コックピットの窓を拭く、コーパイさん

昨日に引き続き、今日もコックピットシリーズです。
北風が強く、冷え込み厳しい午後の羽田空港第2ターミナルのスポット。
出発準備中のANAのBoeing767の窓を、コーパイさん自ら拭いてました。
こっちはダウンのモコモコのコートを着て、寒さに震えながら写真を撮っているというのに、
半そで姿のコーパイさんは寒さにも負けず、窓から半身を乗り出して窓を拭いてます。
「ちょっとした汚れも気になるんだよね~、ん?! なかなかとれねーな、この汚れ・・」
窓を拭き拭き
窓拭き完了。
寒さのせいか、ちょっとぎこちない動作で機内に体を戻しました。
窓拭き完了
“ギーコ、ギーコ”
「最近じゃ、どんな車だってパワーウィンドウが着いてんのによー」
「グラスコックピットのBoeing767の窓が手動だなんて・・・」ブツブツ・・・
歯を食いしばって、窓を閉めるコーパイさん。
「寒いから早く閉めて・・」とキャプテンに言われているのでしょう。
パワーウィンドウならいいのに
窓閉め完了。
「上良し!」
上良し
「下良し!」
安全第一、指差し確認で窓が閉まったことをきちんと確認します。
下良し
到着と出発の間に整備の方が窓を拭く姿は何度か見たことがありますが、
出発前にこうしてコーパイさん自らが窓を拭く姿は初めて見ました。
よっぽど気になったんでしょうね。
気になったらそのままにせず、フライト前に解決する!
安全に対する姿勢、素晴らしいです!!

スターアライアンスのコックピットから

紛らわしいタイトルですが、スターアライアンスのBoeing777のコックピットに入ったわけではありません。
なかなか楽しそうな会話が聞こえてきそうな風景を撮影しましたので、それを紹介させていただきます。
プッシュバックを開始直後、キャプテンが窓越しに左手を振ってくれました。
キャプテン:「風が強くて寒いのに展望デッキにあんなにたくさんの人がいるよ」
キャプテン:「お前も手を振ってやれよ」
キャプテンが手を振る
コーパイ:「えっ、マジすか?!」
コーパイ:「子供とか、綺麗な女性もいるんすかね?」
そう言って、コーパイは窓に顔を近づけて展望デッキを見た。。。
コーパイが展望デッキを見る
コーパイ:「僕のグローブ、昨日洗濯するの忘れちゃったんすよ。。。。」
コーパイ:「指も間違って全部きっちゃってるし。。。。」
コーパイ:「ま、いっか」
そういってコーパイは開き直って両手を振った。
コーパイが両手を振る
キャプテン:「おっ! お前、両手か!・・・ じゃ、私も両手で・・・」
キャプテンは改めて両手を振った。
顔は計器盤を見ている、ちょっと恥ずかしそう。。。
キャプテンも両手を振る
こんな会話があったかどうかは知りませんが、ANAのスターアライアンス塗装のBoeing777-200(JA712A)はプッシュバックを続けてます。
プッシュバック
プッシュバックが終わり、トーイングトラクターが切り離され、インターフォンもディスコネクト。
エンジンも始動し、いよいよタキシング開始。
キャプテン:「チェック ライトサイド」
コーパイ:「行ってきまーす! ありがとうございました!」
コーパイ:「えっ?! あっ! マイサイドクリア」
コーパイが行ってきますと手を振る
明るく、やさしい二人のパイロットが操縦するスターアライアンスのB777は地上スタッフに手を振って見送られてゆっくりとスポットを出て行きました。
地上スタッフが手を振る
コーパイ:「V2・・・・ポジティブ!」
キャプテン:「ライトサイドからの風が強いね。。 ギアアップ!」
飛行機は強風の吹き荒れる羽田空港のRWY34Rを離陸していきました。
スタアラが離陸
記事中の会話はすべてAirmanの勝手な想像です。。。。
飛行機という巨大な最新技術の粋を集めたマシンに、人間の温かみを感じたシーンでした。
飛行機を操るのは暖かな血の通った人間。
人とマシンが一体となり、多くの人々の夢や希望、目的地への想いを届ける安全な空の旅が実現されます。
やっぱり、展望デッキ通いはやめられませんね。。。。
ちゃんと、撮影しながらも私も手を振りました!!
(コーパイが展望デッキを覗き込んでいるとき。。。)

