット部分を真横から。
カバーが一部あけられていて、何やら中身が見えるようになっていました。
コンピュータ?!やら配線がぎっしりと詰まっています。
F-15 4
20分ほど並んでいよいよコックピット見学へ。
まずはタラップの上から広い背中をパチリ。
F-15 5
そしてコックピット。
狭いですねー!
そして座席の周りには計器やスイッチ類がぎっしり。
F-15 6
F-15の計器盤。
航空機の計器は基本的に皆同じようなものですね。
姿勢と方位を示す計器がもっとも重要で大きく、真ん中に縦に並んでいます。
その右には高度計や昇降計や時計、そのさらに右にはエンジン関係の計器が並んでいます。
左側にはCRTがありますが、電源が入っていないので真っ暗。。。
F-15 7
コックピットの座席の後ろ部分。
8個の箱が並んでいます。
F-15 8
コックピットの見学を終え、そのまま胴体の右半分を取り囲むように工事現場の足場のようなものが組まれていましたので、その上を歩いていきます。
エア・インテークの横、主翼の少し前の部分では機銃が見えるようにカバーが開いていました。
エア・ブレーキも立てられています。
F-15 9
そして胴体中央部と主翼。
滑らかで綺麗な曲線で作られているんですね。
こちらも日本語で「踏むな」とか、いろいろと注意書きが。。。
F-15 10
主翼端から見渡してみました。
日の丸がピカピカに光っています!
F-15 11
こちらは右の水平尾翼です。
小さいですね~
あれ?エレベータが無い?!
そうなんです、F-15の水平尾翼にはエレベータが無く、この水平尾翼の迎え角を変えることでピッチコントロールを行うんですね。(たぶん)
F-15 12
最後にエンジンの噴出し口を真後ろから。
なんかゴツゴツしてますね。
エンジンの噴出し口は径が変えられるようになっているんですね。
径を小さくすれば噴出速度は増すからでしょう。
うーん、ゾクゾクしますね!!
F-15 13
このあと、地上展示機も一通り見なければ!ということで、ハンガー内の他のF-2やUH-60の見学はしぶしぶあきらめ、ハンガーをあとにしました。
本日はまた日帰りで名古屋に行ってまいります。
昨日から急に寒くなり、一気に冬の入り口?!になってしまったようです。
風邪も流行っているみたいですので皆様お気を付けて!!
明日はその地上展示機の写真を掲載し、航空観閲式の特集を終えたいと思います。

航空観閲式 その他①

航空観閲式の前に百里基地に着陸した輸送機です。
観閲式に参加する地方の隊員を運んできたのか。。。
まずは、観閲飛行も見せてくれた迷彩塗装のC-1です。
F-4ファントムが並ぶ滑走路エンド付近をファイナルアプローチ。
C-1 LDG 1
このくらいの大きさ・速度だと旅客機を撮りなれているので得意?!
メインギアの接地の瞬間をパチリ。
C-1 LDG 2
続いてやってきたのは鮮やかな水色の輸送機、C-130H。
湾岸戦争後のイラク派遣でテレビで何度か見た飛行機ですね。
おじろ鷲マークのファントムの上をアプローチしてきました。
C-130H LDG 1
こちらもランディングの瞬間をパチリ。
シャッタースピードをもう少し落とせばプロペラが回転して見えたのですが、
めったにない自衛隊機の撮影チャンス、ぶれたりボケたりするのが怖くて、シャッタースピードを早く設定したので、プロペラが止まって見えてしまいました^^;
C-130H LDG 2
こちらは観閲式の演目の一つ、「スクランブル発進」です。
小松基地の事故がなければF-15で行われるはずだったのだろうと思いますが、
「F-15の飛行は自粛」と某大臣がおっしゃったため、F-4で行われました。
おじろ鷲マークのF-4ファントムが勢いよく離陸しました。
F-4 TO 1
離陸後、速やかにギアを格納。
背景に見えるのは茨城空港のターミナルビルと、その前を展示飛行のために滑走路へと向かうブルーインパルスの隊列(1号機・2号機)です。
F-4 TO 2
離陸したF-4はしばらく低空で加速した後、一気に急上昇しました。
物凄い轟音、迫力!!!
F-4 TO 3
明日以降は航空観閲式の後に見学したハンガーの中の展示機や地上展示機の写真を掲載したいと思います。
あと2日ほど、自衛隊機の写真にお付き合い下さい!

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