羽田空港 RWY22 APPROACH

城南島の見どころパート2です。
羽田空港のRWY22にアプローチする飛行機たちです。
2010年10月に新国際線ターミナルがオープンし、国際線が増えました。
成田空港にはまだまだ及びませんし、早朝・深夜の便が多く、日中帯は2010年10月以前から就航していたアジア方面の便が多いのですが、それでも少しにぎやかになりました。
まずはチャイナエアラインのAirbus A330です。
機体の下面はこのようになっていたんですね。
水色に塗られていて、前輪のまわりが白いです。
CI A330
続いて、中国東方航空のA321-200です。
ANAやSFJのA320の兄弟ですが、A320より約7mほど胴体がストレッチされてます。
MU A321
キャセイパシフィックのBoeing777。
香港からのCX548便、13時台に到着するのですが、実はジャンボを期待していました。。。
CX B777
ANAのBoeing767。
もはや羽田空港の”主”的な存在。
この日もたくさんのトリトンブルーのB767に会いました。
ANA B767
ANAのBoeing737。
機首部分とウィングレットを同じフレームに入れる・・・なかなかタイミングが合わないんです^^;
こちらもB767とともに羽田空港で最もよく見る飛行機です。
ANA B737
そして、JALのBoeing777。
このクラスの(大きさの)飛行機が来てくれるとワクワクしました。
いままではそんなことなかったのですが、なぜかこの日は大型旅客機が少なく、
B737やB767が非常に多かったのです。
ジャンボは昨日掲載の1機だけ。トリプルセブンが来てくれるだけでうれしい感じがしたものです。
JAL B777
3連休の中日、今日は天気も良くなるという予報。
今は空気がひんやりとしていて雲が多いですが、この後気温はぐんぐんと上がり、青空が広がるという予報。
成田空港へ行くか、羽田空港へ行くか悩んでいましたが、今日は羽田空港へ出かけることにします。
新国際線ターミナル・第1ターミナル・第2ターミナルを巡回してみようかと思います。

城南島の見どころ

城南島の見どころというか、楽しみの一つは”頭上を通過する飛行機の迫力”ですね。
滑走路まで1km弱のところにある城南島海浜公園では、南風の日、RWY22にアプローチする飛行機を眺めることができます。
300mmのレンズで画面一杯に、その細部まで見ることができる!
航空ファンにはたまらない場所です。
まずは、JALのONE WORLD塗装のBoeing777。
南中時刻を過ぎた太陽がきらりと機体に光り、胴体下面にはきらめく海面が反射しています。
JAL B777
スターフライヤーの小さなAirbus A320もこの通り。
SFJ A320
JALのBoeing767の機首部分にぐーっと寄ってみました。
窓に顔をつけて外を見ている人がいたら、見えるでしょうね。
JAL B767
そして、ANAのBoeing747-400D。
これはド迫力です!
頭上を覆うようにその大きな飛行機はアプローチしていきます。
ANA B747
ANAのAirbus A320。
頭上を通過した直後の、機首部分とエンジンとギア(車輪)が見えるこの角度が結構気に入ってます。
ANA A320
カラフルな装いのスカイネットアジア航空のBoeing737。
こうしてみて分かったのですが、この機体に描かれている青い数本の線は、
南国の海岸に押し寄せる波を表現していたんですね。(たぶん)
SNA B737
昨年の10月以来、羽田空港の運用が変わりました。
それまでは南風だとRWY16Lを使っていたのですが、今ではRWY23・RWY22を使いようになり、こういったシーンを頻繁に見ることができるようになりました。
VOR-Cアプローチがなくなり、東京カーブのひねりがみられなくなったのは残念ですが、
頭上を通過する飛行機を間近で見られるRWY22アプローチがみられるようになったので城南島は引き続き、航空ファンを楽しませてくれるポイントですね。