ジャンボ テイクオフ RWY34R

3月26日、強い北風の中、羽田空港のRWY34Rを離陸するジャンボたちがいました。
あのジャンボでさえ、滑走路を半分も使わずに軽がると離陸、第2ターミナルの展望デッキから、
その美しい上昇する姿を撮影できました。
まずはお花ジャンボ。
背景にはようやくつながった東京臨海大橋(東京ゲートブリッジ)が見えます。
お花ジャンボ
次は大韓航空のジャンボ。
この滑走路と海と空の並行な線を貫くように上昇するジャンボの姿がすきなんですよね。。。
大韓航空ジャンボ 1
羽田で見ることが出来るウィングレット付きの数少ない国際線用のジャンボ。
この日の大韓航空のジャンボはちょっと色あせて見えました。
大韓航空ジャンボ 2
ANAのピカチュージャンボ。
ピカチュージャンボ 1
ジャンボも離陸上昇の際には、綺麗な主翼のしなりを見せてくれます。
ピカチュージャンボ 2
ANAのトリトンブルーのジャンボ。
滑走路に移った影とのツーショット?!
ANAジャンボ 1
東京上空にあった積雲系の雲の手前を右に旋回。
雲と青空とジャンボ。
ANAジャンボ 2
ANAのジャンボをもう一つ。
羽田ではANAのジャンボはまだまだ大活躍中。
多い日では11機中6機位を見ることができます。
ANAジャンボ 3
滑走路の末端を越える頃にはギアは格納され、飛翔する姿になっていました。
この後姿、美しいですね。。。
ANAジャンボ 4
やっぱりジャンボはいいですねぇ。
ジャンボ好きの私としては、ついつい撮り過ぎてしまいます。
今回の5機も約120枚の中から選びました^^;
海と空とジャンボ。
まだまだ見ていたいですね!

Airbus A330 3連発 @羽田空港

羽田空港のRWY34Rを離陸するAirbus A330-300の3連発です。
普段の北風時にはRWY05を離陸に使う便も、この日はRWY34Rから離陸していました。
おかげで、このようなシーンを撮影することができました。
まずは中国東方航空のAirbus A330-300(B-6096)です。
B-6096 1
B-6096 2
B-6096 3
次はチャイナ・エアラインズのAirbus A330-300(B-18306)。
B-18306 1
B-18306 2
B-18306 3
そして、キャセイ・パシフィックのAirbus A330-300(B-HLA)。
このキャセイのA330の羽田空港での離陸シーンは初めて撮ることが出来ました!
B-HLA 1
B-HLA 2
B-HLA 3
ご覧のように東京湾の海面には白波が立ち、とても強い北風が吹いていました。
RWY05は横風がきつくなるためか、利用されていませんでした。
エアボーンもとても早く、滑走路の真ん中まで地上滑走することなく、どの飛行機もエアボーンしていました。
いよいよ3月最終週。
もうそろそろ桜の開花の声が聞こえてもよさそうなのに、まだまだ厳しい寒さが続いています。
そして、花粉は全開!?
いままでは薬で症状を押さえ込んでいたのですが、昨日はほとんど効き目なし。。。
鼻をかみすぎて鼻の下が痛いし、目は充血して血走った状態。
いつまで続くんでしょうね・・・・。

上海航空、変わった?!