KOREAN AIR CARGOのB747-400BCFの豪快な成田ランディング

桜の木の向こう側から水色のジャンボがやってきました。
「いつもの見慣れたジャンボ」
そう思っていたら、ちょっと違います。
機体に書かれている文字の数が多い?!
KAL B744F 1
「KOREAN AIR CARGO」
初物でした。
しかも、BCF。
AFやMASのカーゴは2階席が短いBoeing747-400の貨物専用機ですが、こちらは2階席が旅客型と同じように長く、窓が付いています。
旅客機を貨物機に改造したタイプです。
KAL B744F 2
よく見ると、ドアもついてますし、窓のあとも見えます。
KAL B744F 3
「豪快な・・」とタイトルにつけましたが、ここまではいたって普通のアプローチ。。。。
成田の二つの管制塔をバックにRWY16Rにアプローチしていきます。
KAL B744F 4
さぁ、まもなく接地です。
KAL B744F 5
ドスン!
という音が聞こえたわけではありませんが、そんな感じのランディング。
タイヤから悲鳴のように白い煙が上がります。
大量の白煙は飛行機の後流で渦を巻くほど。
ウィンドソックがちょっと邪魔ですが、この豪快な白煙は掲載したくて無視することに・・・・
KAL B744F 6
お客さんが人間ではなく、貨物だとパイロットも油断するのでしょうか。。。
フレアのタイミングがちょっと遅れちゃったのかも知れませんね。
とはいえ、見ている側からするとこれもまたシャッターチャンス。
楽しませていただきました^^;

Japan Endless Discovery

“訪日観光を海外市場でPRする際などに使用するキャッチフレーズ・ロゴとして、2003年のビジット・ジャパン・キャンペーン開始以来使用してきた”Yokoso! Japan”を「モデルチェンジ」することとし、このたび新しいキャッチフレーズ・ロゴを選定しました。
 この”Japan. Endless Discovery.”という新キャッチフレーズは、「尽きることのない感動に出会える国、日本」という意味合いで、海外の方々に何度も日本にお越し頂き、その都度、桜に代表される我が国の豊かな自然、あるいは歴史、伝統文化や現代の文化、食、地域の人々の暮らしといった日本の多種多様な観光資源を是非深く知って頂きたいという気持ちを込めています。”
観光庁HPより。
その”Japan. Endless Discovery.”をラッピングしたANAのBoeing767-300ER(JA613A)が成田空港のRWY16Rにアプローチしてきました。
ANA B767 1
斜めのブルーのラインがあるため、”Japan. Endless Discovery.”はちょっと上の方にラッピングされていて、見えにくいです。。。
ANA B767 2
ランディング直前、エンジン排気が背景をにじませます。
ANA B767 3
夏の大敵、地面からの熱によるユラユラ(メラメラ)でにじんでいますが、接地の瞬間です。
ANA B767 4
震災後の成田空港、外国からの観光客の数は激減したといいます。
被災地は大きな被害を受け、今もその爪あとは残っていますが、日本にはまだまだ美しい風景がたくさんあります。
是非、日本にお越し頂き、そんな風景や、頑張っている日本の姿をじかに見ていただきたいですね。
頑張っている日本といえば、
昨日の女子フィギュアスケートの世界選手権で、日本の安藤美姫選手が見事優勝しましたね!
前日のショートプログラムでは韓国のキムヨナ選手に0.33の差で2位の位置につけていましたが、2日目のフリープログラムで見事逆転優勝。
3月に東京開催の予定が、東日本大震災の影響で開催地と開催日程が大きく変更された大会で、再調整が難しい中、見事な演技でした。
うれしいですね!!

ANAのトリプルセブン 成田ランディング

ANAのBoeing777-300ER(JA733A)。
成田空港のRWY16Rへのアプローチ。
このトリプルセブンもジャンボが退役しつつある現在、威風堂々とした雰囲気を感じるようになって来ました。
“これからの世界の空は俺に任せておけ!”
そんな感じです。
ANA B777 1
-300と-200の明らかな違いは胴体の長さ。
-200は4つドアですが、-300は胴体が長くなりドアも5つあります。
胴体が長い分、垂直尾翼が少し小さく見えます。
ANA B777 2
翼端にピントがあってしまい、機種部分がちょっとぼけちゃいました。
成田タワーをバックにファイナルアプローチ。
鳥が着地する寸前に翼を立て、前後に羽ばたく姿を髣髴させるフラップ。
空気を翼の下にがっちりとつかんでいるようです。
ANA B777 3
このころコックピットでは接地までの高度のカウントダウンが鳴り響いていることでしょう。
50・・・30・・・20・・・
ANA B777 4
そして接地直前。
前の写真と比べてみると分かるとおり、フレア(引き起こし)を行って、機首がやや持ち上げられています。
機首を引き起こして揚力を増し、それまでの降下率を減じています。
この引き起こしのタイミングがなかなか難しいんですよね。。。。
ANA B777 5
そしてランディング。
長い海外からのフライト、お疲れ様でした。
ANA B777 6
成田空港周辺にはいくつかの撮影スポットがあり、いろいろな写真を撮ることが出来ますが、
このさくらの山から見るRWY16Rへのアプローチからランディングが一番気に入ってます。
海外からの長いフライトの最後、締めくくりの姿。
飛行機が地上に戻る緊張感。
飛行機との距離感。
Bランが本格的に運用されるようになってからRWY16Rへのアプローチはかなり減ってしまいました。
それでも時々はこのようにその姿を見ることができる南風の日、成田のさくらの山は興奮に包まれます。

JAL Airbus A300-600RのRWY22 Landing

2011年3月末で全機退役か・・・といわれていたJALのAirbus A300-600R。
震災後の鉄道・高速道路網の被害の影響で、青森を含む東北の空港との人員・物資の大量輸送の必要性からその退役は延期となり、今も元気に飛んでいます。
とはいえ、その数は急激に減り、羽田空港に長い時間いても、なかなかお目にかかることができません。
この日も、ようやく会えたのが今日掲載する1機です。
モクモクと沸き立つ積雲群を背景に羽田空港のRWY22にAirbus A300-600R(JA016D)がアプローチしてきました。
できればJA8375(JAS時代に導入されたA300-600Rの初号機で「ありがとう」ステッカー付き)に会いたかった。。。
JAL A300 1
この荒地の中のランウェイに着陸するのでは?と思うようなシーンがなかなか気に入ってます。
京浜島ならではですね。
JAL A300 2
接地の瞬間というか、直前。
地面と機体の角度は結構ありますね。
JAL A300 3
接地直後、接地したメインギアからは白い煙が上がります。
停止していた車輪がいきなり200km/h以上の速度で回転するのですから、ものすごいエネルギーが発生するのでしょう。
JAL A300 4
京浜島名物?! 管制塔をバックに滑走路を疾駆する飛行機。
機体にフォーカスしてるので、新管制塔の首がちょん切れてしまいました。。。
JAL A300 5
RWY22にランディングしたA300。
第1ターミナルに並ぶJALの仲間を背景に減速しています。
JAL A300 6
これはおまけの1枚でしょう。。
RWY16Rから離陸使用としている上海航空のBoeing767が入っていたので、掲載しちゃいました。
JAL A300 7
今、現役で飛んでいるJALのA300は何機いるのでしょうか。
JA8375は飛んでいるのか?
そして、全機退役となるのはいつなのか?
ラストフライトはいつなのか?
デビューから20年近く飛んできたAirbus A300-600R、そのラストスパートはしっかりと見ておきたいものです。

エンブラエル 170をいろんな角度から見てみる

エンブラエル 170、ブラジル製の飛行機。
日本の型式証明ではエンブラエル式ERJ170-100STDで登録されているらしいが、
エンブラエル社ではE-JetということでRJはつけない呼称を使っている。
(リージョナルジェットではない!という主張。。。)
ちょっと前までは、羽田ではなかなかお目にかかれない飛行機・・と思っていましたが、
この日は3機も見ました。
飛行機の小型化が加速し、増えているのでしょうか。
まずはJA210J。
城南島でRWY22へのアプローチ機を撮る時の定番のカット?!
JA220J 1
そしてギアにフォーカス!
JA220J 2
頭上を通過直後の後姿。
JA220J 3
続いてJA211J。
機体前半分をクローズアップ。
小型機でもここまでアップで見ることが出来るのだから、城南島でみるRWY22アプローチはやっぱり嬉しい。
JA221J 1
そして、、、
また、ギアのアップ。
この機体は黒く汚れてる・・・
JA221J 2
この斜め下からアプローチ機を撮影するのも私のお気に入り。
飛行機の頑張っている感じというか、真剣にアプローチしている様子が感じられる。
JA221J 3
最後にJA212J。
E170のアプローチ姿、斜め前下からの全体像。
JA212J 1
ノーズ部分のアップ。
小さい飛行機でも必要な装置は大型機と一緒。
だから密度が高く、いろいろとくっついているように見える。
JA212J 2
またまた、ギアのアップ。
お腹にもパッチワークのように、いろいろな”ふた”があるように見える。
これも小さい飛行機だから密集しているのか、穴が多い飛行機なのか。
JA212J 3
4月24日の羽田空港は、本当に小型機が多いという感じがしました。
Boeing747はもちろん、Boeing777も少なかったのでは?
主役はBoeing737とBoeing767?!
震災の影響もあるのでしょう、ゴールデンウィークの海外旅行客も例年の半分くらいに
減っている(予約ベース)というニュースもありました。
ビジネス客は戻りつつあるとのことですが、旅行客は減っているのでしょう。
ANAのジャンボも沖スポットに固まって泊まってました。
小型機もこうしてアップで撮影するとなかなか迫力があり、良いのですが、
出来れば大型機をもっと見たいですね。

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