昨日(3月26日)、久しぶりに羽田空港へ行ってきました。
新鶴丸のJALの飛行機や、「ありがとう」ステッカー付きのA300-600Rが目的だったのですが、
その目的は果たせず、特に目新しいものがない・・・とがっかり仕掛けていたときにそれはやってきました。
まずは、今年2月末に撮影した上海航空のBoeing767です。
すでに羽田空港ではおなじみとなった飛行機です。
上海航空 B767
そしてこちらが昨日見た上海航空の飛行機。
Boeing737-800でした。
しかもデザインが違う!!
上海航空 B737-800
「上海航空」の漢字のロゴはともかく、波打つような胴体横のラインはとてもおしゃれです。
エア・タヒチ・ヌイといい、先日First Flightを行ったBoeing747-8 Intercontinentalといい、胴体横のラインを直線ではなく、こういった曲線にしていますが、今後の流行になるのでしょうか。
上海航空 B737-800 2
ウィングレットにもきちんと上海航空のロゴマークが描かれています。
もちろん、上海航空のBoeing737-800を見たのは初めて!
上海航空 B737-800 3
この上海航空のBoeing737-800が見られたことが大きな収穫でしたが、ほかにもありました。
北からの風がとても強く、RWY05では横風となるため、離陸はすべてRWY34Rで行われていました。
そのため、RWY05が使われているときにはそちらを使う便も、この日はRWY34Rから離陸し、間近に見ることが出来ました。
RWY05が使われると、地上のタキシングは撮影できても、離陸は遠すぎて撮影できないんですよね。
RWY05が使われていなかったせいか、14時過ぎくらいからは常にRWY34Rの離陸待ちの行列が出来るていました。
やはり、離陸を2本の滑走路で行うことが出来るようになったことはこうした離陸待ちを解消する効果があったのだと改めて確認できました。
とても強く・冷たい北風で展望デッキは寒かったのですが、なかなかデッキを離れられない羽田空港の午後でした。

ルフトハンザのAirbus A340

私がもっともお気に入りのデザインの航空会社、フルトハンザ。
そのルフトハンザのAirbus A340のテイクオフシーンは本当に惚れ惚れとします。
今日は以前撮影した写真からの掲載ですが、そんな美しいルフトハンザのA340のテイクオフシーンです。
まずはAirbus A340-300(A-AIGP)です。
LH A340 1
LH A340 2
そしてAirbus A340-600(D-AIHO)。
A340-300の航続距離を伸ばし、席数を増やした機体で翼とエンジンが変更されましたた。
胴体はA340-300から主翼前方へ5.88 m, 後方へ3.2 m延長されています。
747-8が登場するまで民間航空機では、世界最長でした。
座席数では、その配置によってはBoeing747-400と同程度の座席数を持つことも可能です。
LH A340 3
LH A340 4
LH A340 5
LH A340 6
LH A340 7
LH A340 8
久しぶりに私らしいというか、いつものAirmanの飛行機写真館の写真に戻った?!
ここ数日は綺麗な写真や風景画っぽい写真でしたから。。。
今日は本当に良い天気です!
久しぶりに羽田空港へ出かけてこようと思います。
ステッカー付きのA300、鶴丸ジャンボ・・・見られるか?!

飛行機と光

朝夕の太陽の光は飛行機を美しく見せる演出家です。
ガンダムジェットが昇りたての朝日を正面から受けてタキシングしていきます。
ガンダムジェット
Boeing747の特徴のある形。
胴体が鏡のように周囲の風景を映し出しています。
ジャンボ
夕方、第2ターミナルに太陽が沈もうとしているとき。
プッシュバックを終えたBoeing747の1階席は既に日没を迎えています。
ジャンボ ノーズ
タキシングを開始直後、地上で手を振る支援スタッフに手を振って応えるコーパイロット。
展望デッキから撮影するとき、コレが楽しみなんですよね。
ジャンボ 行ってきます
早朝の羽田空港第2ターミナル。
RWY05を離陸するANAのBoeing737-800が
昇ったばかりの太陽がオレンジ色に染める空の中を上昇していきました。
Boeing737-800
早朝や夕方の空港は、日中の空港とは違った飛行機を見せてくれます。
光の演出。
綺麗ですね。
いつもの飛行機が特別塗装を施したかのように色を変え、デザインを変えます。
そして、同じ光景は2度と見ることが出来ない。
そのとき、そのとき、雲・太陽の位置・飛行機の位置によって見え方は変化します。
こういう飛行機の見方もあるんだなぁと思いました。

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